戦争:プライベート・ライアン アドバンスト・コレクターズ・エディシ [DVD]−ユルコロ情報

真実を告げる映画として頂点に立つ作品

　スピルバーグ監督はこの作品で、戦争がどれほど残酷で愚かなものか、究極のリアリティと臨場感を持って提言している。もっとも過激な冒頭の戦闘シーンは、戦闘の実態や、極限状態に陥った人間の心身の状態を最高のテクノロジーを駆使し完璧なまでに表現している。ストーリーに文学のような緻密さはないものの、人間の強さや弱さ、愚かさ、はかなさを伝える全ての要素が含まれている。多くのシーンで「自分だったら、こんな時どうするだろうか」と考えさせられるが、どんなイメージも浮かばないのだ。それは、恐らくこの映画が限りなく真実に近いからだろう。この映画を見終わったとき、誰もが戦争という人類最大の汚点について深考させられるはずだ。

メーカー：パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

過去の映画へのオマージュ

　今までにない映画を生み出す…そんなスピルバーグの作風の中で本作は過去の映画のオマージュのようにも感じる。

本作が気に入った方はブライアン・G・ハットン監督の傑作戦争活劇「戦略大作戦」や黒沢明監督の「七人の侍」を観て欲しい。

特に「戦略大作戦」と本作はカメラアングルや演出の上でもほとんど重なる場面が驚くほどにあります。

「戦略大作戦」は「自分たちの為に」敵地奥深くへ侵入するのに対して本作は、戦争の勝利の為…という設定の違いはありますが、根本においては相通じる点があります。

個人的には「戦略大作戦」の方が好きかな…

スピルバーグ軍神の戦争映画

　内容は、簡単に言えば一兵士をミラー大尉率いる小隊が敵陣奥地に救出に行くと言う内容ですが、スティルバーグ監督のリアりズムな映像でいいんですが、出来ればもう少し救出に向かう小隊の兵士の内面をもう少し掘り下げて欲しかつた。熱燗は、最初の１５分〜２０分の上陸戦闘シーンぐらいかな〜。と言う事で、星４つにしました。どちらかと言うとお勧めは、上陸以降の戦闘物語バンド・オブ・ブラザースがお勧めです。やつぱり、コンバツトが最高かな！私の購入したのはアドバンス・コレクターズ・エディションですが、良くチエックせずに購入したせいで、日本語吹き替えがなかつたので残念でした。日本語吹き替えでも映画を見たかつたょ〜皆さんも、購入する前は良くチエックした方がいいですよ。

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