ジェリー メイヤー；ジョン・P. ホームズ:ハードカバー:アインシュタイン150の言葉−ユルコロ情報

感動

　端的な言葉の端々に、人間への愛を感じます。と同時に、人間のその諸刃の性質に対して、恐れ、絶望し、孤独を選ぶアインシュタインの気持ち、わたしにもよく分かります。迷いを持つ人にぜひ読んでもらいたいと思います。

編集：ジェリー メイヤー；ジョン・P. ホームズ

メーカー：ディスカヴァー・トゥエンティワン

彼は科学者であり詩人だった。

　アインシュタインといえば1905年に発表した「ブラウン運動の法則」「光量子仮説」「特殊相対性理論」ですが、
彼の残した功績は科学的なものだけではなかった・・そのひとつが本書。
鋭い視点で世の中を見通していたことに驚きました。
・いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません。
・手段は完全になったのに、肝心の目的がよくわからなくなったというのが、この時代の特徴と言えるでしょう。
・ある偶然の出来事を維持しようとする不幸な試みを結婚という。
・蝶はもぐらではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう。
・すべての人は、目に見えない笛吹きの曲に合わせて踊っている。
どの言葉も非常に意味深いものになっております。

元気になれる

　アインシュタインって、ウィットに富んでいて本当に面白いです。
でもそのユーモアの中には心に響く重みがあります。
何かあったときに、フッと心に浮かび背中を押してくれる。
そんな言葉で溢れていました。
いつも手元に置いておきたい本です。
お薦め☆

私にとって一番大切な本になりました

　なんとなくオシャレな気がして買ったものの、誰かの言った言葉なんてたいして興味もなく、本棚に眠っていた本です。それが、恋愛や仕事で悩んでいたり、自分の次のステップが見えなくて困っている最近、買ってからずっと手にすることのなかったこの本がアドバイザーとなりました。「わたしは、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから」は、お気に入りのひとつです。1000円ちょっとで自分の手元にアドバイザーがいると思えば、お安い投資ではないでしょうか。

凡人にも

　凡人の自分にも響く言葉があった。簡単に読めるが、内容は深い。

読みやすかった！

　　重さも大きさも程よくハンディサイズで、1Pに1つ〜3つの言葉があって、読みやすいです。
中身はカテゴリー別に分かれているので、気分によって、パラパラ〜、と見ています。
アインシュタインだから、難しいことを言っているのかと思いきや、そうではなく、時に深く考えさせられ、また時に勇気づけられ、時に笑える皮肉っぽさも感じられ、アインシュタインが興味有る無い関係なく、読めると思います。
　よく、自己啓発本は細かく書いてあったりするけど、一言一言でサクっと心にきます。
　

物理学

　物理学ではなく哲学を語っています。
この業績は、大きいと思います。

アインシュタインの哲学

　日本人はアインシュタイン好きが多い。
物理学も突き詰めていくと哲学になる。
彼の言葉はそんな言葉を連想させる。
人生訓にも通じる名言集である。

相対性理論はわからなくても

　世の中に溢れる色々なものに興味を持ち
ユーモアのセンスに溢れた彼の言葉は、
読んでいて単純に元気がでるものばかり。

正直、相対性理論はなんとなくしかわからない。

けれどアインシュタインの言葉は、
世界を、人生を、ちょっと違う視点で
見るヒントがたくさんちりばめられています。

彼の頭の中の宇宙を少し、覗ける。そんな本です。

知性の至りうる場所とは

　信仰という場所を除いて、知性のみで人間の存在する意味を、見いだし得た哲学者はいない。カントは「純粋理性批判」において、人間のもつ理性機能が、知性を大幅に上回る故の誤謬を論証した。ヴィトゲンシュタインも「語り得ぬものについては、沈黙せねばならない。」と述べた。それでもなお、人は「なぜ生まれてくるのか」「生きる意味とは」「死んだらどうなるか」「宇宙の起源や構造は」などと、問いかけずにはいられない性質を持つ。

アインシュタインは理論物理学者としての、天才的な知性の立場から、僕たちに「人生」や「死」、「宇宙」、「人の世」についての、「不可知」な問題に対する一つの解答を提示してくれる。

本当に薄くて、短い章句に綴られた書物だが、人の心の奥に響く言葉に出会えた気がする。

真実を語る言葉の尊さ

　良い言葉に満ちた、良い本だと思います。
その言葉たちは、アインシュタインが語ったから尊いのではなく、真実を語っているから尊いと感じられるのだと思います。
これから先、何度も見返しては気持ちを新たにする、そういう一冊になると思います。

原本も読みたくなりました

　共感することばがいくつかありました。
特にがんばっている人に読んでいただきたい。
音楽している人にも読んでもらいたい。
数学者で哲学者、という人は何人もいます。
多くのことを考え、悩み、自分の時間を持っている人は
立派な哲学者だと思います｡

15分で読めます｡でも読み終わった後、ずっと楽しめます｡

僕の座右の書になってます

　シンプルで、ページ数も文字数も少ないけど、
哲学的で深く考えさせてくれる内容。

あのアインシュタインの言葉なんだと思うと、
ますます重みを感じる珠玉の言葉の数々。
薄いから何度も読み返す気にもなるし、
実際読めば読むほど新たな発見がある「スルメ」本です。

やっぱり科学と哲学は兄弟のようなもので、
20世紀最高の科学者は、同時に20世紀最高の哲学者でもありますね。

変人科学者の真実をついた言葉

　天才的物理学者であるのと同時に変人としても有名だったアインシュタインの、ユーモアに満ちた言葉の数々。ニーチェの箴言なんかを思い出させる。「常識とは19歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」など、思わずにやりとせずにはいられない言葉が満載。読んで損はなし。

悩みがあるときに開きたい一冊です

　考えさせられる言葉
納得させられる言葉
心にとめておきたい言葉がココにあります。

たとえば人生や、人間関係で悩んだとき、
イイ方向に考えたりすることができる言葉、
その状況から救ってくれるような言葉に出会えると思います。

そう思っている私は、
「なぜ自分を責めるのですか？・・・・」
という言葉に救われた１人です。

★僕が最も敬愛しているお方の言葉

　僕たちの宇宙観を変えてしまったアインシュタインは僕たちの人生観も変える言葉を残してくれている。

アインシュタインが舌を出した有名な写真が有るが（本書の表紙に使われている）、あの写真に負けず劣らず、彼の言葉はウェットに富み、ときにブラックでもある。

彼が科学に言及する時の言葉はもちろん宇宙の物理をいろんな角度で表現してくれているが、人生や人間性に言及するときも本質を見抜こうとする科学者魂が宿っているかのようだ。


「人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。」

確かに！！　プルトニウムの性質を変えることはできているが、人間の邪悪な心を変えることはまだできていない。

言葉は　誰が言ったかで変わる

　アインシュタインの名前は　誰でも知っている（たぶん）

言葉は　誰が言ったかで重みが違う時がある

そんな　良い本です。

言葉の重みをアインシュタインで　感じたい人へ！！

いい本でした。

　簡単に書いてあって読みやすかった｡
難しく語るだけが本じゃない。

"genius"と呼ばれる人はその専門意外でも"genius"

　自分でなんとなく観じていることや疑問に思っていること、そんな些細なことも、彼に言わせるとこんなるのね、みたいな感じ。
納得するとともに感銘を受ける。

気が付くと読んでいる本

　1年ぐらい前にふと気になって買いました。いつもは結構本は一気に読んでしまって、同じ本は2度と開かないタイプの人間です。でも、「アインシュタインはこんなこと言ってんだー。」と彼の世界観・人生観に触れることで、自分の人生についてもちょっと考えてみたいときに開いて何度も同じ言葉を読んでいます。つまり、読むというよりは、自らについて考えるきっかけを作ってくれる本ですね。

残された言葉を知るために

　アインシュタインはどんな言葉を残しているのだろう？そんな疑問に少しずつ答えてくれます。編集者が項目別に言葉を分けています。自分が考えていることにアインシュタインは、どう考えているのか？一言ずつのってますので、読みやすいし、また150なので一気に読むこともできます。

森羅万象を。

　アインシュタインのファンが多いのは、相対性理論の功績ばかりではなく、ユニークな人柄のためでしょう。相対性理論についても、机上で研究、計算を重ねて発見したものではなく、逆に彼の中ではすでにイメージとして浮かんでいたものを数式にしていったそうですが、アインシュタインは森羅万象の法則を見通すことのできる天才なのではないでしょうか。この本には、そんなアインシュタインがのこした名言が綴られています。真理をついた言葉に思わずハッとさせられます。

アインシュタイン好きなら一度は目を通してほしいです。

　この本と出合ったのは予備校生時代。いろいろな思想本を読みましたが、アインシュタイン好きだった私にとって、彼の思想や人生が垣間見れたようで少しうれしかったです。
アインシュタインを知らない人でもすんなり読めるものではないでしょうか？もちろん好きな人は是非読んでください。
彼の言葉にうなずける部分がかなりあり、考えさせる部分もありました。今になっても彼の言ったフレーズは忘れられず心に残っています。
しかし、最初はなんとも思わなかったのですが、何度も読むたびになんで日本語訳しか載ってないんだろうと思いました。彼の言ったそのままの表現を読みたいなと思いました。
なので★★★★☆四つです。

人間アインシュタインの言葉

　人間としてのアインシュタインの言葉です。

元気をもらえます。

ちょっと？？な言葉もありますが、時間のあるときにぱらぱらと読むと
意外と含蓄のある言葉があったり。

天才といえども、普通の人のところもあるし、
妙に倫理的だったり。

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