ハードカバー:ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。−ユルコロ情報

度肝だよ人生は

　ひたすら面白いのだけど、この一連の著作でいいのは作者の世界観が貫かれているところで、違っているからいいのだ、認めるという見上げた日常の根性（不謹慎で失礼）が好感触をもたらす。意外にも彼女の所には様々な当初が来るのだかとか。その辺の私たちの周りには見えない世界を色々愛情で見せてくれる作品ですね。何にもましてお母様が素晴らしい。旦那さんとの関係なんて、かわいらしいですね。おぐりさんの全部持ってます。

メーカー：メディアファクトリー

結婚とは異文化圏を旅するようなものである

　とエッセイに書いていたのは誰だったか。別人格の二人が生活するのだからいろんなことが違っていて当たり前。その違いを楽しめれば旅行上級者というわけだ。
本書は比喩抜きで「異文化の人」トニーと結婚したさおりの結婚生活を綴ったエッセイ漫画。この漫画を読むと、「違い」っていうのは基本的には文化や人種の違いじゃないんだなあというのが良く分かる（勿論それもあるし、国や人によってはその比重がとても重いものにはなるのだろうけど）。日本の夫婦でもありがちな日常の諍いや会話がユーモラスに描かれています。私もさおりのような旅行上級者にないりたいものです。ちなみにうちのダンナが気に入ってるのは「ケンカの原因・1」の項。まさに我が家もこの状態です（うちのダンナにトニーほどの集中力はありませんが）。

国際結婚ってこんな感じかぁ

　外国人の旦那様との出会いから結婚に至るまで、そして結婚生活が書かれていて、国際結婚の様子を想像することができておもしろかったです。自分の常識が常識ではない相手との生活は、慣れるまでは驚きの連続だと思いますが、その様子がほのぼのと書かれていて楽しい気分にさせてくれる本です。

わらいころげる

　著者を知った１作。
これ以来、彼女の本を見ると買ってしまう。
口調が面白く、また”ダーリン”さんとのコントのようなやり取りが楽しい。
それをまた漫画にしているが、雰囲気が伝わってきて面白い。

楽しく読める【ホッとする一冊】です。

　この本は、外国人のだんなさんと暮らす方法というよりは、
語学オタクであるトニーさんの観察日記だと思いました。

さおりさんがトニーさんを観察する視点は、
ワタシとあまりにも似ていて、それがとてもおかしく、
安心して楽しく読める一冊になっているのだと思います。

きっと、深刻に外国人異性との結婚生活を描いていたら、
こんなに売れなかったのではないでしょうか？

また、小学５年生の私の娘も、トニーさんの大ファンです。
トニーさんとさおりさんの楽しい生活に、「言葉の大切さ」と
「お互いを尊重する大切さ」を学んだことと、思います。

異質なものと出会ったとき

　著者の小栗さんが、文化差や個人差（この方が大きい？）や、いろんな2人の違いを楽しみながらレポート＆受け入れているのがとてもいいです。絵も可愛くて読みやすいし、たまにトニーが固いことを持ち込んでくるのもバランスが取れてていいです。

でも、著者も書いていますが、アメリカ留学中の身としては、この本を読んで「私も外人と暮らしたい！楽しそう♪」と思うのは違う気がします。そういう意味で、この本に書いてあることが「外国人」との生活とは言い切れないと思いますが、難しいことは抜きにして、単に読んでいて楽しいほのぼのエッセイ。お勧めです。

いつまでも仲良くね！

　小栗さんと、トニーさんっていつも楽しそうですね。
外国人の人と結婚したら不便なことだらけだと思っていた私の常識？
を見事にひっくり返してくれましたよ。この本は！
小栗さんとトニーさん、いつまでも仲良くね！

エッセイマンガの火付け役

　この本からエッセイマンガがかなり出版されるようになり、
この本をまだ読んだことない人には後回しになってるかもしれません。
しかし、この本を読まずにエッセイマンガあらず。と言える本。
何度読んでも、重複に耐えうる面白さが各ページに潜みます。
ダーリントニーの彫りの深さだけでなく、キャラクターとして、人として、
奥が深いトニーの趣味と多面的な資質。
さおりさんのトニーとの生活を観察する冷静な面が、読む人を爆笑させる。
「トニーのひとりごと」も、マンガからの気分転換になり、
大御所の貫禄といえる１冊です。

とにかく面白い！

　我が家のダーリンは外国人ではないのですが「これある！ある」と、頷ける面もありました。
ダーリンが外国人という、文化の違いはあるのかもしれませんが、同じ国内結婚でも、今までの歴史や生活の違いって、あるんですよね。

ダーリンが外国人の方も、そうでない方にもお勧めです。

心ほのぼの

　読んでいて、理屈なしに「ほのぼの〜」とします。
世知辛い世の中です。この本がヒットしている理由も
この一見何という事のない「ほのぼの〜」が要素ではないでしょうか。
あなたも一度、この本を読まれて「ほのぼの〜」としてみては？
いいものですよ、たまには。

とにかくトニー（の絵）がカワイイ

　「ダーリンは外国人」はマンガという媒体をかなり効果的に使っていると思う。
とにかくトニーがカワイイ。可愛い過ぎる。小栗さんのマンガの勝利だ。
困ったり、踊ったり、おだやか光線出しまくったり、理屈抜きで楽しい。
基本的にノンフィクションのせいか、オチがオチてない場合もあるけど無問題。
リアルトニーがどんな人かはわからないけれども
人をひきつける魅力のある人なんだろうなぁと想像する事は難くない。

外国人との共同生活で気づく事が色々、、、。

　美術大学卒業後、漫画家となった小栗左多里先生とアメリカ育ちの外国人ことダーリンとの出会い、同居生活の日々が楽しく描かれています。
このマンガ本は大人気となりましたね、バブル期を経験した日本人は贅沢さにも慣れて、元々、小心者で他者との関わりを無意識にも極力避けようとする傾向が強いのでしょうね、その点、ダーリンは外国人ですからそんな事はありません、如何に自分が快適に経済的に生きるかという事が大切な様子、こちらの方が本来、普通な事なのでしょうね。
でも、そういう風に生きられるダーリンが羨ましく思えました。
自分のこれまでの無意識な生活習慣を改めたいと考えさせられましたね。

外国人が日本で暮らすということ

　
日本人が当たり前に日本で暮らしていると気付かない、ちょっとした些細なこと、外国人の目から見ると面白いことに気付くのだなと思いました。
トニー氏は、異国文化に精通しているルポライターということもあり、その指摘には色々考えさせられることが多かったです。

私も留学して、改めて日本を見なおすと、色々気付かされることが多かったし、外国で暮らして日本の良いところ悪いところを気付くことが出来て、色々考えることが多くなりました。
帰国して自分の中で一番変わったことは、故郷のことをもっと知りたい！　そして、仕事を通して故郷に貢献できる何をやろう！　と思うようになりました。。。

この本の作者であり妻である小栗さんは、旦那さんを通して異国文化に触れることによって本当に良い経験をしているし、感受性の強い方だからこそ、色んな視点を持ってる面白い方だなと思います。　そして絵が可愛らしいですね。。。

この本が当時、挿絵くらいしかなかったルポの世界に、コミック式ルポのブームを巻き起こした火付け役となった本だと思います。

笑えたり、ハッとする生活エッセイ

　語学オタで、ジャーナリストだったり大学講師だったりするのダーリン（トニー）と、
漫画家のさおりの生活エッセイ。

トニーは、とても難しい言葉を知っていたりする割に、日本人から見たら、え？って
思う様な言葉を知らなかったりとか、外国人と、漫画家が部屋を借りる時の
周りの偏見とかも、コミカルに描いていて、読みやすいし、
ハッとさせられたり、時にはゲラゲラ笑ったりします。

トニーの天然っぽいけど、繊細だったりもするキャラと、
明るくて、色々見ているさおりのやりとりが、オチが付いたりして、かなり面白く描かれているので
外国人との付き合いないしとか考えないで、『ベストセラーだし、試しに読んでみよう』
みたいな軽い気持ちで読める本なので、お勧めです。

トニー大好き!

　本屋で立ち読みしていたら、
あまりの面白さに耐え切れず思わず購入してしまいました。
トニーの純粋さがほんとにもうかわいくてしょうがないです!
そしてさおりさんのトニーの扱い方も
トニーの良さを何倍にも引き出してくれてます。
異文化、外国人って言うよりも
トニーだからこの面白さって感じがします。

私もやっぱり抜かれるなら度肝がいいです。

今さらですけど面白い

　安月給の公務員なので古本屋でパート２と共に購入しました。
さおりさんとトニーがお互い譲り合って微笑ましく暮らしていらっしゃる様子が漫画になって描かれています。
声を出して笑いました。それにしてもトニーの語学に対する情熱は凄まじいものがあって、日本人すら漢字を読めない人が多いのに、彼の漢語や和語の違いまでも追究する姿勢は感嘆しました。
それなのに複雑な漢字は書けても、日常の言葉にボケをかます質問をしてみたり。
さおりさんが言いたい国際結婚についての考えには賛同します。
あまりに違う文化や宗教観があった場合はこう上手くいかないと思いますが、２人とも愉快で楽しいキャラクターで笑えました。
トニーの落ち込みようを苛めて楽しむ所と、木が６本の所は涙がでました。（おかしくて）です。
絵も好きです。

コミカルに、国際結婚などなど

　漫画家、小栗さおりさんと、トニーとの新婚生活（準備も含めて）
アメリカ人との日本での結婚生活をコミカルに描いています。
　まずは、「ほのぼの」として、「楽しい漫画」にすることが、ヒットした秘訣であり、また、作者の第一目標であるようです。
　そして、夫ののトニー氏が、「日本語と日本文化に精通している」ことも、この漫画が「コミカル」である重要な要素で、読んでいて楽しいです。

　ただ、本当の異文化のぶつかり合いに関しては敢えて話題にすることは避けており、私の幼馴染（女性）の、インドネシア人との日本での結婚生活（殆んど日本語が出来ず、夫婦の会話はインドネシア語か基本）など、数例を知っていますから、こんなハッピーな国際結婚はむしろ少数派（ないしはフィクションに近い）でしょう。。。

これが一番!

　「ダーリンは外国人(2)」「ハワイで大の字」…とダーリンつながりのものをいくつか読んでみましたが、やっぱりこれが一番おもしろい!!第一弾だからってこともあるのでしょうが、とにかく笑えます!

大人向きのほのぼの感じて、笑えるマンガ

　漫画家"小栗左多里氏"が語学オタクの外国人"トニー"との結婚生活（一部結婚前）の中で、感じたギャップなどを面白おかしく描いたマンガです。
ギャップは外国人"トニー"ならではの部分もあるし、単に男女の違いの部分もあるように思えました。
"トニー"の純で素朴な人柄をうまく描いて、ほのぼの感じながら、また、笑いながら読むことができます。
子供向けではなく、大人向けのマンガだと思います。

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