ペーパーバック:ホームレス中学生−ユルコロ情報

実体験ならではの

　良さが出ていました。

どん底ならではの心の交流、豊かさ、本質が強くあらわれて

いて、お人柄を感じると同時に感動しました。

文章は表情が出ていました。

闇多き現代の中の光に感じました。

メーカー：ワニブックス

あっというまに読み上げてしまいました

　笑って泣き、感動して泣き・・・2度泣きしてしまいました。
評判にたがわず、すばらしい内容でした。
「佐賀のがばいばあちゃん」を思いだしました。

感動しました

　先生の手紙のとこ、泣けました
バスジャックにあうというドッキリの際、人質に１人だけ残れと言われて田村さんが立候補していたのを思い出しました
「この中で死ぬんやったら、自分が一番マシかな思てん」
この言葉が自然に出てきた理由が分かった気がします

大変でしたね

　さっと読めて、インパクトのある内容でした。
著者と一緒に疑似体験したように読みました。
もしかしたら、違った方法もあったかもしれないけれど、こうして過ごしてきた事が良い結果になって、大変でしたね、そして良かったですねと思いました。
困っている子供たちに、それぞれの事情に合わせて、手を貸した大人たちがすばらしいです。
現実とはまだ思えないけれど、こうして過ごす（ここまでではないにせよ）人がいたことを知りました。
お弁当の中身を見せたがらない人は多いと思います。それぞれに事情もあったのかと今頃気づき、のぞいた自分を反省しています。

泣きました

　軽い気持ちで手にとりましたが、
決して上手い文章ではないのに、ぐいぐい引き込まれて一気に読み終えてしまいました。
ラストでは、お母さんへの愛情がものすごく伝わってきて、号泣・・・。
こんな状況に置かれながらも、それでもひねくれずにまっすぐ育ったのは、
お母さんが、生きている間にたっぷり愛情を注いでくれたからなんだろうなあ・・・と思います。
悲惨な状況なはずなのに、思わず笑っちゃうようなエピソードもあったりで
実際はもっと過酷だったと思いますが、
いろんな人に支えられて、今があるからこそ、こういう風に書けたんでしょうね。
こんな温かい人たちが周りにいるって、すごいことだと思うし
日本もまだまだ捨てたもんじゃないな、と思います。
読んだあと温かい気持ちでいっぱいになりました。

本当は賢い田村君？

　漫才で受ける印象以上に、誠実な人柄が伝わってきます。
たしかに、泣きそうになります。

また、エピソードごとに　うまくまとめてオチをつけるのは
漫才のネタづくりで鍛えられた才能なのかな
次作は難しいでしょうけど　ぜひ読んでみたいですね

１時間もあれば読めます＾＾

　話題だったので即購入して読みました
で、親戚から会社の同僚まで何人の手にわたったかわからないぐらいまわってからかえってきました
意外と泣けます；
映画、期待してます＾＾

ヤバい・・・・・泣ける！！

　先日図書館で借りて読んだのですが・・・・・
いい話ですね！！笑えるところはすごく笑えて、泣けるところはかなり泣けますｗｗ
これまで読んでなかったことに後悔しました・・・
文章は日記のような感じで（？）書かれているのでとても読みやすいです！
まだ読んだ事のない方是非読んでみてください！！

文章が拙い？

　そう、その通り。
この本には、その拙さこそが大事だと思う。

25才も過ぎた大人が、子供のころに体験したことを、
当時感じたままに描くのは、本当に難しいことだ。
余計な感情分析などなく、ただ見たまま感じたまま。

中学生なら誰でも書けるかもしれない。
でも、これを大人が書いたから、すごいのだ。

さらに、各エピソードの終わりには、はっとするほど
斬新な目線のオチがつく。
これは、もともと相当に観察力が優れていたのではないかと思う。
作者は、お笑いに、なるべくしてなったのだなぁと感じた。

この本からは、泣かせようとか、笑わせようとか、感動させようとか、
そういった計算の様なものが感じられない。
だからこそ泣かされ、笑わされ、感動させられた。

この本を書いているのは、純真な子供で、
子供には何ものも勝てないのだなと思った。

てんこ盛りの不幸、うまく書こうとしてないところがいい

　中学二年生の一学期の終業式、学校から帰ってきたら、家が差し押さえられていた。大黒柱の父は「解散！」の一言で失踪。著者と兄姉の三人のサバイバル生活が始まる。とんでもない事態になっているのに自分たちだけで何とかしようとするところが妙にリアル。極限状態の人間の心理。母の死、父の病気、リストラ。ホームレス体験、きょうだい三人の赤貧暮らし。淡々と書かれているが、中学生が体験する経験としては苛酷すぎる。よく乗り切れたと思う。友人の家族、ご近所の人たち、それから、ホンネでぶつかってきた高校の女先生が素晴らしい。先生の手紙を読んで私も泣いた。母喪失の心の修復のヤマが中三から高一までの著者の死にたい気持ちだった。無責任な父をそれでも著者が憎まないのは、苦労したからなんだろう。作文のような文章だけど、著者が読者に対して誠実に経験を伝えようとしてるのがわかって、そこがいいと思う。

すらすら読めます

　元々本読みをまったくしない自分でしたが、この本は字を読むのが苦手な方にもおすすめ出来る作品です。
面白いのですらすら読めます。自分は一つ一つ分けて読み、一週間程で読み終えましたが。

何事も正直に書かれて、とても為になりました。おすすめです

受験生には向かないけど、これは傑作！ベストセラーな訳だわ

　リアルな話がまるで自分が体験しているかのようにグイグイ入り込んできます。著者の実経験
だと思うと、鳥肌が立ってきます。そして、主人公の周りの人達の心温かなところにとっても
感動しました。今時のテレビドラマのストーリー展開だと、途中でいじめる親戚とか、友人と
かが出てくるかもしれませんが。。。この世も捨てたもんじゃないと思う反面、他にもそうい
う経験をしている人たちが他にもいるかもしれないなあと思いっきり考えさせられました。
何とも言えない感動を与えてくれたこの本に感謝します。

それから、文章力という点では今一つなので、大人が読んだ方が良いと思います。失礼ながら、
受験生向きではないと思います。

娘との共通の話題にも良い本です。

　遅ればせながら読みました、『ホームレス中学生』。
テレビであの「解散！！」とは「味の向こう側」は聞いた事があるので、それほどおもんないやろ、と思っていたのですが、予想に反して面白かった。

うんこのオバケ編の「くらぁぁぁぁ！捕まったら終わりや思えよ！」はむちゃ笑えました。小6になる娘も読んだのですが、うんこのとこおもろかったやろ？と訊いたら、むちゃおもろかった！と笑って答えてくれました。
家族の笑いネタにもなる本です。

お母さんを早くから亡くしていることは知りませんでした。
そのお母さんに応えようと一生懸命頑張っている姿、最後はちょっと感動します。

さっと読めて元気ももらえるのでおすすめです。

図書館のすぐれちゃんも涙!

　最高ですね!こころから推薦します!
最近話題でベストセラー本、図書館のすぐれちゃんの作者、あがさクリスマスも感激していました。

当たり前の日常生活が幸せ

　子供だった頃、食わず嫌いの私に母がいつも言うことは「世の中には食べたくても食べられない人がいるのだよ」
正直、「うるさい。」と思うだけで、３食しっかり食べられる事がどんなに贅沢な事なのかなんて、知ろうともしませんでした。
家族が揃って同じ屋根の下で生活を共にする事がどんなに幸せなのか。
これって、失ってから初めて気が付くものなのでしょうね。
今も当たり前のように家族と過ごし、当たり前のようにご飯を食べ、当たり前のようにお風呂に入る私の日常。
この当たり前が、実はとても幸せなんだと本を読んで考えさせられ、気付かされました。

ただ、ホームレスから解放され、生活保護を受けてからの田村少年は、また贅沢な生活を始めたくだりは、あのホームレス生活は一体なんだったのかな？と思ったりもしました。
でも後で考えると、それは失敗談として書かれたものなのですよね。
それも田村裕くんの少年時代の思い出の１つだったのでしょう。

ところで、これは明らかに中傷でしょう？と思われるレビューもありますね。
本の感想を述べずして「あほ」は必要ないでしょう？それってありなのですか？

伝えたいのは文章ではなく心。

　中学生がホームレス生活を強いられるという現代社会の影の部分を面白おかしくほろ苦い作風でよく描写できていると思います。
先生が生徒の作文を「よくできました」とほめる感じで思いながら読み進めると良いでしょう。
本人が執筆を申し出ただけあって、伝わってくる感情があるので拙い文章でも十分補われています。
本という媒体は計り知れない影響力を持つのだと実感しました。
メディアはもっと影響力がありますけど(笑)
ドラマも実はちょっと楽しみです。

おもろ本

　泣かせる本という前評判に妙に身構えていた私。あまのじゃくで妙に斜に構えたところがあるのでそうそうその類の本に泣かされたりしません。
この本に対する最初の態度も然りでした。
が、この本が他の泣かせる本と違うところは、とにかく笑えるところです。変に着飾ったところもなく、ただ、ただ、実直な文章。たしかに凝っていないし、ちょっと文脈的におかしい表現だったりするけれど、ストレートに伝わってきて、おもしろいです。笑えます。「ウンコ」とか、「まきふん」とか。小学生にウケそうなフレーズの数々ですね。
だからかなあ。
泣かせる演出が特に凝っているわけではなく、多分作者は素直で正直な自分の気持ちをここにあらためただけなのでしょうが、素直に素敵な人だなあ、と思いました。
みんなに好かれて、どんな場所に行っても自分の居場所がすぐに出来て、よい人たちばかりに囲まれたのも、なんだか頷ける気がします。
自分にはないような素直さなので、こんな逆境ばかりに見舞われた田村さんだけれど、なんだか羨ましくさえ感じてしまうのです。

とてつもない試練の元に立たされていたのに、変にねじまがらず、人の好意を素直に受け取り、人に感謝できる心を忘れない。人を妬み嫉んで、人の足を引っ張ったり、陥れたり、そんな記述はほとんど出てこないし、少し出てきても、全くいやらしさの無い、単純なものです。

なんだか自分を反省させられた、作者の実直な人がら溢れる一冊でした。

楽しかった♪

　芸人の作家先生気取り増えてますね。しかもこれ、ミリオンセラーでしょ。2007年のベストセラーにランキングされてるよね。

あちこちでその話を本人がしてたから皆興味深々だったのかな？
面白いし簡単だから一気に読めます。難しい表現など全くなくむしろおかしな表現とかもありました。作家じゃないからそれは気にせずに。

全体の話の流れはあるんだけど、タイトル毎に内容が分かれていてそれぞれが短いから読みやすい。

文才があれば至る所で感動して泣けるのかもしれないけど、彼には文才が無い故泣けない。お笑い芸人だしね。母の死がもっと深い表現だった方が感動するのに。でも、恩師の手紙はちょっと良かったな。

後は、洗える。お姉ちゃんが笑える。でもきっと彼女は必死なんだろう。１０キロの女かなり笑えた。

出来たら、お姉ちゃん目線とお兄ちゃん目線の話が読みたいな。きっと全然違うと思う。特にお兄ちゃんは色んな事を犠牲にしてきたんじゃないかな？

人間として・・・

　どなたかのレヴューにもありましたが、
やはり遅ればせながら読んだ「東京タワー」に通じる所、ありますね。

生きることに底力を感じさせてくれる、
辛さを笑いに変える力強さ、
家族を守りきれない父親、でも決して根にもって恨まず、一人の人として認め、客観的にみられる、
そして、やはり無償の愛を注いでくれたお母さんの存在と、母に対する熱いおもい。
もちろん、周りの人々、友達との関係も濃くて、
だからなのか？人間として一番大切なものを獲得している主人公。

これらは、いま中高大学生で読んだ方に、
ぜひ親となったときに再読してみてほしいな。

母親の愛情の大切さを痛感しました

　田村、本当にいい子に育ったんだなぁ・・
中学生やそこらで家族が「解散」して、本当に家も食べ物もない
極限状態に陥っても
だれも恨まずひねくれず、まっすぐ育ったのは
亡くなったお母さんの愛情が深かったからでしょう。
空腹のあまりパンを万引きしそうになったときに
「悪いことをしたらお母さんが悲しむ」
と思えたことが、どんなにその後の人生に重要だったか・・

親の教育(お勉強させるという意味ではなく)、愛情で
子供の人格はほぼ決まってしまうんじゃないかと。

親になる年齢になって
ちょっと考えてしまいました。

ピンチはチャンス

　ＴＶの「すべらない話」で、ホームレスの話は
ものすごく笑ったことで印象にあり、
本はべつに読まなくてもいいや、と思っていた。

しかし、読んでみるといい話ばかりで驚いた。
感謝がいたるところに表現されていて
読んでいて心地よい。

ホームレスだったことが今の視点からみると
すごい宝だったと本人も思っているのではないでしょうか。
実際話のネタになっていますしね。

これは人生にもあてはまると思います。
どんなにつらい時でも、１０年後、２０年後、死ぬ時の視点に今立ってみれば
今のつらさも、きっと宝石のような時なのだと思います。

そんなことを自分はこの本を読んで感じました。

いろんな本を読むべきだ！

　ＮＨＫの「クローズアップ現代」で最近の本事情を特集していましたが、今は本屋で「何か面白い本はないかな・・？」的に探す人が減っているそうです。売れている本をデータで見て、とにかく買ってしまう・・。実はこの本もその評判で手にしましたが、田村さんの苦労が伝わっていい本でした・・。しかし、まだまだ苦労している中学生他の子供も多いんだろうな、と考えさせられますね。売れ筋ランクで選ぶと、確かにつまらない本も掴ませられる。だけど、これはよかった。自分で本屋で見つけた本の中では「オーストラリア格安旅行記」＝ワンダラー彩木著、が面白かったです。

「解散！！」って・・・

　図書館で貸出予約をしてから3ヶ月・・・ようやく順番が回ってきました。
遅ればせながら読んでみましたが、３００万部突破のベストセラーになるのも、うなづける一冊です。
ご本人が本書の中で書かれているとおり、文章が決してうまいわけではないけれど、伝わってくるものがすごくあります。
母の死や貧乏生活をありのままに飾ることなく描き、ひねくれたり卑屈になったりせずに、人への感謝を忘れない田村さんの人柄が、集約されているように思います。
「・・・これからは各々頑張って生きてください。・・・・・解散！！」って、なんて無責任な父親なんでしょう。
腹が立ちました。
直腸がんで若くして亡くなられたお母さん、可愛い子どもたちを残してさぞかし無念だったでしょう。
もっと早く病院で診察してもらうことはできなかったのでしょうか？
しっかり者のお兄ちゃん、「10キロ女」のお姉ちゃん・・・
2008年秋に小池徹平クン主演で映画化、こちらも楽しみです。

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