ハードカバー:家族の病気はあなたへのメッセージ−ユルコロ情報

きっとよくなる、と思える本

　病気と心の間には、明確な関係性がある。そう頭では分かったつもりでいても、家族の病気が自分の心の根っこの部分とつながっている。とは、なかなか思えないし、思いたくないものです。特に自分の大切な人が、自分の心の根っこに原因があるから病気で苦しんでいるなんて、考えたくもない。だけど、作者は、自分が一番封印している自分の根っこをこじ開けて、そこを見つめなおすことで、周囲との関係性が修復され、そして家族の病気が治ったという体験を赤裸々に語ってくれています。この本を書くことは勇気のいったことでしょう。特に、子供との関係も夫婦の関係も現在進行形の中では。だけど、これを読むことで、今苦しい状態にいる人が必ず「きっとよくなる」という啓示を受け取るはずです。作者の勇気に☆５つ。

メーカー：総合法令出版

悩む必要ないんじゃないでしょうか

　カウンセリングの場面など、読んでいて腹が立つこともあった。
悩んでいる親に、怒鳴ったり、高圧的な態度をとるのは良くない。
同じことを伝えるのにもいろいろ方法はあると思うので、それを本当の愛情ととらえるしかない追い詰められた作者が気の毒と思った。
これだけ仕事の出来る人だから妬みとかをうけてしまっているのだろうと思う。
愛情なんて考え出すときりがない。
虐待や無視でなくなる子供が多い今日
悩むことは愛情の印ということで充分だと思います。作者はそのままでも充分に
すばらしいお母さんです。子供さんもえらいと思う。なんでも自分のせいに
するのは良くないし、宗教に頼るのも、カウンセリングに頼るのも同じこと。
自己啓発やカルチャーなど以上の意味はないような気がします。

悪いのは社会。

でも切実さが伝わってきたので星５つ

娘の立場から読んでみました

　この本は親の立場から書かれたものですが、
親がどのように接してくれているかを再認識させてもらいました。

確かにうちでもすぐに病気になったら飛んできてでも病院に連れて行きます、
良いと言われた飲みもの、食べものはいつも買い置きしてくれています。
ただこれが「してあげている」というのではなく、
いっしょに苦しんでそして楽しんでくれているから負担に思わないんだろうと
改めて思いました。

この本を読んで、たくさんのことを著者の方のように親や家族も
思っているのかもしれません。
そしていつも帰る場所を作ってくれて、見守ってくれている家族に
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

家族の病気はあなたへのメッセージ

　何をやってもうまくいかない・・・
良くない事が続く・・・
これらの原因がすべて自分自身にあると言われて、ショックをうける人は少なくないと思います。また、信じられない！と思われる人も多いと思います。
「家族の病気はあなたへのメッセージ」は著者の実体験にもとづく切実な思いが語られており、どうして自分自身に原因があると言えるのか？その理由を教えてくれた気がします。
素直に自分を見つめなおせる良いきっかけとなりました。
何かにつまづいていると感じている人に、是非！おすすめしたい１冊です。

家族について考える良い機会となりました

　作者の実体験にもとづいた話しに、とても共感が持てました。
仕事と家事と子育て、そして妻としての務め。
この本を読んで、どれにもベストをつくせず、中途半端にしていた自分の現実と向き合う、良い機会となりました。家族、特に子供についての接し方、自分が子供に与える（与えている）影響など、参考になるところが多く、仕事を持つお母さんにぜひ読んでいただきたい１冊だと思います。
自分が変わらなければ、何も好転しない。という発想が、とても新鮮でした。

自分が変わるということ

　この本を読んで、自分とは何かについて深く考えさせられました。自分を取り巻く他者がいるから、その他者と向き合う自己が形成されていくのです。自分が絶対的な存在なら他者とは関係できません。他者と相互関係にある相対的な存在だからこそ自己は常に変化し、成長を続けていくものだと思います。この本では最も身近な他者である家族のことが取り上げられています。娘の精神的な病気と対峙していく母親としての作者。両者の極限状態から発せられたうねりみたいなものが、ある時母親である作者の精神そのものを突き動かし、一つの関係性が成立していく。机上の空論ではなく、作者の体験を通じて語られていきます。人と病気の関係、家族の関係、社会と母親の関係、さらに作者の精神の変化が作者の生業のあり方をも変えていったこと、私はこの作品でいくつかの関係性を深いところで学んだような気がしています。

自分を変えることで、状況が好転する

　夫が身体が弱く入退院を繰り返しています。
良いといわれる健康食品やサプリ・水があると飛びついていました。
そんななか、家族の病気が自分へのメッセージであり、
著者の娘の心の病が回復したり、妹の癌が消えたといううたい文句？に引かれて、
この本を買ってみました。

今はやりの「引き寄せの法則」と同じように、
自分の心がすべての現象を引き寄せているというのが
この本の根底のメッセージだと、私は理解しました。

もしかしたら、夫に対して、知らず知らず、私が与えていたプレッシャーなど
あったのかもしれません。。。（そんな意識はないけど）

とにかく、相手を変えようとするのではなく、
自分を変える。少しずつ私も実践してみます。

この著者のように、自分が変わることで夫が元気になることを祈っています。
期待をこめて、☆４つです。

心の問題も解決の糸口

　家族の病気が親などの心の荒みにあるとした話です。
当たり前ことですが、心を癒したら病気がなくなる訳ではありません。
原因の一つや遠因が、心の問題（特に家族関係）ということは
大いにあるとは思いますが、それだけで病気が治るのであれば、
医者は必要なくなってしまいます。
あくまで、一つの方法論として読めば、
価値あるかと思います。

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