画家・写真家・建築家:もう、家に帰ろう−ユルコロ情報

理由がよくわからないんだけど愛しくて癒される

　初めて写真集を買ってしまった。
２・３年前Cutで広告を見て以来、ちょっと気になっていた写真集。
本屋で見かけて立ち読みするとたちまち引き込まれて次々ページをめくっていた。
好きな芸能人の写真集もお金がもったいないと購入しない私。
でもこの写真集、立ち読みした後も帰り道・家で反芻していると無性に愛しくなって
翌日にすぐ購入した。
田辺さんも素敵なんだけどそれだけじゃないなあ。
撮ってる人が夫だからだろうか。短いコメントもいい。
たまに見るとすごく癒される。本当なんでだろう。

メーカー：ロッキングオン

ミスチルの桜井さんのコメントつきの帯も良かったです。

　初めて買った写真集です。
なーんも難しい事を考えずにページをめくって眺めてるだけで、じんわり幸せになれます。
写真とほんの少しのコメント、装丁、余計なものがなくていいです。
夫婦っていいなぁ、というか、このふたりがいい夫婦なんでしょうね。
写真とコメント一つ一が優しさで満ちてます。

お互いの視線から感じる愛

　夫婦だからこそ撮れる写真の数々。
被写体になっている奥さんが旦那さんをを見る目線がすごく自然です。
おそらくその反対もそのはず。

それぞれの写真に、相手に対する愛が感じられて
Happyになれる一冊。
写真が好きな人はもちろん、そうでない人にもオススメ。
大切な人の写真を撮りたくなります。

微笑ましく、ユーモラスで、温かい。

　夫婦であるカメラマンとモデルの、生活シーンを切り取って集めた、
微笑ましく、ユーモラスで、温かい写真集。

この写真集のモデルである田辺あゆみは幸せ者だ。
写真の一枚一枚から、そしてそれらに添えられたコメントから、
カメラマンの溢れんばかりの愛情が伝わってくるではないか。
それはカメラのレンズを通してさえ、少しも弱まることなく。

私も一眼レフを持って、時折、動植物や風景の撮影に出かける事があるが、
本写真集を見てから無性に人物が撮りたくなった。

もう、帰ろう　と人に言える安心さ

　「帰ろうか」
そう誰かに言える事は、帰るところがあるということより幸福な気がする。

ふたりの日常を切り取った写真の下には短いけれど言葉が書かれている。
そのどれもに「あたたかさ」、「包む」、「慈しむ」が入ってる。
写真集というくくりではないようなそんな気がします。
こんなもの見せられて二人を好きにならない訳がない！　大好きだ！
夫婦なんて密やかな関係なのにこんなに見せてくれてありがとうございますと言いたい。

誰かに「もう、帰ろうか」って言える日を楽しみに待ちながらページを繰っているのです。

こんな素敵な夫婦になりたいな

　こんな風に愛されたらどんなに幸せかと思いました。お互いがお互いを尊重して、だからといって決して個人主義ではなくて寄り添って生きている。穏やかであたたかくて本当に素敵です。

心にしみます。

　何げなくひらいた写真集だった。
夫が撮った妻の写真の数々。
何気ない日常だったり。その時々を切り取った写真があふれている。
自然と愛する妻をみる目線になってしまった。
きっとだれもが経験するその感情の時々。
この写真をみて、改めて人を愛すること愛されること。
愛する人がそばにいて同じ時を刻めること。
感謝しなくてはいけないと感じた。
大事な人に贈りたい写真集です。

じんわりゆっくり浸透･･･

　　天才アラーキーの「東京日和」以来の愛妻写真集（無いか、そんなジャンル。）の傑作がここに！！という印象です。

　友人は「見ていてこっちが恥ずかしくなる〜」と評していましたが、私はものすごく感銘を受けました。
　
　添えられた文章と構成。そしてモデルである田辺あゆみさんが秀逸ですね☆写真だけではこれだけ感動的な作品にはならなかったと思います。一番好きなのは「砧公園での雨宿り」の写真。

　超個人的な写真集でありながら、披露宴で上演されるビデオや写真などとはやはり雲泥の差。二人のことを知らなくても十分感動できます。一日の終わりに、何度でも見たくなる写真集ですね。

☆５つ!!

　他の人の幸せが自分の幸せ☆なんて絶対ないと思ってたけど。
この夫婦を見た後、少なくても私は幸せです。
涙がでます・・・・
涙が出る本を大切にしたいです。

不安になんか、なっていられない

　彼やダンナに対して「なに考えてるんだろうなあ。あたしのことどう思ってるんだろう」なんて不安になったり、いらいらしたりすることって女の人にはあると思う。そんなときに、この数々の写真は答えをくれるのではないかな。　男の人の視線や感情があふれている。男と女の間には、素晴らしいものが存在していることわかる一冊だと思う。　男に不安になって喧嘩をふっかける前に開くべき本。まばゆさに目がおかしくなって、不安なんかすっ飛ぶから。

温かい気持ちになる写真集

　なにげなく、手に取っていた写真集。ぱらぱらとみていたはずなのに、
いつの間にか、写真の中の田辺あゆみさんから目が離せなくなっていました。自然な表情がとても、ステキでした。２人の愛情があふれている写真集だと思いました。こんな夫婦に私もなりたいです。

運命を感じた写真集

　書店で手にとって、見始めたら止まらなくて、迷ったけど、結局買ってしまった。写真の中にいる「妻」は、その夫婦だけが共有する時間の中に浸っている。そして、そんな時間の中にいる「妻」はすごく美しいと思った。やっぱり撮っている人が、「妻」を本当に愛してるからなんだろうなぁ。私も、自分の愛する人には、この写真集の中の「妻」のように、いろんな表情を見てもらいたいと思う。

出会ってしまった

　〜最初は、帯に書いた批評に目が止まり、思わず手に取って数ページ捲るつもりが、気が付けば最後のページ、足はレジに。
出会ってしまったというか、そんな本です。

この本の存在は以前から知っていたのですが、こんなにもあっさり引きこまれるとは。
パリコレや雑誌を飾る「田辺あゆみ」でなく、彼女の夫・藤代冥砂氏の視点で観た、素の「田辺あゆみ」に〜〜、その写真と一緒に綴られる言葉に、優しさとくすぐったいような温かさを感じます。
藤代氏が田辺あゆみに出会った時のことから始まるこの本（というべきか、写真集か）に、自分が最近結婚した事を重ねているのかもしれないけれど。
偶然にも今日、結婚して１ヶ月目に、この本に出会えた事を嬉しく思いました。
何気ない日々と、それを形作るものや人すべ〜〜てに感謝したくなるような、そんな気持ちを、どうかこの本で。〜

いつか

　わたしも何気なく本屋さんで手に取りました。
普段のお散歩も、庭の手入れも、ご飯も、何気ない日常すべてのシーンにも憧れをもってしまうようなやさしい目線で撮られている写真がたくさんでした。
カメラのファインダーを通してのお二人の心地いい距離感に、わたしもこんなふうに見つめあえる人といつか出会えたら...と思いました。

涙

　何の気なしに書店で
この本を手にとってぱらぱらめくっただけで
欲しくなって買いました。

藤代さんがどれだけ田辺さんのことを
愛していて
田辺さんがどれだけそれに応えている
って書くと何か義務をこなしているみたい
な感じに見えそうですけど。

そんな関係が
写真とそこについている一言から伝わってきて
見るたびに涙が出てきます。

今まで写真集なんか買ったことがない人にもお勧めです。
日々をただ過ごしいる人に是非見てもらいたい作品です。

毎日でも見たい！

　何気なくこの写真集を手に取りましたが、買ってからというもの毎日見ています。なによりあったかくて、短いコメントも素敵です。悩みがあったらこの本をもう一度見たら、なにか解決しそうな、そんななにかが伝わってくる、多くの人に見てもらいたいです。

大切なもの

　田辺あゆみさんの写真に撮影者の短いコメントがつけられているの
ですが、些細なことを書いているようでも心暖まります。
妻のあゆみさんの表情がとても柔かくて何だか子どものように無防備で
カワイイです。
みんな愛する人をこういう目で見ているんだなーと思います。
写真がきれいでコメントも優しくて自分も愛情のある写真を撮りたく
なります。

　神蔵美子さんの「たまもの」（これもいい作品です）ほど劇的では
ないですが、普通で日常の愛しさ大切さが詰まってます。

ホカホカ

　２人とも好きでやっと目にすることができた。

読んでいる最中に時々こみあげる胸がキュゥゥ…となる
あの感じ。
なぜか涙がポロロとほっぺたをつたっていった
あんな風になれたら、あんな風に誰かを想えたら…。
誰もがそう思わずにはいられない、そんな写真集。

私は心がホカホカしました。

HAPPY

　元々、田辺あゆみさんも藤代冥砂さんも好きで購入しました。
藤代さんが妻"あみ"を大切に大切に撮っている、幸せな感じが伝わってきます。
私生活で気負いなく撮って、撮られている為か、その場の空気感がリアルに伝わってくる素敵な写真集だと思います。
この写真集を観終わった時、一瞬一瞬が本当に大切な時間なんだと刹那に感じました。

久々にHAPPYな写真集に出会ったような気がします。
（二人の仲良さそうな情景が浮かんで、なんだか少し照れくさいですけどね。）

温度感

　「夫婦」という距離感
そして、
「夫婦」という言葉の響きが持つ 寂しさや切なさ。
そして格好悪さ。
しかしここにはそんなネガティブな空気はなく、
まっすぐで芯の通った あたたかさが広がっています。
他人からみれば気恥ずかしさもありますが、
そんな風に愛し愛されたいものだと，ぎゅっと、思いました。
恥ずかしいくらいに愛し合っている夫婦の風景がありました。
そしてなぜかノスタルジーを刺激するような雰囲気も
持ち合わせていました。
たとえば、学生時分のアルバムを眺めている瞬間みたいな
妙な青さ。

むかし桃井かおりのドラマでこんなセリフがありました。

「恋と言うには古すぎる。友情と言うには熱すぎる。
ひとはそれを夫婦と呼ぶのです。(うろ覚え」みたいな。

それよりもこの写真集の中の二人は幾分若めだケド、
そんな絶妙な温度感にひどく胸を締め付けられました。
なんていうか痺れた。
すごく照れくさいケド なぜだか見ちゃう。そして
果てしなく穏やかだケド、刺激もある。
いつでも帰りたくなる愛すべきふるさとのような
風景がここにあります。

この写真集の中に田辺あゆみ以外の誰かを見出せたら、それは幸せな事

　　パリコレにも出ているモデルの田辺あゆみ（78年生まれ）の日常を、夫であるカメラマン藤代冥砂（67年生まれ）が撮った写真集。朝食に胚芽米入りパンをかじる妻の顔が表紙ですし、中に掲載されている作品の多くも夫婦で旅行に出かけた時のスナップ写真のようなものばかりです。

　「弦巻のマンションの窓から夕暮れを眺める」あゆみ。その表情には、明日が来ることをとても楽しみにしている様子がうかがえます。生きることを肯定的にとらえているようで、とても好きです。
　「千葉　大網　正月の強い光線と竹、眩しそうな目、濃い影、美しい写真だと思う」。この写真の彼女の眼差しがとても精悍で、見ていて背筋が伸びる思いがします。確かに美しい写真だと私も思います。

　他のレビュアーが評しているように、夫婦間のこうしたプライベートな趣の写真が果たして出版に値するのかという思いが私も心をよぎりました。
　しかし頁を繰り続けるうちに、私は考えを変えました。ここに掲載されているのは美人モデルの妻を愛妻家のカメラマンが自慢げに披露する「おのろけ写真」ではありません。愛情の対象となる女性が微笑む姿を永遠に刻んでおきたいとレンズを向けたことのある読者自身の経験を思い返す、その＜よすが＞になる写真集だと思うのです。つまり私が本書の中に見いだしたのは、田辺あゆみではありませんでした。あの日、あの頃の私が愛した女性のことなのです。

　自分以外には他の誰にも見せることのない表情の数々。私たち二人だけのかけがえのない時間。
　そうした、誰にも憶えのある、胸疼くあの懐かしき瞬間を思い返すことが出来るのなら、この本はあなたにとって価値ある一冊となることでしょう。

愛

　写真に添えられた短い明朝体の文字が、愛でいっぱいなんです。
「あみが微笑む時が多い事を願う」
「全てが初めての出来事であったらいい」
こんなに相手を想える、想い合える二人はとても素敵です。
初めて、感情のある写真集に出会えたように思います。

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