林田 レジリ 浩文:ハードカバー:「逆境に負けない人」の条件 「いい加減さ」が道を開く−ユルコロ情報

久々に目からウロコ

　自己啓発本を何冊読んでもシックリこなかったのですが、この本は久々のヒットでした。しばらく自己啓発本は読まずに済みそうです。
・善悪の区別をつけるのが好きではない
・世間の常識を無視したいと思うことが多々ある
・仕事はできるけど、金儲けに心血を注げない
・両極端なもの（クラシックとヒップホップとか）が好きである
・あまのじゃくである
・器用貧乏である
・何事もバランスを重視する
・誰も言えないことをズパリと言っちゃうことがある
・自分をちょっと精神分裂ぎみじゃないかと疑ったことがある
・そんな自分が好きだけど、なんだか孤独だなーと思うことがある
という人にオススメ。あなたは「逆境に負けない人」らしいです。

翻訳：林田 レジリ 浩文

メーカー：フォレスト出版

人生かわるかも

　人生が変わるかも知れない本です。
少なくとも俺は変わりそう！（ﾎﾝﾄｶｲ？？？汗・・・）
なんか、力がわいてくるというか元気がでるというか人生楽しくなるというか。
辛いとか厳しいとか思いながら生きていくよりも、一度きりの人生楽しんで生きないとね！！！
読んだ後、こんな考えになりました。

改めて納得させられた本であった

　強烈な個性、揺るがない姿勢、など理想とする人物像が求められる中で、いい加減さや柔軟性に注目したこの本には非常に共感をもった。柔軟性をもって、人生の危機を乗り越えた人たちの事例を用いてわかり易く記述されているので素直に心、感性に響く作品であった。タイトルも斬新でよく、逆境を乗り越えて人生の通過点にする為にもぜひ読んでおきたい作品である。

友達から聞いているようなフランクな人生訓

　もうすでに、読んだり聞いたりして知っていたつもりのことも
もう一度、素直に納得させてくれる本。
なぜなら、日頃聞き流したり知ったつもりになったりしている
ことでも、著者はすごく興味を持って調査した結果を元に
わかりやすく説いてくれているから。
また、著者の人柄か、翻訳者のそれかはわからないけれど
とてもフランクに、同じ高さにたってわかりやすく語ってくれるので
読んでいて抵抗なく素直に心に入ってくる文章だった。
ビジネス書のようだけど、主婦だって学生だってパートタイマーだって
是非一度読んでみたらいいんじゃないかと思う。
考え方・生き方の基本を、この本はとてもやさしく、でも理路整然と
提案してくれている。

サバイバーの条件

　他の自己啓発本とは違ってかなりユニークな内容でした。
例えば、サバイバーの条件で「柔軟性」というものがあります。
自分の性格は内向的か外交的か、楽観的か悲観的かなど、二律背反
だと思われがちですが、サバイバーは両方を持っているといい、２つの
異なる性格を合わせ持つことを肯定しています。普通は性格検査で
どちらかしか選べないですが、両方あってもいいんだと安心できました。

生きることを楽しむ

　つらい状況に陥ったとき、苦しくてどうしようもないとき、そんな目に遭っても、「まあなんとかなるさ」と考えて前に進むことが大事。本書では逆境に負けない人のことをサバイバーと呼び、そのサバイバーの条件を説明している。
いま逆境に立たされている人にオススメ。

逆境から学ぶには

　アメリカでは8年前（1996年）に出版され、ストレス管理や自己啓発の本で引用されることが多い「逆境から生き残る人（サバイバー）」の研究であるが、翻訳がないため今までなかなか読むことができなかった。
ウォルト・ディズニーや、アレクサンダー・セルカーク（小説ロビンソン・クルーソーのモデル）などの逆境を成功に結びつけた人や、死の危機から生き残った人たちの例を挙げながら、逆境から生き残り、成功のステップを上る人の特質を明らかにしている。
著者は、サバイバーの第一の特質として、「相反する性格を併せ持ち、考え方、行動に柔軟である」ことを取り上げており、なるほどと感じた。それ以外の特質（「直感を磨く」、「生き残ると強く思う」等）は特に目新しいものではない。
著者（アル・シーバート博士） のエージェントを自称する林田レジリ浩文氏の翻訳は、軽すぎると思われるくらいに、読みやすい。

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