General AAS:とらドラ! Scene2(初回限定版) [DVD]−ユルコロ情報

影響されて

　とらドラ！DVD２巻目。
新キャラの川嶋亜美がとても活躍する４〜６話目収録。
大河と亜美のいがみ合いだけでここまで面白い話を何話も見れるのは希有。

改めて見返してみると竜児と大河のセリフの掛け合いがとても面白い。
上手くハマってるというか、自然体な感じがいいな、と。
　作られたような関係性ではなく本音で会話しあってるというか。
この巻では大河が何度もピンチに陥ったり傷心したりするけど
そんな時、竜児が見せる行動はどれも思いやりがあって気持ちいい。
それに対する大河の返しもいわゆるツンデレを強調したようなものではなく
プール開きの話でもあったように、これまた自然体である。
　キャラクターの設定や印象がアニメ的であるからこそ、作中でのこういった
リアリティが他作品との差別化に上手く役立っている。

川嶋亜美もそういった意味では多少の過剰さはあるものの、猫かぶりっぷりに
中々のリアルさを感じた。彼女の初期は本当に酷いキャラ（良い意味で）なのだが、
竜児と大河に接することによって段々変わっていく。
いきなり変わるのではなく、少しづつ変わっていくのも現実的でいい。
　大河の成長物語であると同時に、川嶋の成長物語としても見れるようになってきた。
ここから先、他のキャラクターにも色々と変化があるし、
本当に視聴者を飽きさせないつくりになっている。掘り下げ上手だ。

ちなみにプールの回はコメディとして非常に秀逸。
大河の悩む理由とか、大河が溺れた時のアレとか思いっきり笑った。
「屈辱・・・」ってセリフも印象に残る。
ラブコメディとして真っ当に面白い ！

特典映像は５分間のショートアニメになっている。
デフォルメされたキャラクターによる混沌としたギャグの連発。気休めに見るが吉。

メーカー：キングレコード

もう見ないと決めていたのに・・・

　アニメ、もう見ないと決めていました。何を見ても面白くなくなったから。それに、今やっているゴスペルの方にお金を掛けようと思ったから。「もう、アニメは卒業かぁ。」そう、思っていました。でも、ちょくちょくＤＶＤのランキングを見るたびに、目に留まる「とらドラ！」というタイトル。変な名前、と思いながら気になっていました。そして、ある日、たまたま第１話を見たとき、「何だこりゃ？お、面白すぎる！」となり、それから過去に放送した分をＰＣで見ていました。ヘッドフォンをしながら見ていたのですが、思わず笑ってしまって、嫁さんに「何、笑ってるの？そんなに面白いの？」言われ、見せました。それ以来、夫婦で大ファンです。僕が大好きなアニメ版の「ハチクロ」も、最近になって、嫁さんが見たいと言い出し、パート１、２のＤＶＤ１３枚を、ぶっ通しで見ていました。「やっと、面白さが分かった！」と言ってます。「とらドラ！」も、僕達夫婦にとって、そんな作品になりそうです。原作は知りませんが、これからの展開に期待しています！

亜美の存在

　この巻から亜美が登場します。彼女がいなかったらとらドラがここまで素晴らしい作品になることは無かったんじゃないかと思う位重要なキャラです。また彼女の視点は視聴者に近い視点で周りを見ています。おそらく亜美が一番思い入れのあるキャラになる人が増えると思います。

Scene1買ったので感想を書きます。

　DVD仕様やアニメ感想は割愛させていただいてScene1の感想を少しだけ書きます。

・初回限定版特典（デジタルコンテンツ）
PCにDLできるとらドラ！ガジェットが収録されているDVDが一枚ついてきます。
DVD一枚にこんな容量の小さいものを･･･と突っ込みはさておき、気に入りました。
時計・カレンダー・メモ帳の三つが起動でき、スキン（DL必須）として大河・りゅうじ
を選択できます。スキンをDLしないとインコちゃんが･･･汗
わざわざDLにしたということは今後主要キャラも配信されると予想できます。
個人的には大河のメモ帳が気に入りました。
スクリーンセイバーキャラ設定のラフな絵だと思います（ﾀﾌﾞﾝ）

・DVD本編
４話収録されており、映像特典としてノンクレジットOP・EDを収録。
各話選択するとアバン・OP・Aパート・Bパート・ED・予告と特に驚くような
こった作りではないですが、シーン毎に動画が動いているので少しは楽しめる程度です。

BOXは主要キャラ（+インコちゃんや先生など）が描かれていて白を基調とした
シンプルなデザイン。ブックレットは楽しめました。

デジタルコンテンツもあり、お得だと思いますので☆５とさせていただきました。
Scene２も買いますよ！

あーみん登場

　最後のメインキャラのあーみんが登場です。
５話が始めてなんてちょっと登場遅くない？
一応、最終巻まで予約したけど
付録のガジェットどこまでやるのやら

これで、物語は動き始める。

　とらドラ！のDVDの２巻目ということなのですが、レビューのタイトルとおり受け取ってもらうと幸いです。まあ、みなさん原作やらアニメやらを見たり読んだりしていると思うので、そんなに言う事は（書き込むことは、）ないと思いますが、とりあえず「腹黒策士」亜美ちゃんの登場です。
大河、竜児、美乃梨、祐作、亜美と主要キャラの５人がついに全員そろいました。
やっと、ここから物語は進んでいきます。また、１巻目をそんなに好きになれなかった人も、亜美ちゃん登場で大きく変わると思います。ぜひ、お楽しみに！
これは、僕個人の意見ですがこの初期の亜美ちゃんと、中盤からクライマックスのあたりの亜美ちゃんではガラリと変わるのでそこを注意して見て下さい。

ばかちーVS大河

　この巻はばかちー（亜美）の化けの皮を大河がひっぺがそうとしています。さらに、みのりんのあの伝説の×もあります。こうやって見ると、このころのばかちーと１７話のばかちーは何かかなり大人になっているなぁ・・・と。なんか本格的にキャラの強さがでてきたかも。

リアリティ

　このとらドラ!自体キャラの現実味皆無なアニメですが、五話に出てくる川嶋亜美は唯一現実味あるキャラだと思います。
はっきり表面だけは可愛く見せ、内面は腹黒く、口も悪い。しかもそれを自覚して隠しているから更にタチが悪い(笑)
しかし今どきの女性はそんなものです。
そしてそんな女性は常に孤独です。
それすらも自覚できているけど、変えようにも変えられないもどかさと苦悩を秘めている…。

末期のツンデレキャラの大河や不思議キャラ全開のみのりでは醸し出せないリアリティが川嶋亜美からは出ています。
このキャラが出現しなければただのドタバタラブコメに成り果てたでしょう。

亜美ちゃんより上手（うわて）がいた

　基本的にリアリティの無いキャラクターのオンパレードですが、皆さん個性的ではあります。結局おもしろければそれでいいとも言えなくもないわけで。とはいえ問題は男キャラ。顔はコワイが普通の高校生というふれ込みの高須くんですが、平均的な普通の高校生よりずっと大人でイイヤツ過ぎてまるで現実味がない。一人だけマメな成人男性みたいです。しかし彼はまだいい。難物は北村くんだよね。胡散臭いもん。ドスケベが爽やかに猫かぶっているようないかがわしさが漂うのでお友達になりたくないよぉ〜。でも結構おもしろいぜよ。

嘘の仮面をひっぺ返せ

　(総合6/10点)

第5話｢かわしまあみ｣★★★☆☆5/10点
　攻撃力の強い虎とは間逆の腹黒い､裏の顔もさることながら､
　異性､同姓構わず人心を欺く策士ぶりがなかなか巧妙です｡
　ただ正直､高須家の一員として腰を据えつつある大河と
　お世話役のような竜児との温かい関係が微笑ましく､肝心の亜美の存在が
　やや希薄に感じられてしまったのはちょっと惜しい所です｡

第6話｢ほんとの自分｣★★★☆☆5/10点
　人間関係における仮面の付け方､世渡り上手な振る舞いに疲弊する
　現代人の苦悩を垣間見たようでなんだかせつなくなりました｡
　それとは対照に裏表の無い性格､喜怒哀楽を大きく表に出せる美しい
　大河の純真さが眩しく映ります｡毎日に疲れ､大人になると見えなくなってしまう
　明朗快活さを思い出させる良いお話でした｡何事もノリと勢いが大事?
　
第7話｢プールびらき｣★★★★☆8/10点
　大河と竜児に焦点を絞ったことで､#01と双璧を成す出来栄えに仕上がっています｡
　前回ラストを牽引しながら､女性にとっての永遠の悩みと大河の苛立ち､悲哀､笑いを
　ごちゃまぜにした見所は特盛り級｡特に竜児の粋な計らいにじっと待ち続ける
　大河の可愛らしさにはぐっと来ました｡これは･･･作品プロモ第2弾として使えるかも｡
　ちなみに｢貧しい方｣が赤ちゃんの食事には困らないようです｡

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