東京裁判 [DVD] |
東条被告が裁判にのぞむ毅然とした態度とその弁明からあきらかになる良識、責任感、愛国心は、私が漠然とうけていたA級戦犯の暗いイメージとは異なっていたし、アメリカのブレークニー弁護人の日本人被告に対しての公正さを求める一貫性、登場人物のそれぞれが異なった立場からそれぞれの使命をこの裁判においてまっとうしようとしている姿に、深い感銘を覚えた。 日本人でいることは、その過去の栄光と挫折、残虐行為と自らの犠牲の上に生きることだと思い出させてくれる秀作。 【東京裁判 [DVD]の商品情報】 ナレーション:武満徹
その他:小林正樹 その他:稲垣俊 その他:本間明 その他:西崎英雄 その他:浦岡敬一 メーカー:キングレコード
eanコード:4988003962111ジャンル:dvd 製品種別:DVD 状態:New 売値:¥ 3,990 中古価格:¥ 3,001 発送状況:在庫あり。 Amazonを見る Amazonは1500円以上で送料無料!! |
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東京裁判 [DVD]の商品紹介&感想
このDVDを発見した 私たちは幸せ。 あの時代を語る人たちが 今や、地球上からいなくなっている。 ましてや、目と耳で記録されている資料がこれだけ残っていたとは。 宝物の中から、取捨選択、とにかく まとめあげた制作者諸氏よ。 心より、感謝。 ありがたや、ありがたや。 鬼畜米英、日本国民を駆り立てた馬力。 膨大なフィルムは残っていたのは当然と言えば当然。 私たちは 知らなすぎることが多すぎる。 「百聞は一見に如かず」 日本国のあの時代を、 キチッと私たちなりに整理して 判断しないといけない。 「東京裁判」を映像化するという大冒険。 最後の判断は私たちがしないといけない。 それにしても、小林正樹監督、膨大なる資料をまとめあげる総責任者として歴史に残るだろう。 ナレーターは佐藤慶。。 佐藤慶にとっても人生に二度と出会えぬ大仕事。 映像と、ナレーション。 大東亜大戦争に突入前、突入後、最後。その後。 そもそも。 「戦争」を裁判することは可能なのか。 ここに宝物あり。 昭和天皇の終戦の詔が朗々とひびいてくる・・・
1)この裁判が「政治のショー」であったということはその通り。一般市民への無差別爆撃や原爆投下を行った米国の所業が、ナチスドイツのホロコーストの所業との意味合いの違いを言い立てても虚しく無意味なのは万人が認めると思う。すると、その米国が日本を裁くという行為は、もとより容認できるものではない。2)しかし、310万人とも言われる日本人の犠牲者の多くが一般市民の死と、兵隊の餓死・戦病死で占められていると言う事実を考えると、当時の日本の軍部、特に陸軍が、「国防」以上に、自分たちの利権や存在理由の為に国民を犠牲にした点は否めない。すると誰かが裁かずには形にならない以上、たとえ「ショー」であっても、戦勝国以外に裁く主体は存在しないのだからやむを得なかった点もある。またアジア諸国の犠牲者は一概に日本軍だけのせいではないが、その責任を日本は否定できないのだから自国で自国を裁くことは出来ない以上戦勝国に裁かれる外は無い。「平和に対する罪」という事後立法による裁きの不整合を言い立てても、やってしまった所業の前では、それは小理屈に過ぎない。3)昭和天皇の存在は、戦後日本の復興に間違いなく大きく寄与したのだから、この類稀な帝王を存命せしめたことは結果的には良かったが、筋論として端から「法廷外」に置いたことはおかしい。これは政治的配慮あって、論理的整合性は無い。4)戦勝国米国の各担当は、日本の立場をかなり慮って復興に寄与し、裁判の弁護も徹底してくれたことは評価できる。5)第2次大戦終結まで、或いはベトナム戦争終結まで、「大国の暴力による制覇」が国際社会の「文法」だったことは間違いない。戦前日本の身に余る軍備と大陸進出は、斯様な「弱肉強食」の世界の中での上手とは言えない対応だった。だが今日の尺度で、日本だけを悪徳国家のように裁く発言は、明らかにおかしい。そういう発想は思想の問題ではなく、単に間違っている。 多くを考えさせてくれる良い映画だ。
■日本国憲法の「国家の発動による戦争」を禁じることに民意が共感するのは、この映画のように、人間を、「妙な覚悟」に駆り立てて、相手を殺さなければ、自分や同胞を守れないという戦場空間・環境に、強制的に人間を徴発するからである。戦場は、本人の覚悟に関係なく、戦争継続を意思する相手を殺すことで、相手の自分への攻撃を終わらなければ、殺し合いが終わらないゲーム空間である。国家に、このようなゲーム空間を作る決断、そこに国民の生命・財産を強制投入できる権限を与えるか、否かが、「憲法9条」の選択の本質である。自らの自衛権の制限にまで及ぶ、「平和憲法」=「9条」の非武装非戦思想は、このような悲劇の反動として確立されたのだろう。改めて戦場という環境を作り出さない努力、すなわち平和の維持の大切さを痛感させる、本当に秀逸な「戦場」映画だった。
他のレビュアーの方が中国軍うんぬんの話をされていますが、現実の裁判の 時もああいった愚にもつかない事象を証拠として採用していったという事実が 述べられているだけだと思いますので欠点ではないと思いますがいかがでしょうか。 どちらかといえば日本人・米人の弁護団の言い分に全く聞く耳もたない裁判 であったということがかなり強調されているように思うのですが。 また東条の不用意な一言で天皇に戦争責任が及びそうになる時の関係者の あわてふためきぶりも良く分かります。 日本に根強く残る東京裁判史観と呼ばれるものがどういう風に作られてきたか、 そしてそれはいかに根拠のないものなのかが見ればわかると思います。 ちょっと時間が長いですが、丁寧に作られている証拠。 日本人ならしっかり見て勉強しましょう。
勝者が敗者を裁く不公正な裁判として。 この映画は、日中戦争〜太平洋戦争にかけての世界と日本の情勢も描いており、 戦争遂行者であった者たちの証言や評価も取り入れているなど、緻密なドキュメントである。 そして裁く側と裁かれる側の攻防シーンは印象的であった。 例えば、連合国側においても、この裁判の正当性に疑義を持つものもいたし、 本来、公平・公正なる立場をとるべきはずのウェッブ裁判長の感情的かつ差別的な態度を カメラは克明に捕らえていたシーンだ。 これは映像のもつ迫力だ。 しかし、どうして日本は戦争を仕掛けたのか? 本来、合理性と科学性を重要視しなければいけない軍部がなぜ迷走し、多大なる犠牲を生んだのか? この2点を考えるには最適な映画であると思う。 今の日本人で、なぜ太平洋戦争がおこったのかを答えられる人が以外に少ないという。 理由は、近・現代史を学校で教えるまでに至らないからだ。 ほとんどが江戸時代末か明治初期で終了なのだ。 これは悲惨だし恥ずかしいことだ。 私は日本の歴史を総じてみるに、素晴らしいものだと確信している。 世界史的にみても文化的で平和的でかつ節度ある国民性を保った国だからだ。 そういった事を考えるにも、右派、左派、中間、ノンポリの方々にも、 ぜひとも観て欲しい力作である。
「風」というのは、例えば「ここではこの人の顔のアップが欲しいなあ。」と思ったら他のフィルムから持って来たりして挿入してあります。 大きな捏造があるわけではありませんが、100パーセント完全な記録映画ではありません。 そういう意味ではまさに監督が居る「映画」です。 しかし、巨匠小林正樹監督は、長い長い時間をかけてこの4時間を越す大作を、既存の映像だけを使ってまとめあげました。 日本映画の黄金期を支える監督が、この映画を作るには実写以外の映像を使うことは出来ないと決めた、その執念に対して拍手を送りたい。 この映画には多くの問題が含まれ提示されている。 いろんな意味で日本人は見ておかなくてはならないと思う。 その問題群の中には非常に複雑な論点を見出せるものもあるけれども、何よりも日本が行った戦争が、こんな風に馬鹿馬鹿しく始められたものだったのだと感じて、公開当時大学生だった僕は本当にショックだった。 僕は本当にいろんなことについて何も知らないのではないかと思った。 どんな授業よりも、そんなことが心に迫って来た。 だから、多くの人に見て欲しい。 1983年公開。DVDが、今見たら半額で再発売されている。 この映画を買う人が居る。だからなんだろう。そう思うと嬉しかった。是非レビューを書きたいと思いました。 是非、見てください。
この映画は、『切腹』や『化石』などの傑作で知られる日本映画の巨匠、小林正樹監督(1916−1996)が、東京裁判の実写映像を編集し、併せて、第二次大戦中の記録映像や、戦争直後の日本の映像をモンタージュして完成させた、記録映画である。 この映画が公開された時、私は、映画館でこの映画を見た。当時の私は、東京裁判の法的問題点等については無知であった。だが、それでも、この映画に映し出された東京裁判の実写映像の現実感は、圧倒的であった。特に、その中の、或るやりとりの光景に、若い私は、打ちのめされた。それは、ブレイクニー弁護人が、アメリカ人であるにも関わらず、法廷で、アメリカの原爆投下に言及する場面である。東京裁判についていかなる見解を持つにせよ、この裁判におけるこうした場面の実写映像を見ないまま、東京裁判を語る事は、全く空しい事である。 小林正樹監督が、この映画の中で、「南京大虐殺」に関する全く信憑性の無い映像を、挿入した事は、残念な事であった。しかし、その事一つを持って、この記録映画の価値を全否定する人は愚か者である。−−「保守」を自称する人々の中には、その様な偏狭な態度を取る人が居るが、私は、その様な偏狭な精神の持ち主を尊敬する気には成れない。−−この映画には、あの『切腹』の監督である小林正樹監督の、不正を憎む真摯な精神が、満ち溢れて居る。それが分からない人を私は、尊敬する気持ちに成れない。(この映画を観た人は、是非、『切腹』を観て欲しい。)武満徹氏の音楽の素晴らしさも忘れられない物である。 (西岡昌紀・内科医/東京裁判が開廷した日に)
現在の日本に向けられている中国や韓国や、一部日本人の「歴史認識の誤り」なる批判は、全て、この『東京裁判』での認定を前提とした、「東京裁判史観」「自虐史観」によっている。 しかし、法律を学んだ人間は、刑事裁判に関わる人権の最初の現れは、「事後法による処罰の禁止」である。法律で禁止されたり、処罰が明示されていないことを行なったものに、後から作った「法律」や「規則」を適用してはならない。「法律の不遡及」が法律学の常識である。 東京裁判は、その点で、「裁判」とか「司法」の名前を名乗っているが、そうであるなら、これは、最初から、「違法」であった。 その点を別にすれば、この膨大な記録映画は、昭和史に関わる重大な事実を示してくれている。 「紫禁城の黄昏」に描かれている「ラストエンペラー」の明白な偽証 等、この裁判の茶番が興味深い。この裁判の被告にされた人たちのさまざまな伝承を読んで置くと、退屈な信仰が興味もてるようになるかも知れない。その上で、「パール判事の東京裁判無罪論」をお読みいただければ、幸いである。
その対極に絶対的な悪があるという事がないのなら 何かが何かについて絶対的な裁きを下すという事もありえない。 そして絶対的に<公正な裁判>もまたありえない。 対峙する者達がどの地点で納得し妥協するか ただそれが<裁かれる>だけだ。 ならば法廷とは 多かれ少なかれ 原告と被告を主人公として その法に縛られるその社会の人々に向けて 判例を演じさせる舞台でもあるのだろう。 では「東京裁判」とはどんな舞台だったのか? 人類史上最大の戦禍があり 多くの国の多くの人々がそれに巻き込まれた。 戦争は終ったが そこで燃え上がった炎は まだ怨念の熾火として熱いままだった。 「東京裁判」は 世界中に残されたその炎に まだ焼かれながら苦しむ魂を鎮める 巨大な儀式を行うための舞台だったのではないのだろうか。 私にはこの裁判の行われた法廷が 世界自身の未来を紡ぎ出すための 苦痛の炎を吐き出す蚕だったのではないかと思える。 裁かれた者たちは 忌まわしい記憶とともに純白の繭の中に封じ込められた。 もしA級戦犯たちが<公正な裁き>の下 無罪になっていたら 敗北を諦めきれない人々により日本国内は分裂し アメリカも中国も日本への攻撃を再開したのではないかとも思う。 「東京裁判」で日本は死んだ。 日本人自身も含めて とりあえず世界はそれに納得した。 だから次の戦禍は 日本の頭上をかすめて通り過ぎたのかもしれない。
本作の価値については既にみなさんレビュー済みなので視点を少々変えてみると、 いまさら言うまでもない事だが歴史は資料によって語られる、 大東亜戦争終結からもすでに60年を経過、世界中のあらゆる資料が公開されてゆく、冷戦構造崩壊により鉄のカーテンの向う側に沈潜していた資料も世紀末以降続々公開となっている、残されているのはご近所の資料だけだ、 これから歴史が書きかえられることは間違いない、その時、繰り返された嘘と虚飾が剥ぎ取られる、 現在、誰がどんな発言を繰り替えしているか、心有る人はよく覚えておくといいとおもう、本作の映像の隙間でいまだ大声で語られていないこともいずれ大声で語れる時が遠からず訪れるのだから、
裁判で焦点をあてられた戦争なども丁寧に解説してくれます。 しかしながら、おや、と首をかしげたくなるところもあります。 南京事件のシーンは中共が製作したものです。本物ではありま せん。 基本的に日本の行った様々な行為イコール悪でまとめられてい ます。日支事変につながるさまざまな出来事もすべて日本によ る工作とされ、検証はされていません。 しかしながら、東京裁判を勉強するにはよいDVDではないでしょ うか? 見た後、または見る前にはDVDの内容についてしっかり勉強なさ れることをおすすめします。 鵜呑みにせぬように・・・。
みた・・・。それほどではないと思う。 東京裁判を克明な映像として確認できることには大変意義がある。 このようにして日本人種は裁かれたのだと分かる。欧米人の横柄さ もやはり目に付く。黙して刑に服した日本人指導者達の姿も何事か 語りかけるものがある。 しかし東京裁判自体をじっくり見たところで東京裁判の意味は見え ないし、日本にとっての戦争の意義も見えてこない。要所に挿まれ たコメントも左翼的であり、東京裁判や大東亜戦争をこの映画から 理解するには無理がある。 東京裁判とは何かをきちんと理解した上でなら、映像として観る価 値はあるが、この映画を見て戦争を語るのは無理であろう。 |
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