ハードカバー:ブッタとシッタカブッタ〈3〉なぁんでもないよ−ユルコロ情報

心の結び目が解けていく感じ

　ある日のこと銀行で待っている時に雑誌と一緒においてあった。
他に面白そうな本もなかったので思わず手にとった。

なんだ宗教系の本か・・・。
それが、最初の印象。

でも呼んでいくうちにこれは宗教とか教えとかとかではなく

気付く為の本だという思いが頭をよぎりました。
なんか心にできた邪魔な結び目をすっとほどいてくれるような
おしつけがましくないメッセージがちりばめられています。

普段、理由も分からないまま沸き起こる感情の原因を気付かせてくれます。
これを頭で理解し少しでも行動に反映できれば大分気が楽になることと思います。

数ページ読んで家に帰りさっそく注文していました。
その後、残りの本も購入してしまいました。

宗教とか教えとか普段糞食らえと思っていますので自分でも以外です。

この本があればいかがわしい教祖どもなんてこの世に必要ない！
差別を生み金を集め人を集団で分ける宗教もこの世に必要ない！

そんな思いがわきあがるような内容です。

メーカー：メディアファクトリー

さるきちはまさにブッタ。

　マンガだからといって、あなどっちゃあいけません！
ブタだからってバカにしちゃあいけません！
この本はさるきちのバイブル。
人生において最も大きな問題を解決に導いてくれる本なのですっ。

「自分」を探すブッタ。
それはまさに、さるきち。


「自分をさがす」とか
「自分を認識する」ということは
自分の長所や短所を知るとか
自分の性格を知るとか
そういうことじゃないみたいだ
いいとかわるいというのは
はっきりとした基準なんてないわけで
さがしていったら
心の中に闘いや苦しみをまねくと思う
迷路に入っていっちゃうと思う


摂食障害を患うさるきちは、迷路の中にいるのだ。
出口のない迷路をさまよっているのだ、きっと。

誰もが生きている上でぶち当たる大きな謎。
答えはシッタカブッタが知っている。

そして、４コマ目でぽつんと取り残されるブッタ。
何とも言えずキュートで純粋なブッタ！

さあ、アナタもブッタと一緒に
「自分」探しに出てみませんか？？

今だから考える

　初版本が出た頃に購入しました
これを買う切っ掛けは第１巻・第２巻・愛のシッタカブッタを
たまたま本屋で見かけて購入して感銘して暫くして新作(なぁんでもないよ)が出て
当たり前のように購入しました

当時は私も心が病んでいたのでしょうね　路頭に迷っていたのでしょうね
思い上がって人生に悩んでいる知り合いにプレゼントした事もありました

なぁんでもない生き方・世間の流れ・人間感情を率直につついています
この本で何を感じるかだなんて人それぞれだけれど
世の中に無関心で生きる人にはちょうどいい叱責本になるでしょうね

ただ気を付けねばならないのは間違った捉え方もされると言う事
人に贈る時は必ず何か一言加えた方がいいでしょう

この本から突然読んでも意味が無い必ず第１巻から読みましょう

漫画といってあなどるなかれ！

　心にしみるほんのりとしたイラストと
心の琴線に触れる言葉がもりだくさん。
目から何枚もウロコが落ちます。

どんな宗教よりもどんな哲学よりも近づきやすく
奥が深い本です。
手元にずっと置いておく一冊です。

心のお薬

　題名通り「なぁんでもないよ」って思わせてくれる、心のお薬のような本です。
ほのぼのとしたイラストってのもあり、読み終わった後、じんわりと心が温まります。
「そうなんだよなぁ」、「なるほどね」とか、思わず一人、そんな言葉を呟きつつ、生きる事は難しいけれど、見方一つでちょっと楽になれる。
ストレス社会の現代において、この本は日常の疲れを癒してくれます。
今まで知らなかった「自分」が発見も出来る、そんな優れものの本です。
仕事に行き詰まった時、恋愛が上手く行かない時、人間関係に疲れてしまった時、自分を見失いそうになった時、この本を読むと元気が出て来ます。
生きるヒントを与えてくれるきっかけになります。
温かい飲み物でも飲みながら、のんびり、まったりとこの本を読んでみて下さい。
押し付けがましくなく、ふんわりと心を包んでくれる優しい本です。

右脳で理解できる本

　ブタに導かれて人生を学ぶ本です（笑）
全編４コマ漫画。とぼけたブタの絵と簡潔な文章。力を抜いてするする読めてしまいます。
ついつい理屈をつけて解決しようとする人間の悪いクセを、この“とぼけたブタ”が感覚（潜在意識）に訴える方法で、わかりやすく正してくれる、面白くてためになる一冊です。

人間のありかたがわかる本

　◆自分って何だろう？
◆人生の目的ってあるのかな？
◆生きている意味って？

そんな問がアタマに浮かんだ時にいつも読んでしまう１冊です。

これほど、簡単にわかりやすく、ありかた（生きる姿勢）について書いてある本を僕は知りません。

ものの見方を学びたい方、
ありのままの自分でいたい方にお勧めします。

読みやすいですよ。

　私の場合は、大学の心理学の授業で使用するために買わされたのですが、他の心理学関係の本は小さい文字ばかりで、内容も専門用語が使われていたりしていたので、これもそうなのかと思っていたら、全然違いました！

まず、表紙の絵が可愛らしく、本を開いてみたら漫画みたいな感じで抵抗なくすらすら読めました。それでいて、しっかりと心理学をふまえた内容だったので、心理学に興味はあるけど、難しそうだし･･･と思っている人にはお薦めできる本だと思いますよ。

大人の錆落としに。

　読む前は、漫画なので子供向けの本と思っていました。
仏教入門書は、いろいろ読みましたが、それらと比べても
ひけをとりません。
シンプルに書かれていますが、奥は深いです。
もちろん子供でも理解できますが、ある程度仏教の
基礎を学んだ人にも、お奨めします。

私はこの本で、人生の錆落としをしました。

「もっと描いて！」という欲望がでてしまう名作

　ほんわかと親しみのもてる漫画とシンプルな言葉の数々によって、さりげなく「仏教」がわかってしまうシリーズの最終巻です。作者は「これは宗教の本ではありません」としつこく言っていますが、見事なまでに仏教の本質をついています。しかも恋愛やプライドから生じる個人的な、されど普遍的な悩みを題材に話をすすめていくので、とてもとっつきやすいです。

ただ、この三巻目は、ほかの二冊にくらべると少し理屈っぽい感じするかもしれません。仏教のキーワードである「四苦八苦」が解説されたり、知覚心理学を参照したりしていますので。まあ、圧倒的にわかりやすく紹介されているので、このシリーズの路線からは少しも外れてはいないのですが。

マンガの中に仏教のエッセンスがあった。

　　筆者はこの本を「宗教の本ではない」と言っているが、非常に仏教のエッセンスがよく描かれている本である。（私は仏教、とりわけ原始仏教は宗教というよりも苦しむ人間のための「臨床哲学」ととらえている。）

　この本のテーマはずばり「正見」、正しく物を見るということである。これは仏陀が説いた「八正道」の第一である。なぜ仏陀が「正見」を説いたかといえば、それは日頃、我々が正しく物事を見ておらず、それが「苦」を作り出しているからである。

　筆者は手を変え品を変え、いかに我々がふだん、正しく物を見ていないかを解き明かす。錯覚の色々な例は読んでいて楽しい。
　ありのままに物を見、自分を見ることが苦しみの解放につながるというのが
筆者のメッセージであるようだ。

自然にあるがままに・・・生きるということ

　シリーズ作を通じて、自然に片意地張らず自分のありのままの
姿を認めることから人生は楽になるとといています。
また、その時点から色々な努力や環境も本人にとっては
ポジティブな展開を自然としてくるもの。その因果関係を
漫画で分かり易く、自然に、説教臭くなく教えてくれます。

比べることのおかしさって

　ボクたちが苦しむ根源は比較の中で生きることだったんですね。そうだSMAPも「世界に一つだけの花」で歌っているよね。

「自分ってなぁに？」って問い続けることも時間があるのならいいけど、そんなことしなくてもただ自分を見つめる、それだけで良かったんだね。

心の安定剤になりました

　落ち込んでいるときに友人に貸してもらい、気分転換できた本です。“マンガ”であるというだけで紹介されなければ手にしなかった本。私のようなマンガ嫌いの方にも読んで欲しいマンガです。

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