R.E.M.:グラン・ブルー (グレート・ブルー完全版)−ユルコロ情報

商品説明

　???子どものころから素潜りが大好きだったエンゾとジャック。大人になってからもスキューバーの道具を使わず、素潜りで深度を競いあうフリーダイビングの世界記録にチャレンジする2人だが...。
???この作品で一躍大人気となったリュック・ベッソン監督&ジャン・レノ。人気の秘密は内容もさることながら、映像が美しく、まぶしい太陽とマリンブルーの海のコントラストが何ともいえない。88年に『グレート・ブルー』英語版が公開されたが、本作は49分の未公開場面を加えて再編集したフランス語完全版。海を愛する男を愛してしまったジョアンナと初めての恋を知るジャックが、恋におちていくエピソードが増えた分だけロマンスたっぷりの作品に仕上がった。（近藤鈴佳）

メーカー：20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

悲恋。。

　海の映像のすばらしさ、あまりの美しい「蒼さ」に気が取られますが、この作品は「宇宙人」に恋をしてしまった女性からみた、ラブストーリーだと思います。

完全版になって、前は削られていたらしい２人のシーンが増え、それがよくわかりました。彼女が恋したジャックは海の人、であり、愛し合う２人の生活や将来などまったく眼中にないというか、そういったことを考えられる頭をもたない、殆ど「宇宙人」なんです。

そんな彼をついにそのまま受け入れ開放した彼女。最後のシーンが象徴的にそれを表していました。作品の素晴らしさとは別に、ジャックへの怒りを感じてしまう、女性もいるのでは。。

海よりも深く蒼い思いを抱いて・・・

　　フリーダイバーのジャック・マイヨールとエンゾ・モリナーリを巡る友情と挑戦のドラマ。少年期を共に海で過ごした二人は、ひょんなことから巡り会い、再び海で競い合う関係になります。
　しかし、深海環境への適応性において、ジャックは特異体質と言ってもよいほどの身体能力を持っていることが医師の調査によってわかります。
　一方のエンゾはあくまでも人間的に、果敢にその限界に挑んでいくのですが、そのことが彼の死期を早めることになります。
　イルカと共に夜の海で泳ぐジャックですが、それは正にイルカとの愛の交歓であり、彼に思いを寄せる女性ジョアンナ・ベイカーはジャックとの間に横たわる距離の大きさに愕然とするのですが、エンゾは二人の間をつなぎとめようとします。
　男の友情、海への思い、そして男女の愛。一つ一つはシンプルなドラマなのですが、その密度の濃さに圧倒されます。
　個人的にはジョン・レノ演ずるエンゾが人間として魅力的で、惹かれました。

海の深さと愛の深さ

　ジャック・マヨールというイルカ並みの潜水力を持つ実在のダイバーをモデルにした映画。彼の潜水力にチャレンジするライバルとの友情と彼が何よりも愛しているのは海の中にいる時間と知りつつも彼を愛してしまう女性の苦悩とをイタリアのシシリー島の息をのむような景色にのせて描く、美しくて哀しい物語。彼がなぜそこまで海にいたがるのかが少し分かるような吸い込まれるような海の透明さと青さに魅せられます。

ますます海にいきたくなった！

　この作品をはじめて見た時に、映像からあふれてくるブルーの心地よさを最も感じました。その後海への憧れがますます強くなりスクーバダイビングをはじめたのもこの作品を見てからです。特に映像にあったサウンドがなんともいえず僕にとっては癒しの作品でもあります。　ぜひ見てみてください。

ＢＧＭも映像も素晴らしいですが・・・

　身ごもった彼女を置いて、死んだ友人を追うために海へと潜ってゆく主人公。
もう何年も前に見た映画ですが、号泣し叫びながらも彼を海へと見送る彼女の映像が強烈な印象として記憶に残っています。
当時その言動は理解し難いものがありました。
今なら少しは理解できるでしょうか、彼女の海よりも深い愛情を・・・。
やっぱり理解できない〜。

ブルーシーンに引き込まれそう

　リュックベンソン監督＆ジャンレノの組み合わせを不動にした作品といえるものですが、それ以上に、映画のタイトルどおりのブルーに彩られた映像美も見ごたえがあります。最初のモノクロシーンが、その後のブルーシーンを支えているあたりも気に入るのではないでしょうか？単なるラブスト−リではなくて、男の友情ものとしても見ごたえある内容に仕上がっていて、劇場公開版とあわせて、ディレクターズカット版である本作品も是非、御覧いただくことをお勧めしたいと思います。ちなみに、主演は、クレジットタイトルや最後のスーパインポーズからいえることは、女性なんですよねぇ。

ラストシーンが意味ありげで、考えさせられてしまいます。ハッピーエンドではないのかもしれませんが、そういう嫌味を感じ!させない美しさがあるといったところでしょうか。本作を見て損は決してありません。

号泣ものです

　私が女だからかもしれないが
お腹に赤ちゃんが出来て彼氏とも円満で
周囲からも認められて・・・とくると
このまま！なにとぞこのまま！と守りたくなる
でも、自分の愛する男が魅了されている世界があるとき
愛するがゆえに行かせてあげる。この刹那さ（＞＿＜）
本当は手を離したくない、でも、行かせてあげたい

ラストのシーン・・・・私は台詞をこう訳してました
「私の愛の深さを見てらっしゃい」
真っ青な空と海
あまりにも美しく底が見えない
それは、2人の未来をも暗示しているようで
私は何度見ても号泣してしまいます

映像が美しい

　周りにグランブルーを推薦する人が多くて、やっと観ました。
映像や人物描写、BGMなどが全体的によく合っていて、
世界観がよく表現されていると思いました。

ただ、自分にはちょっと長すぎる感じです。
この映画は好き嫌いがはっきり分かれるそうですが、
ストーリーの好き嫌いなのかな？という気がします。悲しい
（理解し難い？）終わり方なのも一因かも知れないですね。

映画らしい映画

　友人がDVDを貸してくれたので、最初に鑑賞した年を思い出せない程久しぶりにグランブルーを観た。
映画は、映像美、気の利いた台詞、日常生活では味わえない空想が散りばめられた脚本、この3点のバランスがよければ良質な娯楽だと思っている。映画を「観た〜っ」という気分になる。その点でこれは映画らしい映画。ジャックが海へ帰っていくエンディングシーンで映画を観終わった気分になる。
ジャックがジョアンナに手を差し出し、その後、ひもを手渡す。ジョアンナがひもを手放す前にジャックに言う台詞、"go and see my love."　そして彼は海へ帰る。
良質な空想美で終わるんだなぁ。

エンゾ！〜最高に魅力的な登場人物〜

　私は、ジャン・レノ扮する『エンゾ』が大好きです。冒頭のシーンでダイバーを助けるところ、その後フィアット500のフロントガラスを前倒しに空けるところ（レーサー100のCMも元になりましたね！）など、豪放磊落な人物像に惚れました。

また、BGMと海＋イルカの描写は、この映画の世界観です。
これにはまると抜け出せません。

ジャックの求道者的な部分は好きです。
すこしバランスがとれていない彼の人格の描写がこの映画の好き嫌いになっているようです。
家内はラストが嫌いということで、あまり一緒に見てくれません。。。

映画の創り出す世界観＋登場人物は最高！！！、ストーリー（ラストだけですが）でマイナス１ということで星４つです。

海を描いた最高の映画であることは間違いないと思います。

吹き替えが気持ち悪い

　「グラン・ブルー」は必要のないエピソードが多く、無駄に長くなっています。さらに許せないのはフランス語の吹き替え！！！可愛いロザンナ・アークエットの声がかき消され、映画を見ている間じゅう、聞きなれない声と、せりふと合っていない口の動きを見せられることになります。ああ、気色悪い！

でも映画自体は大好きなのです。ジャン＝マルク・バールが素晴らしく魅力的。彼以外にあの役が出来る人はいないです。ジャン・レノがこの映画の頃は、今のような大物になるとは思っていませんでした。もちろん彼も渋い演技で魅せます。それにロザンナ・アークエットの可愛いこと！素晴らしい。

こんな映画を撮ることのできるリュック・ベッソンは本当にすごい！同じ人類とは思えない！・・・と当時「グレート・ブルー」を見たとき思いました。

この映画を見るといつも海に行きたくなるというよりも、スパゲティが食べたくなります。

海、海、海

　美しい映画であることに間違いは無い。 描かれる海の景色は美しく、ストーリーを抜きにしてもこの映像は他の映画では得られない。 ストーリーとしては青春物の分類に入るのだろうか。 まずまず楽しめるレベルと言うところか。 登場人部人物の名前が実在の人物を使用しているため、裁判沙汰にもなったとか。

エンディングが大きな話題となった作品でもあるが、私個人の意見としては、この手法はマイナス。 実際にみて、このエンディングを考えて欲しい作品ではある。 ところで、この映画の主演ってジャン・レノなの？？

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