ハードカバー:勝てる会社の人材戦略−ユルコロ情報

人材マネジメント論かくあるべし！人事・コンサル必読の書

　著者は、知る人ぞ知る組織人事領域の気鋭のコンサルタントだ。これまでも雑誌や専門誌への連載されていたが、やっと体系的な本が出た。もともとこの領域に精通するだけでなく、常に一歩先をいく論を展開され、実践に根ざした言葉は非常に説得力がある。私もこの領域で専門的な仕事をしているが、各章各節、それぞれに目から鱗の主張・表現に出会う。著者の専門的叡智と信念が凝縮された本書は、数ある人事本の中から突出していると思う。流行の成果主義を超えた本物の人材戦略を探求している人事担当者やコンサルタントの方にとって、必読の一冊だ。

メーカー：総合法令出版

目からうろこが落ちました

　｢勝てる会社の人材戦略｣。本屋ですぐに目に付きました。成果主義ということにもともと関心がありましたが、一般に流布されているところの成果主義という言葉のニュアンスに、なんとなく違和感を覚えていました。パラパラとめくってみて目からうろこが落ちる思いをかみしめております。特に三章・四章・八章については私が普段から漠然と考えていることについて輪郭を与えてくれたようで、今までの考えについても自信を抱かせてくれました。私は比較的大手の会社で人材開発関係の仕事に長らく携わっていますが、ともすれば依存的にもなる個人と会社の関係について、大変示唆に富んだ意見を本書から導き出すことが出来たと思います。

色褪せしない戦略本

　某社会保険労務士のブログサイトでこの書籍のことを知りました。　社会保険労務士ではない方の人材コンサルティング内容はとても新鮮でこの本も比類なき良書として読破しました。

2003年9月出版ではあるが、退職金の問題やバランススコアカード手法、ワークモチベーションやトータルリワード等々の考え方は単に精神論に陥りがちな人材モチベーション本とは一線も二線も画す見た目だけでは判断できない良書です。

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