ハードカバー:ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ−ユルコロ情報

3分間って難しい

　一時間程度ですらすら読める割には考えさせられる、その気にさせられる本です。

部下のために毎日3分間の時間が取れているだろうか･･･
「部下について考える時間」をきちんと取ることと
「部下と的を絞った短い会話をするための時間」を取ること。
こんな二つのシンプルなことなのに、そこから得られる様々なものは、3分間の積み重ねを超えたものになる。

これだけ物理的、精神的に実践に入りやすい手法もそう多くないのではないかと思います。

メーカー：ディスカヴァー・トゥエンティワン

毎回新鮮な気づき

　一体どんな場面でコーチングするの？　そんな疑問をすっきりさせてくれる内容です。なかでも印象に残ったのは、第五章。「コーチ型マネジャーの時代」。「変わらなければいけないのは上司。上司が変われば、部下も自然に変わります。」とても心に響きました。無意識にも相手が変わることを期待していなかったか、自分はそのままでいい、正しい存在…なんて思っていなかったか…。コーチングスキルを用いる側の心のあり方、姿勢までをも思わず振り返ってしまう…そんな気づきある言葉の宝庫の一著です。毎回毎回ページをめくるたびに、そのときのそのときの自分の状況によってキャッチする情報が違い、ある意味、私のメンター的存在にもなっている本です。

上司に求められているもの

　コーチングというとコミュニケーションのスキルと思っていましたが、
「3分間コーチ」に書かれていたことは、単なるスキルというものでなく、
部下との信頼関係を築く上で欠かせないものだと思いました。
コーチ型マネージャー（サーバントリーダーシップ・フォロワーシップ）など
上司に求められているものがダイナミックに変化していると感じました。

日頃のちょっとした会話が大切

　コーチングを学び始めた頃「コーチングって凄い！」と思って、いろんな人に
コーチングをしてみた。

ところが、ある日

「コーチングの話をするのはやめて下さい。」

と言われてしまった。

ガ〜〜〜〜〜ン！！！　どうして？？？


その答えがこの本の中にあった。


普段ほとんど会話をしていない上司と部下。
それにも関わらず、忙しい部下をわざわざ呼び出してコーチングを
したら、ますます上司と部下の関係性が悪くなる一方。


普段のちょっとした会話がいかに大切か。


コーチングをもっと自然に日常に活用できる内容です。

部下がいなくても参考になります。

　どの組織のタテヨコ関係にも応用が出来る、ビジネス現場での実践的なコミュニケーションスキルが満載。
「3秒間ナレッジ」という、各章の終わりに内容を2行程度に要約した文章がついているので、うまく利用すればスムーズに行動につなげられそうです。

上司とのコミュニケーションに悩んでいる、部下という立場の方にもおススメの本です。

全てのマネジャーに勧めたい本です。

　私も含めて多くのマネージャーは部下のことを考える時間をとっているようでとっていません。部下の担当している仕事のことは考えていますが・・・
「いま、どんなことを考えているのか、今日は暗い顔をしているけど何かあったのか、何を分かって欲しいのか・・」こんなことを考えてみるだけでもマネジメントは劇的に変りました。
　そして、部下との的を絞った会話の数々、現場と人を知り尽くした著者ならではデス。
あまりに、急がしいいので社員と話す時間が取れないと思い込んでいました。
３分、結構とれます。
それにしても、内容がリアル。どこから読んでも使えます。お勧めです。

いちいち納得

　コーチングという手法が日本に伝わって、すでに１０年近くが経とうとしていますが、なかなか効果があがっているという話は聞きません。正直、言葉としては、廃れてしまっていた印象でした。

そんな中、この本は、目新しい技法や知識が詰まっている訳ではありませんが、正しい形でコーチング手法を活用するためには極めて実用的であると感じました。

部下がいない人でも、後輩と読みかえて読んでみることをお勧めします。

実践的でわかりやすい

　マネジメントをやっていて、今までコーチングについていろんな本を読みましたが、「コーチ」って何だか敷居が高く、実践するのは難しいと感じていました。
でも、この本を読み、「コーチ」ってそんな大層なことではなくて、日々のコミュニケーションを少し意識するだけでできるんだということがわかりました。

まずは一つやってみよう、と思わせてくれる、とても実践的な本だと思います。

コミュニケーション不足解消の「超」コーチング技法！

　コーチングは会社の研修でも受け、それなりに趣旨は理解しつつも、でもなんとなく「面と向かって部下とは話さないよなあ」忙しいし。」と思ったりもしていました。そして、職場の課題は「コミュニケーション不足」となんとなく思っている、そんな「なんとなく」のもやもやをはっきり形にし、それを「シンプルに」「3分間で」解消する。そんな本です。部下に「話しかけ」「課題を引き出す」会話を心がけている我々が、それを更にポイントを絞って、濃密に、短期間で行うにはこうすればいいのか！と気づかされることがたくさん書かれていました。構えずに、明日の朝から実践できる超実践的な本です。

3分間で全てが変わる！

　3分間でコーチングができるのか、効果があるのか、という想いでしたが、実際にこの本を読み、実践したことで、デイリーの予定と目標が明確になり、計画的な毎日を送ることが出来ています。

マネジメントについてわかりやすく書いてある本

　私は管理職という立場ではまだありませんが、
会社のチームの中で後輩の面倒をみるリーダーという立場になり、この本を読みました。
マネジメントやリーダーシップというのは、非常に難しいものだと考えていましたが、
「部下について考える時間をとる」という表現がとてもわかりやすく、マネジメントについて理解を深めることができました。

各章に書かれている「3秒間ナレッジ」はシンプルで非常に参考になります。

管理職の方はもちろんですが、若手のリーダークラスの方にもオススメの本だと思います。

すぐ実践！

　コーチングの役割として『目標を達成すること』が挙げられます。
私見ですが、日本人が本来大切にしていた『心づかい』に共通する部分も
多くあると思います。『心づかい』があれば組織の目標達成スピードアップにも
つながるのではないでしょうか。


あなたはマネージャーとして、周りの人に本当に『心づかい』ができていますか？


日常生活・職場環境の中で、
　・やりたいけど出来ていない『コミュニケーション』
　・気になってはいるけど、後回しにしている『コミュニケーション』
　・難しそうだから、身につけてからはじめようとしている『コミュニケーション』
という場面があると思います。

そういう場面で、すぐに実践できることがこの本には多く盛り込まれています。

「もともと日本人にあったものを活かすという視点」で読むと、
実践しやすいのではないでしょうか。

「それだよ！」「それで、わたしはどうなるの？」

　リーダーシップ、自己啓発、人間関係、とにかく明るく、
ゆたかに生きたいと願う人、イヤ「すべての人」にお薦めします。
恋人同士が「プラットホーム」で電車を待つ間、
お互いの期待をたわいもない会話で確認するような楽しさが味わえます。
シャレた挿画もこの本のかくし味、視覚にグッと訴えかけています。
とにかくグッドです。

コーチングのユビキタス

　決して難しいことが書かれているわけではなく、
今まで自分の頭の中にぼんやりとあった、理想的な
上司との関係や環境を、文章として整理し明確に
表してくれています。随所に、身近で分かりやすい
談話がちりばめられており、自分の過去の経験と
比較することができるなど、コーチングのユビキタス性
が伝わってきました。

毎日たった3分間で上司・部下の関係が改善される
のであれば、だまされたと思って、実践してみて損はない！
という気持ちになりました。

部下のために

　コーチングというスキルを意識せず、部下のために何が
できるのかを学ぶことができました。

通勤の電車の中で気軽に読める一冊です。

読みやすく参考になる！

　非常に読みやすかったです。コーチングの勉強はしたけれど、
それで日々、具体的にはどうしたら良いのか、ということのヒントが
たくさんありました。現在、部下はいませんがチームメンバーや
同僚とのコミュニケーションにもとても参考になります。

流れの中で、さりげなく。

　書店に思いっきり長々と横置きされていたので気になって購入。90分ぐらいで読了できます。

ポイントは、部下に関心を持ち、（わざわざでなく）日常の流れの中で、上司の視点を分ち与えるような簡単な質問を投げかけ続けること。
「上からの命令」という意識を持たせず、あくまで水平的なコミュニケーションの中で創発的に問題解決に導く、ということです。
「３分間」というと、とても短いようですが、ひとつの質問を的確にやりとりするには十分な時間だと思います。

また、本書には、ところどころに「３秒間ナレッジ」という格言がちりばめられています。ここから気になったものは、ノートに書き出すのもいいと思います。
どれも、一見あたりまえのことが書かれているのですが、ときおり再確認し、実践につなげるということが、なにより大事なのではないでしょうか。

管理職ではありませんが・・・

　とても分かりやすい一冊。
私は管理職ではありませんが、現在、新人教育を担当して
いるので、参考になる点が多かったです。

コーチングというと「部屋と時間をとって、ある程度の
時間話さなければならない…」と思い込んでいたのですが、
もっと日常的に実践できるものだと分かりました。

後輩のいる社会人の方なら、参考になることが沢山書いて
あると思います。

納得！

　マネジメントに関わっている一人として、非常にわかりやすく読めました。
実践的で、行動に移しやすい。

部下がマネジャーに求めていることは
絶妙のタイミングでど真ん中の言葉をかけられること。

ついつい「何を話すか」に気を取られ、気づけば面談で私だけ
一方的に滔々と話し続けている、ということが多い私。

本当に大切なのは、部下を見続けることだと納得した一冊でした。

コミュニケーションの視点から職場の問題を考える

　職場のさまざまな問題って、本質的にはコミュニケーション不足から発生しているんだなぁと、この本を読んで改めて感じました。また、どのようにすれば職場のコミュニケーションが活性化するか、そして仕事が楽しくなり、仕事の効率が上がるのか、ということについてたくさんの実践的なヒントが得られる本です。短時間で読めますが、内容は濃いですよ。

通勤時間で簡単に読めました

　たった3分間のコーチングで、今の会社がずっとよく変わっていくと確信しました。
明日の朝、上司の机にそっとこの本を置きたい思います。

ｺﾐｭﾆｨｹｰｼｮﾝの重要性

　ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄに興味ある方は読んでみる価値はあると思います。
改めて、部下、いや自分のｽﾃｰｸﾎﾙﾀﾞｰとのｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝの大切さを認識した。
使える具体例も多く掲載され参考になる。
組織生産性を高める方法に興味がある自分には
特にｳﾞｨｼﾞｮﾝを作る３分間ｺｰﾁが参考になった。
「視線を未来にむけ続けること、未来に向けた問いを常に共有続けることが
非生産的な問いを追い出し行動へつながる。」
これは意識し実践していきたい。

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