ハードカバー:お金と英語の非常識な関係（上） 神田昌典＆ウィリアム・リード、スペシャル対談ＣＤ付き−ユルコロ情報

いままでの英語常識というタブーに挑戦した書

　神田氏の指摘するとおり、日本人はみな英語に対する幻想を抱いている。たとえいくら勉強したとしても、ネイティブのようにペラペラで、映画も字幕無しで観れるようにはならないし、洋書もスラスラ読めるようにはならない。わたし自身も、英語ぐらい出来た方がいいだろうと思い、独学で学びTOEICでは900点レベルまで来た。周りの人からは、すごいですねペラペラなんでしょう、と言われる。が、やはり洋画を字幕なしでは観られないし、ペラペラとしゃべれるわけでもない。
このことは、真剣に英語を学んだ人間にとっては、常識と言っていい。だが、多くの人はこの事実を知らない。知らずに、ネイティブ並みになることを目標に英会話学校等に足繁く通っている。そして挫折のくり返しだろう。帰国子女でもないかぎり、ネイティブ並みになりたいという目標が叶うことは決してない。つまり、そもそも間違った目標を設定するから途中で挫折してしまう。
ならば、英語を勉強する本当の目的・理由は何か？というのが本書のテーマであり、「お金を稼ぐため」の手段としての英語なのである。
なかには、お金という目標に抵抗を覚える方もいるだろう。それでも、純粋な日本人が英語を身につけるためには、結果的には本書中で紹介されている方法こそが、もっとも現実的であり、ネイティブに少しでも近づくためには、ベストな方法と言って間違いないだろう。
それでお金持ちになれるのなら、ラッキーだと思うし、本書は実際にその気にさせてくれるだけの説得力を持っている。いままで英語そのものを目的に勉強してきた人にこそ必要。自分の語学力のさらなる可能性を広げてくれる書。

メーカー：フォレスト出版

英語でビジネス成功するノウハウ

　　まず、アメリカが日本よりビジネス面で１０年以上先を行っているにも関わらず日本がそのチャンスを享受できないのは、英語のカベがあるからである。今のインターネット社会でさえ、外国から入ってくる日本語の情報などきわめて限られている。逆にいえば、英語を駆使できればそれだけビジネスチャンスが広がるということを意味しているのだ。

　多くの日本人が未だにコンプレックスを持つ英語とビジネスでお金持ちになる成功法則を結びつけた大変面白い本です。読みやすく、下巻も購入しました（著者の思うつぼ？）。
　

読めば新しい世界が開けます

　「わたしは英語ができない」
というセンセーショナルな一言から始まるこの本。

英語ができない、けど学びたいと思っている人は多いと思いますが、
その目的を「ビジネスである」と明確にしたとき、英語学習という
とてつもない壁がみるみる低くなることを感じるでしょう。

本書はそんな英語をビジネスのツールとして活用したい世のビジネス
マンに、ひとつの答えとヒントを与えてくれる本です。

内容は非常にわかりやすく、読みやすい、しかし内容は有用な情報に
あふれています。

久々に出会った元気の出る本です

　以前からこの胡散臭いピンクの表紙、目に入っていたんだけれど
手にとって本を開いたのは随分後の事です。
文面もとても読みやすく、読んでるうちに元気が出てきました。
切り口が面白い。

英語学習の常識を捨てよ

　さすが神田先生。今までの我々の英語学習における常識を、
ことごとく打ち破っておられる。

・外人になりきって話せ！
・一語一句理解しようとするな！
・文法なんて気にするな！

目からウロコものでした。

最後の章での英語学習ステップは、非常識な成功法則を英語学習に
当てはめたものだと思います。P>CDがついてこの値段。はっきり言ってありえません。<おかげさまで、毎日聞かせて頂いております。m(_ _)m

神田節炸裂

　面白い本だと思う。

英語というツールの使い方を書いた本だ。勿論英語学習のための本ではない。

神田さんは，間違いなくプラス思考や潜在意識の重要性を広めた。そういったことも，含めて本書は述べている。

神田さんの話が好きな人にはお勧めだ。

なるほど、英語学習の本ではなかった

　まず、MBAホルダーでも英語が苦手、という著者の主張は分かる気がしました。そういう知り合いが実際に複数います。一夜漬けの効く、要領の良いタイプの人たちに多いです（神田氏がそうだと言っているわけではありません）。
これは英語学習の「為の」本ではないと思いますが、もちろん、英語学習「にも」役に立ちました。

この本で得られた収穫：
1.ポール・シーリィ「あなたもいままでの10倍速く本が読める」を読んで、フォトリーディングの必要性と応用の仕方が今ひとつ分からなかったが、本書（特に下巻にかけて）でそれが理解できた。
2.神田氏の楽観的e-mailビジネス成功エピソードを見習って、思い切ってメールを出してみたら、先方から予想もしなかった良い返答が返ってきた。
3.必要な時に必要な情報に出会えるのだから、情報の取り逃しを心配しなくてよい、ということが分かって気が楽になった。すると、今までなかなか覚えられなかったテクニカル・タームがすんなり入ってくるようになった。

確かに、日本人は英語が苦手だと自分で思いこんで、自らの可能性をブロックしているように感じることがあります。多くの人が、特に目的もなく学者や通訳のような言語のプロのレベルを目指していて、完璧にやらなければ意味がない、という雰囲気さえあります。著者は、ビジネスをする上で「英語がこれだけできなければ海外ビジネスはできない」というような壁は存在しない、ということを教えてくれます。また、そもそも日本とビジネスをする気のない外国人を落とすのは、英語力の有無にかかわらず難しいことです。当たり前のことなのに、うまくいかないのは自分の語学力のなさのせいだと思ってしまうあたり、実にお人好しな民族です。

「けっ、上智大卒、外務省バックレ組のエリートがなにいってんの？」といわずに、読んでみましょう。意外にもなかなか楽しい本でした。

ライトな楽しい本です

　ポップなおもしろい本です。最大の収穫は、日常英会話よりビジネス英会話をやるべきとの指摘。無論、人や目的によりけりですが・・・。しかし、大半の日本人が英語が使えない理由がなんとなく分かった。
私としては、英語圏のビジネス情報はやはりダイレクトにつかめてこそ生きてくるものだと実感しました。　

５０ﾘｯﾄﾙ３袋ぶん？

　神田さん凄い勉強量ですね。それだけでも見習いたいですよ。
本書は英語の勉強の仕方というより、あなたの仕事の成果や結果に結び付ける勉強の仕方はこうですよっという感じである。やはり下巻のフォトリーデｨングのヵ所も合わせて読みたいところ。
後半に書かれているマトリックスのジャンプ思考(？)はいままでにない発想でおもしろい。見えない制限をみずから作り出していないか自身を振りかえせられる。
皆が皆必要ではないが、ある人にとっては衝撃的な一冊になるだろう！

神田節がいい感じで沁みてくるね。

　　神田さんの神田さんらしさがよく出ている本です。カンフル剤としてはかなりのものです。もちろんいい意味でです。
　本気で英語を勉強し直してみる気持ちになりました。具体的な方法も丁寧に説明されています。結局神田さんの手の内で踊らされる格好になった読者なわけですが、気分は悪くないです。
　

読みたい原書があるので「踊ってみよう」

　この本を手にしたのは「ゲリラつながり」からです。
著名なトレーナーとの対談がＣＤ付録として添付されているのも魅力でした。
神田氏の世界は、「非常識」という人を「ぎょっと」させる言葉が踊っています。
前にも書きましたが、奇をてらったタイトルは嫌いで避けていた傾向が私にはありましたが最近はその食わず嫌いも改まり、逆にそのようなタイトルの本を購読する機会が増えてきました。
彼がこのような英語にかかわる経歴がある人とは知りませんでした。
彼は自分の英語力をビジネス以外ではかなり低いと自己評価されています。
たしか、彼は「謙遜するな」と言っていたように思うので喧騒ではないのでしょうが。
英語での文化の理解もないと、教養面での交流の際、ビジネスがとまるような気もしますが、実際の経験がありませんからわかりませんがそのようなものはなくても成功できるのかもしれません。
かえって、その方面の知識は不要のように彼は言っているようにも感じます。
試験、試験で作り上げてきた私たちの英語は役に立たないことは確かです。
また、この本は彼の新たなビジネス展開の入り口になっているのでしょう。
今回は、早急に読みたい原書があるので「踊ってみよう」と思います。

英語によるビジネス成功論

　神田さんの本はいろいろ読んだが、この本は英語に的を絞った自己啓発による成功論を説いている。
上巻ー本人の成功がアメリカから知の情報を得て、それを日本に紹介することによりあったということを説明している。そのために英語を知らなくてはいけないと主張している。そして、従来の英語の勉強法を否定し現在の語学習得の学問的立場から、新しい勉強法を説明している。いろんな意味で参考になり、刺激が多かった。
下巻ーアメリカからの情報を得る手段としての本を読むための方法（フォトリーディング）の説明と得た情報を日本に紹介するための交渉のための英語によるコミュニケーションの方法などを述べている。
本人が実際にやっていて効果が上がる方法であるので参考になる。最後には、情報を得るためのソースを公開しているのでいろいろとヒントが得られる。
中学校レベルの英語がしっかりわかり、ビジネスで一旗あげたいと思っている人にはお薦めである。

CDがついてくる！

　
　著者も言っているように、英語の本ではないので英語の知識は得られない。ただ、英語に対する向き合い方？というか、英語が必要なビジネスマンのためのアドバイスを、著者の経験をもとに提案しているといった感じか。

　上巻にはCDがついており、さらに購入者はCDの内容（英語のインタビュー）の対訳をネットで注文することができる（登録が必要だが、もちろん無料）。私は登録して対訳の冊子をGETし、何度も見ている。登録後の勧誘なども無いので助かる。私はビジネスマンではないが、CDにはビジネス以外でも外人と会話するときに使えそうな表現が結構含まれており、しかも著者の発音が「普通の日本人（やや上級者）が話す英語」程度のレベルなので、逆に頭に入ってくるし、自分も実践できそうな気分にさせてくれる。

　本書は読む人によって、英語に対する安心感が得られたり、または自分に関係のない内容ばかりのように感じられたりと、評価がかなり違ってくると思う。私にとっては本書の内容で実践に移せたことはあまり無いが、貴重なCDがついてくる点で☆4つ！

付録のCDがよかった

　この本に書かれていることをすべて信じられるか、というとちょっと？という気もするけど、日本語に翻訳すると分厚い本になり、日本人は分厚い本は読まないから良書であっても翻訳されない、したがって原書で読まないと価値ある本にめぐり合わない、というところは「そういうことだったのか」「言われてみれば．．．」という感じ。
付録のCDは本を買ってから随分してから車の中で聴いたけど、こっちも結構面白かった。まぁ、うまく宣伝してるなぁ、という気もしないでもないけどそこらへんは読者が自分で判断すべきでしょう

内容は面白いが、これじゃ英語は身につかない

　神田さんらしく、独特のノリで読者を煙にまく・・・
いや失礼(^^；；・・・感動させる本ではある。
英語を「勉強」するのではなく、ビジネスのための道具として生かしちゃおうと発想は、まさにおっしゃる通り！
ここに反論の余地はない。
しかし、忘れてはいけないのは、神田さんという人、すでに高度な英語力の持ち主であるという事実だ。
本人がいかに「私は英語ができない」と言おうが、その経歴や、インタビューでの流暢な英語を聞く限り、
日本人としては最高レベルに近い英語力であることは、否定できない。
もし、英語を使えるようになりたい、あるいはビジネスで成功をおさめたいのなら、
本書の内容をそのまま鵜呑みにするのは、どうかと思う。
特に英語学習に関する著者のコメントは、あまりに事実誤認が多い。
それでも、内容は面白いし、ＣＤ付きでこの値段はリーズナブルなので、星は４つとした。

英語で(必要もなく)悩んでいる人へ

　この本から学べるのは、「所詮､英語はツールなんだから、必要な人が必要な部分だけ出来ればいい」と気楽に考えれば、ビジネスでも役に立てられるよ､ということ。（筆者の言葉ではないが、私はそう理解した。)

こういう考え、学校教育にも是非生かしてほしい。ほとんどの生徒は英語学者を目指すわけではない。細かい解釈など時間の無駄。もともと嫌いな人はもっと嫌いになってしまう。

それより、中等教育では実用面を強調してほしい。書いてあることの大筋を短時間で読み取るほうが大事だ。１ページを３０分も掛けて｢読む｣のは、本来、「読んでいる」とは言えない。

多くの日本人が、「英語は読めるんですけど、話せないんです。」というが、正しくは、「読めないし､聞けないから、話せないし、書けない。」要はインプット無しにアウトプットが出来るわけがない。

おっと、大分ずれちゃいましたが、英語で(必要もなく)悩んでいる人にはお勧めです。

タイムマシンに乗れば、成功して当たり前！！

　普段、英会話が必要になることはほとんど無いのですが、その分だけ劣等感を持っているので、何か良い勉強法はないかと思って読んでみました。正直言って、英語の勉強法について書いてある内容は、わりと普通だと思います・・・。

ですが、アメリカは日本の先を行っている、日本語に翻訳される本には限りがあるしタイムラグもある、ならば、最初から英語で本を読めば人の先を行ける、という論法は正しいと思います。実際、最近何冊か読んだ１０年くらい前の翻訳本から、今の日本に合致することが多く見られ、日本は遅れていると思わされることが多々ありました。
逆に言えば、英語を読んで時代を先取りすれば、日本で勝てる！ということです。

著者の言う、昔に比べて今の日本人は傲慢になり、海外から学ぶ姿勢を失ってしまっている、という意見にも賛成です。

せめて自分の専門分野については、初心に帰って、英語の本を読む機会を増やそうと、反省させられました。

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