Archive:チョコレート・ファイター [DVD]−ユルコロ情報

良かったです

　予告を見て観るのを愉しみにしていました。

難しいことなしに僕はとても彼女のアクションに興奮しました。
観ながら凄い〜！と何度も叫んでしまいした。
阿部ちゃんの殺陣も迫力あって格好良かった！

レンタルで観たのでセル版を購入しようと思います。

メーカー：東宝

好きな映画BEST1になりました。

　こんな映画探してました。

今まで女性が格闘する映画を色々観てきましたが、
自分の中では、ミラ・ジョボビッチ、チャン・ツィイー、ミシェル・ヨーを超えたと思いました。
思わず男性アクション俳優と比較してしまいそうなほどです。
というか、少し倍速にしているジャッキーのスピードくらいのアクションを
ジージャーはノーマル速度でやってしまいます。

実際にもタイのテコンドーチャンピオンの「ジージャー・ヤーニン」演じるZENの格闘アクションに一目で惹きこまれました。
ストーリーについては賛否両論あり、その気持ちも分かりますが、
ストーリーのために観ないのは勿体ないほどの素晴らしいアクションです。

これほどの女優が日本ではそれほど人気が出ていないのが不思議です。
次回作の「レイジングフェニックス」も観たいのに、日本で公開されるかも分からない状態で、
是非、日本でも人気が出て欲しいと思います。

成長と回帰

　ゼン役のジージャーちゃんのアクションは、劇中にも見られるトニー・ジャーと比べると見劣りするかもしれません。
しかし、最初の格闘からラスト迄で、明らかにアクションのクオリティは上がっており、物語の進む過程での成長が表れています。
ただ、話が進むにつれ悪玉の印象が薄れていたり、あの小僧は構成上最後のアクションシーンとしてぶつけるべきだったと思います。
また最後のシーンは、これまでのカタストロフィから掛け離れた、まるで違う映画のような暖かさと寂しさが伝わりました。
言うならば劇画のような痛快感から、冷や水をあびせ現実にたち戻さたような感覚でした。
監督は貫徹したリアリストなんですかね。

爽快アクション

　ストーリーも別につまらない訳では無いですが、
主演ジージャーのアクションシーンを堪能する映画です！それに尽きます！

彼女只者じゃないです。一切手抜き、妥協なしの時代に反する本物アクションの数々。
あどけない表情から繰り広げられるトリッキーでアクロバチックな技。
このギャップがまたいいです。今後引っ張りだこになりそうですね。

色んな場面で格闘が行われますが、そこのロケを活かしたアイディアに思わずニンマリします。

うわっ！

　というのが、初めて観たときの感想です。

賛否要論の声があるようですが、私は大好きです。
確かに、子供にみせられるかどうかは微妙ですが、
これはそういう映画なので、まあ良いのではないでしょうか。
マフィア・セックス・暴力など、実際に存在するものですし。

私も、５・６人の男性に絡まれて、やむを得なく暴力を振るって
全員をボコボコにてしまったことがありますが。
正当防衛です。
自分の身は自分で守らないといけないご時世ですからね。

アクションがB級だと云われておりますが、あれだけカラダを
動かすことは大変ですよ。
ましてノースタント。
相当ケガもしたのではないでしょうか。
主人公のコだけではなく、やられ役の方々も。
実際、何かしら格闘技を身につけている方は分かると思いますが、
あれだけ蹴り（特にハイキック）メインで挑むとしんどいですよね。

普通の人とはちょっと違うひとりの少女が大人をガンガン倒していくって、
映画として観ていて面白いと思いますけど。
ちょっとくらい”無理じゃん！”と思うようなものも
ありではないでしょうか。
ひとつの映画というエンターテインメントですよ！

最後の最後はとても穏やかにまとめましたね。
もっと暴れるのかと思っていたのですが。以外でした。

こんなにハイになるアクション映画を観たのは久し振りです。
未だ興奮冷めならず。ドキドキしてます。
戦いまくり！が大好きです。
あと、親の愛情もいいですね。
夫無しでも、病を患っても、頑張り続けるやさしい母。
最終的にやさしい父。

マーブルチョコレートを食べたくなりました。
あの食べ方、やってみたいけど、どうやってるの？

ジージャーちゃんもすごいけど・・・

　冒頭の阿部寛（日本のヤクザ）とソム（タイマフィアの女性）のなれ初めからのツカミがいい感じですね
「出会い→別れ→出産→障害児（自閉症？）→お母さん白血病」の流れを一気にテンポよく、かつわかり易く見せてくれます

中盤からはお母さんの治療費を稼ぐため、借金とり立てをはじめて一気にアクション度が上がるわけですが
いやーアクションも期待通りすごいっす

ジージャーちゃんもすごいけど、脇を固めるやられ役の人々の気合・動きがすごい
日本の時代劇の殺陣でも同じでやられ役の人がうまくないとかっこいい殺陣は撮れないんですよね
さすがマッハチーム

特にスゲーと思ったのがラストのビルの壁でのバトル
やられた人はビルの３階・４階から落ちていくんですよ・・・
確かに下の階にちょっとづつひっかかかって衝撃を吸収しながら落ちていくんですけど
それでもあれは危ない
恐いもの知らずにもほどがある

例をあげれば「プロジェクトＡ」でのジャッキーの時計塔落ちをザコ敵がみんなしてるような感じです

ひとつ惜しむべきはジージャーちゃんの技の軽さですね
当て方を遠慮しているのか、見せ方が悪いのか、痛さがないんですよね
決めの必殺技っぽい技が必殺になってなくて、敵が何度も復活してくるし・・・
そのあたりもうちょと女性主人公の香港映画研究してほしかったです

DVDの仕様としては
まぁ満足といったところですが
特典と本編の２枚組にしてほしかったです
それともうひとつ
「来日時のジージャーvsザブングルの映像」入れてほしかったですね
あれはなかなか面白かった

とりあえずジージャーちゃんがかわいいので甘めの星５つです！
２作目すでにタイでは公開されているようですが、日本にはいつ・・・

タイの娘が蹴りまくり

　物語はあってないようなものですが、
それを補って余りあるジージャーの、
素晴らしく躍動する肉体アクションに尽きます。
というより、それをかっこよく魅せる為の映画です。
９２分と短いので気軽に繰り返し観られます。


このDVDの特典映像は

●プラッチャヤー監督、ジージャー、阿部寛３人のインタビュー
●約８分のメイキング
●タイ版、日本版の予告編

で、非常にボリューム不足。
予告編で明らかに本編で使われていないアクションシーンが
映っていた為、未公開シーンはどうしても入れて欲しかった。

しかし、ジージャーのインタビューでの笑顔は癒されます。

犠牲を伴った事による緊張感。

　正に一見の価値あり。興奮の生傷ノースタントアクションでした。
構図や挿入されるCGムービーなど、映像的にも美しい場面や凝った
形跡が見られます。ストーリーこそシンプルですが、必要十分に
抑えた結果のものであると思います。

アクションを行った俳優陣全員が評価に値する出来上がりなのですが、
やはり目を引くヒロイン役のジージャーの演技とアクションが最大の見所
といえます。生傷アクションだけの人だったらこんなにレビューで評価
されなかったと思います。劇中の自閉症のヒロインの演技にリアリティを
感じて私は泣いたので、前評判の高さに納得しました。

今後、ジージャーとピンゲーオ監督の作品には注目しようと思います。

マッハ、トムヤンクン、そして・・・チョコレート・ファイター！

　観た感想ですが、

すげえ！

とにかくアクションはスタントマンを使わず、
全部自分でやっており、やられ役の方々も実際に殴られ蹴られているわけです。
エンドロールの前に痛々しい映像集が満載でしたが、
主人公のジージャーも怪我だらけ、やられ役も怪我人続出。


日本人のヤクザ役として阿部寛が出てます。


どことなく宮崎あおいのような、井上真央のような感じの主人公ジージャー。
幼い女の子を４年もの歳月をかけて鍛え上げて撮ったこの作品。
ある意味ハリウッド映画みたいなCG満載で、莫大な制作費をつぎ込んだ作品なんかよりも、
純粋で心のこもった映画になっている気がします。


マッハやトムヤンクンで興奮した方なら是非おすすめします。

香港アクションを凌駕！

　　強力にお薦めしたい作品。タイで公開され、大ヒットしたという噂を聞き、ＤＶＤが発売されるのを首を長くして待っていた。「マッハ！」や「トム・ヤン・クン！」も衝撃的だったが、タイ映画も世界で注目され始め、どんどん洗練されてきている。この作品も、バンコクを舞台にしながら文化や風土の違いによる違和感をほとんど感じさせない。
　噂の”ジージャー”ヤーニン・ウィサミタナンは、期待以上の美少女で、しかもアクションのキレも抜群。タイ美人というより日本人好みのかわいさなのだ。そしてアクションができるだけでもすごいのに、彼女が演じるゼンは自閉症。特典映像のインタビューを見ると、素顔のジージャーは落ち着いて明るい女性なので、演技力もなかなかのもの。もともとはテコンドーの選手だったらしいが、ムエタイや中国拳法もかなりのトレーニングを積んだようで、見ていて惚れ惚れしてしまう。あれほどアクション全盛を誇った香港映画も、ジャッキー・チェン、ジェット・リー以降は身体を使ったアクションのできる俳優にお目にかからなくなってしまったが、トニー・ジャーといい、ジージャーといい、彼らを活かせる相手役がいるのもまたタイ映画界の強みである。いまどき身体を張るというのははやらないのかもしれないが、説得力はＣＧの比ではない。
　また、笑いを排除して最後までシリアスに展開したバランス感覚も買える。母親のためとはいえ、あれだけ人を殺傷しておいて明るいラストはありえない。仏像が盗まれたわけでも、ゾウがいなくなったわけでもなく、ストーリーは何ということもないのだが、シンプルだからこそリアリティのあるアクションになったのだと思う。そして、阿部寛も日本人ヤクザを違和感なく演じ、しかもタイ映画にリスペクトを示してくれていたのでますます好きになってしまった。

がんばったねー(/_；)、役者さん＆スタントマン

　思いっきりのアクション映画なんですがストーリーの
せいか不思議とレトロな感じの漂う映画でした。
力の入り方とかストーリーがなんとなく昔の日本映画
っぽい気もちょっとしました。

とにかくこの映画の売りは生身のアクションですから、
ちょっと捨て身な気もする高度に訓練されたそれを楽し
みましょう、重力とか物理法則に逆らったような動きは
殆ど無いのでCGバリバリの映画とはアクションシーンの
空気が違いますよ。

とは言え、スタントはあんまし怪我しないように頑張っ
てほしいですね、観ながらちょっと心配になりました、
案の定、エンディングではNGシーン＝リアル流血が
出てるし（一人入院？）。

全体にこもった気迫の感じ取れる映画だったので、これで
もっと練れたいいストーリーが出て来ればきっと凄い
映画が出て来るんだろうなと期待を持てる映画でした、
そういった期待を込めて星5つ。

女性アクション作品の佳作。

　女性が主人公のアクション作品としてはイイかんじかな‥。主人公ゼンを演じたジージャーもテコンドーの経験を生かした抜群の身体能力を駆使したスピード感溢れるアクションシーンを見せてくれる。ただ、「マッハ!」のトニー・ジャーのような一撃、一撃が「ビシッ!ビシッ!」っと相手の体に食い込むような蹴りの重さが些か足りず、蹴りの威力が軽めに感じる。スピーディーな体術が合わさるとアクションシーンが軽く見えてしまう。女性が主人公だから、アクションも重厚さを狙わずに華麗な格闘シーンを見せたかったのかもしれないが‥?ま、それでもコレだけのアクションシーンは邦画では滅多にお目にかかれないのは間違いないだろう!アクションシーンはなかなかの出来だが、脚本は陳腐な仕上がりで残念だ。ゼンがタイと日本人のハーフである必然性や、格闘技に才能が開花するくだりは少し説明不足。自閉症っていう設定も安直かな?阿部寛がヤクザってのも「キル・ビル」みたいで強引だ!ここら辺りが星一つのレビューがある原因かな〜っ?(笑)でも、この作品が星一つなら宣伝ばっかでクソみたいな邦画も腐るほどあるよ!‥主演のジージャーはタイの女性だけど、日本人好みのカワイイ系。どことなく「井上真央」や「亀井絵里」にも見える。派手なアクション作品でのデビューになったが、今後年齢的にもこの路線で活躍を続けるのは難しいかも?柴咲コウほどではないが、少女という設定でも彼女は1984年生まれのれっきとした大人の女性。「ベストキッド4」出演時のヒラリー・スワンク(1974年生)の21歳を越えての本作の出演だ。特典映像のインタビューでの素顔の彼女は落ち着いていて、地味な印象の女性。「ベストキッド4」の不振でしばらく干されてしまったヒラリーの二の舞を踏まず、これから演技力をつけて「アクション女優」を脱却しできれば「ミッシェル・ヨー」みたいな女優になってもらいたいな‥!

ジージャーがいればこそ、の映画

　映画の冒頭、監督からのﾒｯｾｰｼﾞがﾃﾛｯﾌﾟで流れる。
娯楽ｱｸｼｮﾝ映画を製作していながら、主役少女に「自閉症」という過酷な
運命を背負わせた事による、改悛とも取れるﾒｯｾｰｼﾞだ。

ある雑誌でのｲﾝﾀｳﾞｭｰでは「自閉症」という病気が、何か特別な「才能」を
必ずしも与えてくれるものではない、という当たり前の事が何故か映画のせいで
誤解を受けていたら、それは申し訳ない、という趣旨の事を語っていた。

過去にも「ﾚｲﾝﾏﾝ」などでも過度な表現で誤解を撒き散らした事があったから、
であろう。

それでも私達は障害のある人にも、そうでない人にもとても大きな可能性が
開けていると期待したいし、そう信じたいから、いつか希望の光が降り注ぐように
、と心から願うのだ。

さて、映画は至ってｼﾝﾌﾟﾙな作りで分かり易く、主役少女ｼﾞｰｼﾞｬｰのｴﾝﾄﾞﾚｽかと
思えるﾊﾞﾄﾙ･ｱｸｼｮﾝに圧倒されつつ、同時に彼女のﾁｬｰﾐﾝｸﾞさにこれまた
圧倒される。

とはいうものの実は彼女は少女などではなく、れっきとした大人の女性であったり
ﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝの為に来日した時点の普段の彼女の実に洗練した魅力にも
驚いたりするのである。
こういった画像は映画公式ｻｲﾄで、彼女の金髪（？）姿などを見れる。

CGやﾜｲﾔｰを使っていない、と謳っているが、敵役ｽﾀﾝﾄﾏﾝ達に関してはそうだろうが
彼女自身のｱｸｼｮﾝに関しては少々使用している模様。
何より敵役ｽﾀﾝﾄﾏﾝ達が、大変だったろう。少女とはいえ、直接の蹴りを顔面に
受けたら、そりゃ、大人の男だって痛いだろうに。
敵役ｽﾀﾝﾄﾏﾝ達に拍手だ。

勿論、ｼﾞｰｼﾞｬーの4年かけてのﾄﾚｰﾆﾝｸﾞの成果といえる、素晴らしいｱｸｼｮﾝにも
脱帽。
何よりあんなにちっちゃくて、折れそうなくらい細い女の子が
蹴りを縦横無人に入れまくる！可愛い！

ﾗｽﾄ直前の討ち入りの時にｱﾃﾞｨﾀﾞｽのｼﾞｬｰｼﾞを着たﾒｶﾞﾈの、やはりどこかに
障害を持った天才的なﾌｧｲﾀｰが出てくるが、彼の不気味で独特の演技は
見ものだ。
彼が登場すると場面の空気が一変し、映画そのものの色合いが全く違うのだ。

出来ればﾗｽﾎﾞｽとの死闘の直前に戦わせて欲しかった。

ｼﾞｰｼﾞｬｰのｷｭｰﾄな魅力とｱｸｼｮﾝは十分堪能できる映画である事は間違いない。

ｴﾝﾄﾞ･ﾛｰﾙでｱｼﾞｱ系ｱｸｼｮﾝ映画ではお馴染みのNGｼｰﾝが挿入されるが、それは
それは凄まじい生傷だらけの映像で驚く。無論、主役ｼﾞｰｼﾞｬーも例外ではない。

ヒロイン・ゼン（ジージャー）の身のこなしに惚れ惚れ！

　この映画で主役デビューのジージャーなる女性が、想定外に幼く見えたのにはびっくり。
いつまでヒロイン・ゼンの幼少時代のエピソードが続くのだろうと観ていれば、中学生くらいにしか見えない顔立ちの彼女が、実は本作の主役本人とわかるまでに、最初のアクションシーンに突入するまでまったく気がつきませんでした。
段取りに基づいた動きではあろうけど、武器を持った数人がかりの大人相手に、多彩な体勢から、小柄な彼女が放つ蹴り技やムエタイ技が華麗に決まるアクションシーンは、観ていて実に爽快（少女の非力ゆえ、さすがに一撃必殺とはいかないところは玉にキズか？）。

さらに、その独特のこだわり方ゆえにムエタイ選手の練習風景やクンフー映画を目視でトレースして、格闘技マスターになる自閉症児がいてもおかしくはない、と思わせる彼女の日常生活部分の演技力も、捨てたものではない。まったく、とんでもなく童顔の格闘家女優が登場してきたものです。ジージャー主演の次回作の公開が、早くも待たれるところです。


なお、映画のストーリー自体は、主人公のゼン（ジージャー）が闘う動機づけに一役買っているだけで、それほどボリュームのある内容ではないと判断して、星一つ減点。ただただ、生身の格闘技アクションに酔いしれたい人向け、という位置づけの映画ですね。格闘技に酔えない人には、それなりの映画です。

新しいヒロインの登場

　これまでにないアクション映画が出てきたのだと思います。
ルックスはアイドル、でもアクションは、これまでどんなアクションヒロインよりもすごい。
まさに、新しいヒロインの登場だと思います。

映画の主人公であるゼンは、病気を抱えてはいますが、母の愛情いっぱいに成長します。
抱えている病ゆえか、特殊な能力を持ち、格闘技などの動きをそのまま自分のものにしてしまいます。
母の病気でたくさんのお金がいるようになり、大切な母のために何かをすると言うことに突き動かされて、母のお金を取り戻そうと奮闘します。
それは、母が昔、マフィアと一緒に金貸しをしていたお金。
当然、マフィアに目をつけられて、トラブルになります。
ゼンは、母を傷つけるマフィアに毅然として戦いを挑みます。ラストバトルは、ゼンの母への思いが戦わせているのだと思います。
彼女のアクションもすごいと思いますが、病で日常生活がうまくいかないという部分の演技もしっかりしていると思います。

訓練に数年かけ、更に撮影に２年かけるというとても贅沢な作品です。
それだけ練られた作品です。

☆５つとしたいところですが、彼女のこれからの活躍に期待して、☆４つにします。

格闘美少女・ジージャー最高！！

　タイのアクション映画の最新作！　今度の主役は女の子！！

単純に良かった点と残念だった点を挙げます。

【良かった点】
・ジージャーの実に華麗なアクション（と、可愛さ♪）
・阿部寛の圧倒的存在感（チャンバラアクションも頑張ってます！！）
・憎い敵をぶちのめしたときのカタルシスの高さ（みんなイイやられっぷり！）
・クライマックスの、文字どおり縦横無尽に駆け回る大立ち回り！！！

【残念だった点】
・鬱になるストーリー展開（主人公の母親がこの映画で一番かわいそう・・・）
・ブルース・リーのモノマネは観てるこっちが恥ずかしかった（個人的にですが・・・）
・女の子だからしかたがないのは解っているつもりですが、
　ジージャーのキックにイマイチ重みが感じられなかったですね。
　『マッハ！』のトニー・ジャーのようなパワフルさは期待できません。
・そのせいもあってか、敵がなかなかくたばらない（とくにバンダナ巻いてる奴・・・）
　『マッハ！』のサミンや『トムヤムクン』のネイサン・ジョーンズもそうだったが、
　敵がムダにしぶといのは考えものだと思います。「もういいよ！」って思っちゃう。
・痛々しいだけのエンドロール中のＮＧ集（＞、＜；）

とはいえ、相変わらずワイヤーもＣＧもスタントマンも早回しも使わない姿勢には
本当に頭が下がります。「少林少女」もこういう感じの内容だったら良かったのに。

奇跡のヒロインアクション映画 『 チョコイタ 』

　このDVDを買って「チョコレート･ファイター」を初めて観ました。
もう、主演のジージャーが演じる少女ゼンの自閉症設定が泣けてねぇ…
涙と鼻水が止まらなくてティッシュいっぱい使いましたよ。

他人より劣る部分があると、それを補うように別の部分が発達する。
ゼンの場合は、コミュニケーション能力が劣る代わりに
格闘技を目で見ただけで習得してしまうという超能力が発達した。
可哀想な設定でありながらカンフー映画ファンなら誰もが夢見る能力でもある。

ジージャーは“美少女”というよりどこにでもいそうな小柄で童顔の女性だが、
もともとテコンドーの先生だったというだけあって蹴り技は本物。
ブルース･リーなりきりカンフーもジャッキーばりアクロバットも見事にこなし、
障害者（しかも女性）なのにやたら強いという在り得ない役柄を演じきった。
その偉業は正に“ミラクル･ガール”と呼ぶに相応しい。

しかし脚本のレベルは「マッハ！」やセガール主演「沈黙の聖戦」と大差なく、
単純に“ジージャー･アクション･ショー”として楽しむべき映画だと思う。
ゼンのチョコ好き設定はジージャー自身の嗜好をそのまま反映したもので、
それがタイトル（原題／チョコレート）にまでなってしまっているのだから
深いテーマやストーリー性があるタイプの作品じゃない事は判りますね。

「ドラゴン･キングダム」以来、久し振りにカンフー映画で泣きました。
ジージャーと一緒に鼻をこすって怪鳥音を発しながら燃えましょう☆

やはりマッハは超えられない？！

　「マッハ」以来ずっとこの監督の映画をチェックし，マッハを超えるんじゃないかと期待して観てきました．この作品も少女を主役に据え，そのアクションも超人的と聞き期待度120％でした．が，やはりマッハを観たときの衝撃には及ばなかったです．ストーリーの凝り方はこちらが上かなとも思いましたし，ジージャーのアクションシーンはかなり見応えがありましたが，見終えた時の爽快感が感じられず，マッハの時のように「もう一度観たい」と感じさせてくれない．というのが正直な感想でした．

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