バンダイ:Refinements:MG 1/100 キュベレイ AMX-004−ユルコロ情報

美しい！作りやすい！

　プロポーションもいいですし、短時間で組み上げられますし、バインダーの裏を赤スプレーで塗装し、極細マッキーですみ入れするだけで初心者でも完璧なキュベレイが出来上がります！見た目、作りやすさ，価格などあわせてこれがMG最高のキットだと思います。ハマーン様命の社会人の方には、梅雨の休日に童心に返って気分転換がお手軽にできます。おすすめ

メーカー：バンダイ

大迫力！！

　ＨＧＵＣも作った事があるのですが、このＭＧは頭が丁度良い按排で実にカッコ良い。
腰に手を当てるポーズも様になるし、特に色を塗らなくてもしっかり色が付いているので素組みしても結構イケてます。
墨入れした方がいいに決まってますがね。
ちょっと大きいので邪魔になりますが、場所に余裕のある方は是非作ってみては如何でしょうか。

完璧キュベレイ

　　全MS中でも有数のプロポーションとスタイリングの美しさを持つキュベレイ。そのキュベレイの立体物は、本放送当時の1/220の無残な出来以来、メーカー、モデラーともに、苦闘の歴史でした。
　このMG版は、そうした試行錯誤の末に実現した、完璧に近いプロポーションとスタイリングをもっています。
　下の設定画に無い内部メカ表現も、永野メカを意識した板バネ状表現など、違和感ないものになっています

ええい！この俗物が！！（ｂｙハマーン様）

　　ハマーン・カーン専用機のキュベレイ。
耽美だ。蓮のような白さに凛とした力強さ。
ハマーンを象徴するかのように。
・・・ちなみに、キュベレイはギリシャ神話に実在する名前だそうだ。
ハマーン・カーンについては、‘ハーマン・カーン’という人物がいるらしい。（ゴメン、名前間違っているかも）

トンガリ帽子、ＭＳ版

　　Ｚガンダムの中で永野護氏がデザインしたＭＳはいくつかあるが、キュベレイはハンブラビとともに、クリンナップまで氏自身がこなしたデザインである。

　ＭＳは兵器というよりキャラクター、と考える、氏ならではのコンセプトのデザインと言えよう。放映当初の評価はあまり芳しいものではなかったと記憶している。が、昨今の評価は“最も美しいＭＳ”とまで言われるようになった。これは偏にハマーン・カーンというキャラクターと、劇中で使われた印象によるものなのだろう。やはりアニメメカはデザインだけで成立するものではないのだな、と思う。

　前置きが長くなったが、キットはＭＧ屈指の出来だ。独特の曲面構造も見事に成型されている。願わくばこの完成度をサザビーにもお願いしたかった･･･手は可動指と、握り手、開いた手が入っており、どれも良い出来である。中でも開いた手は、開き加減など表情がよく、このキットの完成度アップによく貢献している。肩幅が広いので案外大きい。

　気になる点はほとんどどないのだが、二の腕側の肘関節がボールジョイントになっているが、ここが少しぐらつきやすい。可能ならば瞬接でボール側を太らしてやったほうがいいかもしれない。腿の横にある穴はなんとスライド金型を使用しており、開発側がいかに合わせ目を目立たなくしようとしているか、その挑戦意欲等、開発側の思惑が見て取れて面白い。

　各インナーフレームは、同じ永野氏デザインの“ファイブスターストーリー”のＭＨを思わせるような意匠が取り入れられているが、個人的にこれは少しやりすぎな感はある。だが、そこはほとんど見えないところなので、気になる人は少数派かと思う。

　肩バインダーの成型は見事だが、金型の都合か、縁がいささか厚いものとなっているので、腕に自身がある人はうすうす攻撃をしてみてもいいかも。

　白い外装部分はパール処理が施されているが、素最近知った話だと、キュベレイは実はつや消し白だそうである（ハイライトなんて入れたらダメみたい･･･）

　尚、キュベレイの元ネタはエルメス。その相性であったトンガリ帽子を巧くデザインとして成立させた、なかなか良いデザインである、背中ににその証拠として、L-MESと刻印されている。そういう遊びもまた良し。

　
　

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