花くまゆうさく:ハードカバー:上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?−ユルコロ情報

納得することばかりの内容です。

　会社の業績に目を向け過ぎて、社員の雰囲気が悪化していませんか。
人と人が織り成す社会は、会社も同じです。
松本順市さんの言葉が、海洋深層水のように、体全体に自然に浸透していく感じで読める本です。

ｐ31　そして、このような状態の職場に共通して言えるのは、「働いている人たちから笑顔が消えている」ということです。

ｐ160「おめでとう！」をお互いに言い合う

社内の雰囲気が気になる経営者・幹部・マネジャーにお薦めの1冊です。

イラスト：花くまゆうさく

メーカー：ナナ・コーポレート・コミュニケーション

マネジメントとは？

　部下を育てることがマネジメント。人を育てるということはその人の人生に関わっていることになり、自分自身も成長していることになる。この本から多くの気づきを与えてもらった。

初級管理職と中小企業経営者に必須の書

　社員のモチベーションを上げるヒントが、豊富に紹介されています。

著者の経験ベースで生まれた知識・知恵が中心のため、非常に説得力がある。
平易な文章で理解しやすく、読んだ日から実践できるノウハウ書です。

人事関係のコンサルタントは、やたらと専門用語を駆使したり、理論に走りがち
ですが、そういう「先生」目線が感じられないのも好感が持てます。

初めて部下を持った方や従業員３０人以下の会社経営者で労務管理に困っている
方には、特にお勧めしたいです。
たくさんの気付きを得られると思いますよ。

分かりやすかった

　本当にこんな職場になれば素晴らしい会社になるんじゃないかと感じます。しかし、分かっていても実践するのが難しい。でも、この本を読んで意識するだけで大きく変わると思います。

具体的で判りやすい

　非常に平易な文章で書かれているため、一気に読めてしまうが
利用価値は非常に高い一冊である。
　
”なるほど”と納得させられる内容と
普段の仕事の中に取り込んで、すぐさま使える対応策が
具体的に書かれてあるので非常に役に立った。

この本を読み、そして松本氏の前著（成果主義人事制度をつくる）
を読まれると理解度が一層深まると思います。
　

人は褒められないと、成長できない生き物なのである。

　まさに目から鱗が落ちるようでした。自分を振り返ってみても自分の自信に繋がったのは、やはり褒められたとき認められたときだったように思います。この本の中には、部下が育つヒントがたくさん詰め込まれているように思いました。あとはどれだけ自分が実践するかですね。部下や従業員を成長してもらいたいと思っている人にはお勧めの一冊です。

まさにその通り！

　この本はとくに、中小企業で生鮮小売業の管理者、経営者が読むといいですね。
おそらく、自分の会社に当てはまることばかりだと思います。
ただ、ワンマン経営者の会社はなかなか変わらないでしょうね。
外部のコンサルが介在するようなことは大嫌いでしょうし。
まわりが、どうやって経営者を説得してこの本のような改革をしていくかが
いちばんの難関でしょう。
経営者の性格によっては、ある種、不可能かもしれません。
なので、松本さん、今度は「ワンマン経営者を治してあげる方法」
みないな本を出してください。そしたら買います。まあ、一冊ですけど（＾。＾）

ワクワクすることの重要性

　退職、転職するというのは、ほかにより良いキャリアパスが見つかった、という理由の場合もあるでしょう。しかしながら、やはり「ワクワク」感があり、日々の仕事が充実しているのであれば、外に目が行くということも少ないのだと思います。
色々な面で、あらためて考えさせられる1冊でした。

勉強できました。

　著者と同じようにアルバイトから社員、マネージャーとして
会社に勤めていますが、教育について抱える問題に
業種などは関係ないのかと。
具体的な例も挙げられ、再確認することが多く、
良い復習になりました。
内容もとてもわかりやすく読みやすいので
私個人として超オススメです。

本の通り、心がけたいけれども・・・・

　アメリカ、中国、日本の田舎で工場を開いてきました。小さな会社となれば従業員も募集をかけてもきてくれない。現在働いている従業員の一部も自分の仕事の重さも考えず、サボル・賃金UP・昇格のみを気にして向上心がない。今回本を読んで、従業員のやる気を向上させる努力をしてみようと思いました。上場企業という組織で働いていたころは、黙っていても優秀な人間が入って来てくれていたのだ。と今になって思います。いつか彼らが成長してくれてること、その彼らの成長に助力できることを信じています。（参考になりました）

これは何を置いても読まなきゃ！

　一般の社員を見ていると、どうしても、何でできないの？　と言う目で見てしまいます。
もうちょっと、優秀ならな〜　
この位できないのかな〜　という感じです。

でも、魚屋さんで増収増益を続け、その挙句に株式上場までやられた手法と言うのは、本当に目からうろこです。

この本を読んで、今一度、生まれながらにダメな人間はいない。
もし、ダメな人間になっているとするなら、それは、育て方を知らない上司が、上司も知らない間にダメな人間にしていたと言う事。

この恐ろしい事実を知るだけでも、この本は一読の価値ありだと思います。

松順ファン

　以前からメルマガを購読していましたが、今回本書と成果主義人事制度を同時購入しました。

本書は自分が日頃感じている、上司と部下の関係、社員のやる気と会社の仕組みの関係
の疑問が一気に解消する、すばらしいものでした。

付箋紙を貼って何度も読み返しています。

部下との関係に悩むすべての上司へ届けたい

　現場の若い人の気持ちをきちんと拾い上げた本です。２０代の社員を抱えている

マネージャーと社長に読んでもらいたい本ですね。若者が３年で辞める、と

ベストセラー本の影響でそんなイメージまでついてしまっていますが、そんな彼らを

『根性がない』　と一蹴する企業は、今の時代やはり社員が定着しないと思います。

どうして辞めるのか？　の根本を探っていくと会社側に大きな問題があったんです。

そしてどのように対応したら良いのか、それが書かれている本なので

人材に頭を抱えている方にはぜひ読んでほしい１冊ですね。僕も友人にプレゼント

しようと思ってます。良い本ですよ。

この本、素晴らしすぎます

　ぎゅんっ[m:54]これ本当にオススメです。
今うちの職場で抱えている問題と非常にマッチしていて共感しながら読むコトができました。

ビジネス書なのに読み終えた後にひとつの素晴らしいストーリーを読み終えたような爽快感がありました。

この本の軸となるテーマは「部下を認めること」。
故に著者は、そのコトをエピローグで伝えています。
その意味が分からなくとも、最後にははっきり具体的にその言葉の意味が理解できるはずです。タイトルに身に覚えのある環境にいる方、また部下の方にも職場における問題解決に向けて大きなヒントを投げかけてくれる1冊です。本当にオススメです。

つかえます！！

　私は美容師をしていますが、新人のモチベーションを維持させることがいかに、大変かを部下を持つようになってから痛感してをりました。もっと、早くこんなわかりやすい本が、あったらもっと指導が楽だったのに、美容室にお勧めの一冊です

後継者、これから経営者になる人にもお勧め

　働く人のことをどのように見てあげるのか、
実際に上司や経営者になると、深く思い悩むテーマです。
テクニックや知識というよりも、考え方として大いに参考になりました。
経営において最重要の要素が人と組織の問題です。
経営が理屈どおりにいかない最大の要素も同じく人の問題です。
経験年数や立場によって気づくことが違うと思いますので、
他の人の感想を聞くのも良いと思います。

上司にも読んでもらいました

　この本を読んで、部下への接し方がだいぶ変わりました。
また、上司にも読んでもらい現在の人事考課制度の見直しの必要性も理解してもらいよかったです。

なるほど、でも今まで間違っていた。

　読んでいけば、なるほど「言われてみれば」ということですが、
私も含めて世間一般の人は逆の事をしているのではないでしょうか？
部下がなぜ動かないのか？
部下がなぜ本気を出さないのか？
部下とどのように接したらいいのか？
いろいろな答えが得られるヒントがたくさんありました。
ほかの管理職にも読ませますし、部下を持つ人にお勧めです。

ワクワク感のきっかけに

　数値目標のブレイクダウン・業績に連動した賞与…もいいですが、
それだけでは、みんな一丸となって「やる気」にはならないもの。

ＭＢＯでチーム共通の目標を設定して…もいいですが
その前に、みんなで働くことで、一人で話しえなかった「何か」が
叶うことの喜びを思い出すために、
今の職場には“ちょっとした仕掛け”が必要です。

「会社なんてこんなもの」…と悟ってしまうのも一法ですが
本書でワクワク感の出し方に気づき
１人でもワクワク上司・ワクワク社員が増えていくことを望みます。

管理職の人は読むべし

　　自分が社会人になりたての頃を思い出しました。
もっとやる気が出るように指導してくれたらなと愚痴をよく言っていました。
結果、管理職になってみると、同じことをしている。
忘れていた事を気づかせてくれました。
的確なアドバイス、管理ができるような気がします。

私の目標は、「楽しく仕事をする仲間を増やすこと」です。

　売上を評価の基準にしてしまうと、管理不可能な要素が含まれてしまい、個人の努力を公平に評価してあげられない。
期待されて入社したのに、初めてやる仕事がうまくいかないと、何で出来ないのと責められる。
職場内の、問題点をさっと拾い上げて解決方法を具体例で、わかりやすく説いています。
部下の心理と、上司の立場をキッチリ押さえていて、マネジメントって、そういうことだったんだと気づかせてもらえた、共育の本です。

だから、最近の私の口癖は、「いきなり１００点満点目指さなくていいんだよ！」です。
上司の人には読んでもらいたい本です。

人事・育成について内容社員向けの内容でした

　とても読みやすい。会社で人を成長させるためのヒントがたくさん。
人事制度を実際に活かすために、社員・管理職向けに現場に沿ってわかりやすく解説した事例集。
実際の人事制度についてもう少し詳しくても良かったかと思うが、
本格的に人事制度を研究したい人は著者の前著がおすすめ。

当たり前のことを当たり前にすることの難しさ

　本書を読んで、当たり前のことだよなぁ、と感じる反面、その当たり前のことってあんまりできてないなぁ、と思いました。

「雰囲気のいい会社に共通していること。それは、上司が部下に「ありがとう」と言っていることです。」　

「部下がどこでつまずいているのか？をちゃんと知り、その上で、仕事の具体的なアクション部分を明確にし、アクションごとにウィークポイントのアドバイスができるようにしなくてはなりません。」

などができている会社というのは少ないのではないでしょうか。コミュニケーションという一言で片付けてしまいがちですが、本書では具体的にどのようにしていくべきかが書かれており、参考になりました。

観察力こそ上司力

　褒めて伸びるのには激しく同感です。
そのためにはタイミング、内容ともに重要で
色眼鏡をかけずに良く見る必要がある。
会社における仕組みは本書を参考にするとして、
まずは、身内で研鑽を積んでみるとしよう。
妻、子供も褒めれないのに部下を褒るのは１００年早い！？

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