「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻) |
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メーカー:静山社
eanコード:9784915512636ジャンル:book 製品種別:単行本 状態:New 売値:¥ 3,990 中古価格:¥ 2,650 発送状況:通常24時間以内に発送 Amazonを見る Amazonは1500円以上で送料無料!! |
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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)の商品紹介&感想
Amazon.co.jp は、『ハリー・ポッターと死の秘宝』をご予約のお客様に、発売当日(2008年7月23日午前8時1分以降)に配送料無料でお届けいたします。 また併せてAmazon.co.jpオリジナルブックカバーもプレゼント。 ※詳細は→こちら。
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J.K.ローリング インタビュー
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複雑で混乱したりしましたが・・・ でも、とても夢中になって読みました。 スネイプがあの人が好きだったんだろうとは知っていましたが、読んでいて改めて泣けてきました・・・。 スネイプは誰にも悲しまれることがなかったかもしれませんが、最後の章を読んで少し安心しました。 でも、とても悲しい死がありました。泣きましたねー 感動で泣けたのはパーシーのところですね。 感想を言うとキリがないです。 とにかくハリー・ポッターとJ.Kローリングさんに感謝です。 私が読書をするようになったのはハリーのおかげであり、これ以上の本は今まで読んだことありません。 これからもないかもしれません。 なぜか、ありきたりな場面であっても感動が他の本とは違いました。 登場人物の成長や勇気が嬉しかった。 読んでいて楽しかった。 こんなに複雑で登場人物に愛着をもった本は初めてです。 こんなにも本の中で人が死ぬことが悲しかったのも初めてです。 もう、皆に会えないと思うと悲しいです。 ありがとうございました。 愛と勇気と選択の大切さを忘れません。
悲しくて胸が締めつけられる場面も多々ありましたが、 満足のいくラストにおさまっていて流石だなと思いました。 訳に不満な意見が多いと見受けられます。 私は英語が苦手で原作は読んだことがないので、何もいえる権利などありませんが、 やはり、臨場感あふれて思わず会話が聞こえてくるような感覚に陥るのは訳者の 才能と、伝えたいという思いの強さたるではないでしょうか。 また一から読み直してみようかな、と思える巻でした。
最終巻だけあって展開も激しく、多くの謎が明らかになり、多くの仲間が命を落とした。正直、こんなに死ぬとは思ってなかったのでショックを隠せない。それだけに読後の気分は複雑になっている。 個人的にはハリーの次にスネイプを気に入っていたので、前作のラストからどうなるのか気になっていた。それだけに切なさを感じた。しかしラストを読んで、心が温かくなった。 これでハリー・ポッターも読み終わりだと思うと切ない。また夢中になれる本に出会いたい。
嬉しいような悲しいような・・・ 読み終えてだいぶ経ちましたがまだ余韻に浸ってます。 私は未だ魔法にかかったまま彷徨ってます。ホグワーツを・・・ 愛の力ってすごいなぁ・・・ 愛することのすばらしさを改めて教えてくれた本です。 愛の形は様々ですがスネイプの愛には感動しました。 涙無しでは読めませんでした。 子を愛する母の愛よりも強く大きな愛だったのかも知れません。 翻訳について批判される方が多いようですが 私は松岡さんが心を込めて翻訳して下さった ハリーポッターに出会えて幸せです。 何度読み返したか分かりません。 読むたびに新たな面白さが沸いて来る・・・ こういう本にはもう出合えないかもしれません。
純潔魔法使いが支配する世の中をつくろうとするヴォルデモートと戦う ファンタジー、最終作。 ダンブルドア校長の遺言を受け、 友人のロンとハーマイオニーとともに、三人で任務を果たそうとするハリー。 彼らはやがて「死の秘法」に行き着くが。。 ダンブルドアの過去、そして行く手の見えない指示に迷う三人。 騎士団のメンバーや、ホグワーツの学校の生徒たちも戦いに参加し、 いたましい死傷者も増えていく。 そんな中、ハリーの知ったダンブルドアの真意とは。。。 多くの人や事物が、最期に物語を飾っています。 第一巻からの伏線や、ほとんど登場していなかった人物たちも 確かに同じ物語世界で生きているのだと確認させられるように 顔を覗かせます。 このお話を、出版と同時に読める幸運に感謝を。 出版されるたびに読めたことで、この結末をより深く受け止められたと思います。 そして、1巻ごとのお祭り騒ぎと興奮を多くの人と共有できたことを。 きっと長い間読みつがれることになるであろう物語だと思います。
気がついたら朝になっていました。 完全徹夜なんて何十年ぶりでした。 それほど 夢中にさせる何かが この作品にあるのだと思います。 いろいろな伏線が明らかになったので 改めてはじめから読み返してみるのも 楽しそうです。
(2度目読んだらやはり訳に疑問を持つところはありましたが) あんな大作をまとめるとなると、大抵なあなあな終わりになりますが それが全く無く、納得のいくラストだったことをすごく嬉しく思いました。 素晴らしい作品をありがとうございましたと言いたいです。
はじめの頃はハリーの解けない疑問にダンブルドアが答えていくというパターンだったが、最終章に近づくにつれ両者の立場は対等となり、弟子が師を乗り越えたと思わせるまでになる。 途中わが子のように盲目的とも言える愛を注いだダンブルドアに対し、ハリーはいつしか疑念を抱き、まさに親離れ的な成長を見せる。ダンブルドアはまさしく教育者の理想であり、魔法使いとしての実力以上に人間の信頼感に満ちあふれている。 第5巻で学校教育のあり方に鋭く切り込んだ作者だが、おそらくローリングは、学校が舞台という以上に「教育」に対し相当強い関心があるに違いない。「勇気」や「友情」、「自己犠牲」といった紋切り型のテーマ性に加え、もうひとつ確かに「理想の教育」がそこにある。
話も、完璧に辻褄合わなくても。いいんじゃない?そんなもんだ現実も。 これだけ長く、付き合ってきた物語です。 私は単純なので、素直に感動できました。 とても満たされました。またひとつ、幸せをもらいました。 出会えた事に感謝です。
ダイハードなハリーポッター・ファンの目の前では名前を口にしてはイケない翻訳者さんにも長い昼と快適な夜を!
前作よりかなり時間がかかっているにもかかわらず、色あせていない興奮は期待以上の出来栄えであった。著者はしばらく休養したいといっているようですが、「お疲れ様でした」と労をねぎらいたい。
訳については色々言われていますね。確かに「読むだけでワクワクする楽しい文章」でなかったのはもったいなかったと思うけれど、ストーリーはそれをしのぐ厚みとおもしろさがあったシリーズだったと思います。 上下巻の分厚いセットも、スピード巻と充実した内容で大変満足の最終巻でした。ちょっとせつなくてじんとくるラストシーンも好きでした。 長い年月をかけて完結した物語なので、もう一度第一巻から読み返し、ホグワーツ入学からなぞって楽しみたいと思います。
私は、最終巻を読むのは1巻から読み直してからにしようと決意し、 昨日とうとう読み終えました。 その間に子供が先に読んで、読み終わった日は放心状態でしばらく 「あ〜、凄かった」としか言えなかったのですが、昨日は私もまったく 同じ状態になり、「凄かったね〜」「でしょう〜?」と抱き合いました。 夏休みの間じゅう、子供達は何回読み返していたでしょう! 時間が経って読み返せば、また違った理解を持つことができるでしょう。 もっと理解したければ、原書を読もうと思ってくれるかも知れません。 この夏に、深い深い感動を分けてくださった作者や訳者その他の皆さんに 心から感謝したいと思います。
あと、下世話ですが、ハリー&ジニーの二人を応援している私としては、7章は嬉しかったです(^^)そのあとはジニーを大事に思う故のハリーの行動とは思うけど、「あぁ、もうっ!」ともどかしく思うことがしばしばありましたが。ジニーをもっと活躍させて欲しかったなぁ。ロン&ハーマイオニーを応援している皆さんには全編を通して楽しめるシーンがたくさんあったと思います。
唐突ですが、私は昔、萩尾望都の「スターレッド」を新刊を待ちわびて読んだ頃を思い出しました。(ハリーポッターの英語版とは読者層が違うとは思うのですが、あのも作品も異質なる者の存在否定、生き続けること、包み込む愛を描いていて私は本書との共通点を感じます。) 本書は結局のところ、生きること、死ぬことをを描いている、人の母である、J.K.ローリングからのメッセージだと思います。何を今さらと思われるでしょうが、彼女が描こうとしたのはわくわくする冒険そのものではなく、全ての人生に例外なく訪れる死についてのメッセージだと、感じます。シェイクスピア並に次々と人が死ぬことに違和感を持たれるでしょう。児童文学の範疇にあるとは思えないほど死が次々と描かれます。しかし、20代くらいの皆さんと違って私の周りには次々と死が訪れています。親戚の訃報は今年は3度です。現実には死はありふれたものです。セストラルは死を見た者だけに見えるものでしたね。死によって見えてくるもの、学ぶべきものが多くある。一つの死は次に見出す死を学ぶべきもの…。 読み終えたので、今度は英単語を少し辞書を引いて勉強しようかな、と思ってます。でも、知らない単語が沢山あったのに特に支障ありませんでした。各章に挿入されたイラストも絵本感覚で楽しめました。本の装丁も感動しました。この値段ならお買い得です!
分からない単語や表現も多かったのですが、中々楽しめました。 ハリーポッターシリーズの醍醐味というか、定番ですが、所々に作者が散りばめた謎やつながりが見え隠れします。読んでいて「これとこれが繋がってるんだ!」というのが面白いと思います。 あと、最終巻では主要人物が死んでしまったり、悲劇もちらほら。個性的で人間味のある登場人物が揃っているので、死んじゃうとけっこう悲しかったです。 悲しい場面だけではなく、友情や家族愛で泣かせる部分もあります。 30章以降は辞書を引くのも勿体ないくらい読みいることができました。 また一巻から英語で挑戦してみたくなりました。
US版。 高校2年なりたてで特に英検で凄い級は持っていないけど、読めました。…昨年文法を一生懸命勉強していたのはあるかもしれませんが。 ただ、ハリポタに関するやや深めな知識と電子辞書があれば頑張れると思います。 個人的に、一巻からスネイプ先生が好きで「変わってるね」と友達に言われ続けて何年たったか知りませんが、彼を好きでよかったと思いました。 友達を見返してやれそうです(笑) 原書で読んでよかったです。というか、原書の良さを知ってしまったので、日訳でどうなるかが少し心配です。 とりあえず、ハリー達と同じような年代に生まれたことを幸せに思いました。
前半は重苦しい空気が続き、展開もゆったりとしていて若干うんざりしてしまいましたが、終盤はページをめくる手が止まりませんでした。読み終わった後は書き表せないほどの感動と、このすばらしい物語が終わってしまったことに対する切なさでしばらく放心状態になってしまいました。 ただ、私の拙い英語力では細かい描写や言葉の裏に隠れた深い意味までは読みとれていないこと、一巻を読んでから8年以上が経っており、忘れていることがたくさんあること、等から皆さんが言うように「今までちりばめられてきた伏線がすべて集約された」と感じることができませんでした;もう一度一巻から六巻を(特に、間違いなくこの物語の裏の主役であるスネイプ先生に注目して)読み直し、改めて今度は日本語訳の七巻を読もうと思います。きっと更なる感動が待っているでしょう!
結論は――読んでよかった! 5巻あたりは、大方の意見にたがわず、中だるみを感じ、もう読むのやめようかなと思ったりもしたが、7巻を読み終えて、ハリー・ポッターとは、1〜7巻で一つの作品として評価しなければならないものなのだと、あらためて実感させられた。 指輪物語、ナルニアの時代に生きた世代と同じように、このような大作ファンタジーを、次の巻を期待しながら一巻ずつ読める時代に生きていることを幸せに思わなければならないのだと感じる。 あえて内容には触れないけれど、私は1〜6巻をおさらいすることなく、あわてて読んでしまったので、忘れてしまっている伏線がたくさんあって歯がゆい思いをした。 来年の翻訳を待たれている方は、けっして焦ることなく、これまでの全巻をゆっくり読みなおしておくことをおすすめしたい。
第1巻・第2巻で本書が世界的に有名になった際、作者は「物語の最終部分は、既にできている」とインタビューに答えていました。今回出版するにあたり、その最終部分が変更されたかどうかは知りませんが、これまでの1〜6巻の話が、最終巻に向かって作られてきたことがよく分かります。 英語だったので細部は難しい所があるが、筋がはっきりして、内容が充実しているので、読むのが困難なものではなかったです。
淋しいけど… あの人物の意外な真実も明らかに! 英語力無くて、苦戦でしたが日本語訳が待ちきれなくて…日本版出たら改めて読み直します。 読み終わった方 なぜ細かにあらすじを書いておられるのか。がっかりです レビューを読むのは、まだこれから読む人です。 うっかり見てしまったら台無しですよ 細かな話はまた別な所でお願いしたいですね 参考にするもなにもあったもんじゃないっっと思うのですが
大事に、大事に、1chapterずつ読んできましたが、 ついに読み終わってしまいました。 第1巻から第6巻までの内容が、ここにきて全て意味をなし、 これこそ最終巻、というべき内容になっています。 多くの犠牲者を出してやっと終焉を迎えた闘いから、 私たちは何を読み取ればいいのでしょうか。 100%のハッピーエンドではありませんが、 だからこそ、この闘いの中から、 結果ではなく、そこに至るまでの長い道のりから、 Harryはもちろん、Ron、Hermione、そして多くの仲間たち、 そして、Harryたちの敵だった相手からでさえも、 学ぶべきものがあったと思います。 そして、最終的には 「愛は全てに勝つ」 ということでしょうか。 使い古された言葉かもしれませんが、 やはりこれにつきるな、と思っています。 Rowlingさん、ありがとう。 十分楽しみました。
シリウスがもしかして戻ってくるのでは?!という期待はとうとう裏切られました。残念。 この最終巻では6巻で謎に思っていたことが全部明かされてすっきりしました。一番気になったのはやっぱりスネイプですかね! 最後まで読み終えてしまうと、なんだかとっても寂しいなあと思いました。もうこれでハリーの世界とも会えなくなるって思うとね。でも、楽しかったよ!
奥が深いですね。 綿密なストーリー展開とキャラクター設定に圧巻です。 みなさんのレビューにもあるように、 7巻前半のゆるーい展開と最後のほうの強引な展開には やや疑問が残りますが、 1〜7巻を通して考えると、作者の力量はすばらしいと思います。 2010年公開と噂される、映画版を早く見たいですね。 ローリングさん、楽しい時間をありがとう。
その人達は自分の為ではなく,「自分の大切な誰か」の為に戦います。 命を落とすこともいとわずに。 その人達の中でも特にスネイプの想いには涙が止まりませんでした。 一文一単語読むたびに想いの強さが伝わってきます。 その中でもスネイプの最後の言葉とダンブルドアに問われた時に答えた2つの単語が非常に印象的でした。 スネイプは間違いなくこの長い長い物語のもう一人の主人公です。 初めて英語版を読みましたが,英語だと単語がその場にあったものが選ばれていてストレートに伝わってくるので日本語版より英語版の方が良かったです。 愛することの素晴らしさ,大切さを知ることができました。
1巻が売れたから続巻を書いたという卑しい根性(?)ではなく, 始めからシリーズのつもりで書いていたという点だと思います。 だからこそ,1巻から最終巻の謎解きまで 一本の線できれいにつながっているのですよね。 途中の巻にはなかだるみもあり,最終巻でも途中までなかだるみを感じましたが, 終わってみれば,これだけの想像の世界をよく練って作り上げていると思います。 確か,作者は,1巻を書き始める段階で既にスーツケース1杯分の資料を持ち, 最終章は早々に書いて,話が違う方向に行かないようにしていたとか。 なんというか,話のおもしろさだけではなく,作者の努力や熱心さを含めて感服してしまいました。 ハリー最終巻を待ち焦がれ,世界一斉同時発売の日に 本屋に走った一人であることをうれしくさえ思います。 Also read an 極度なスリラー Tino Georgiou--The Fates.
思ってもみなかった人がハリーの味方だったり、ダンブルドアの家族のことが分かったりして ドキドキしながら聞いていました。ジムデールの朗読ははすごく分かりやすいはっきりした読み方なので、聞きやすいと思います。 ハリーの話が終わってしまったのは少し悲しいけれどとても面白い話でした。 是非聞いてみてください!!
A fair price indeed esp. after recovery from 3weeks night and daysdreaming what ive read.ive read it since last july 202007 perhaps more than 10times and still counting. It’s a book of adventure,love,friendship,family,bravery,character,moral,faith and the magic of all.It is indeed a book of magic but the magic is actually the lessons and witchcraft is perhaps just a tool to make us more interested in learning them. Try it! its worth every penny^_^
翻訳版、映画等ハリポタを楽しむ媒体は幾つでもありますが、 私にとってCDを聞きながら、原書(US版)を聞き読みして 行く方法が一番わかりやすくて、楽しめました。 始めにUKでさっと読んでから、CDで楽しむ。 するとさらっと読んでいてはわからなかったところが すっと見えてくる。映画を観ているみたいに。 だから省略部分の多い映画を観るとちょっと物足りない 気分になる。 Jim Daleも独りでさまざまな声を使い分け、臨場感あふれる 表現力に感服します。 もう続きがないのかと思うとやはり寂しいいけれど、 本当に今までありがとう!と伝えたい。
想定していた結論にかなり近い内容だったからかもしれません。 ハリーとジニー、ロンとハーマイオニーという登場人物、ロングボトムの活躍など、感慨深い結末です。
肝心の7巻についてですが、たくさんのレビュアーの方々が書いているとおり、とても面白かった。前半のややゆっくりとしたペースから、最後は怒涛の展開が待っています。前半が間延びしているという話もありますが、僕には前半部分もとても面白かった。 旅は苦難の連続で、状況はどんどん不利になる一方で、仲間との関係もぎこちなくなり、信じていたはずの人物への信頼も揺らいでいく。そんななか、ハリーとハーマイオニーが雪のなかで二人で静かに佇む場面があるのですが、なんとも言えない切なさがあり、僕の大好きな場面です。 後半部分は本当に怒涛の展開。ややご都合主義的な点もありますが、そういう細かいところは気にしない。1巻から続く壮大なストーリーの全貌を心ゆくまで楽しんで欲しいところです。 正直、これまでの邦訳の出来にはそれほど感心しないので、出来れば原文で読んで欲しいなあ、と思います。
長時間飛行機に乗るのに空港でとりあえず上を買おうと思ったけどセットだったので重くて断念しました。高額なので、セットだとなかなか買う勇気もでないこともありました。 様々な誤訳が明るみになっていますが、やはり訳がイマイチでした。 とくに今回の巻は、理解できない難しい日本語の単語、今時誰も使わない言葉遣いにイライラさせられました。子供は理解できるのでしょうか? それから、訳者あとがきで、自分はこんなに頑張った、みたいなことを書かれてとても興ざめでした。でしゃばりすぎでしょう。
登場人物全員が物語を支え、物語に命を吹き込んで、主要人物のその後もわかり、満足のいく結末でした。 読みにくさの不評もありますが、物語がしっかりしているので、話の筋は解ります。 …年齢による理解力の差は、よく言えば、年を経て読み返す楽しみを与えてくれると思います。 スネイプやダンブルドアの隠された思いを知った上で、もう一度全作通しで読んでみたいと思います。
日本語訳は何故にこうまでダメなのだ?古くさい黴の生えたような訳。身体が痒くなってくる。いくらなんでも、『驚き桃の木山椒の木』はないだろ。ハリーやロン、ハーマイオニーとは多分同世代だとは思うが、こんなことをいうやつは1人としていない。 淀んだ水を流す川には先はない。 本来なら★を10コなのに訳があまりにも悪いので、★4コになりました。
この世界は目に浮かぶようで、自分の目の前にその世界が広がるようで、いつもわくわくさせてくれます。 前の巻とのつながりもおもしろく、ちょっとした著者のジョークやいたずらもくすっと笑ってしまいます。 でも、やっぱり7巻では思っていたよりもっと多くの身近な人が亡くなってしまったのをみて、胸がぎゅっと締め付けられました。ここまでやっちゃう必要はあったのかなと思っちゃいます。それに、知りたかったことが、知れずに終わったことも残念でした。気になったので、サイトで調べて、何個か解決したのですが、分厚くなってもいいから、本にもう少し詳しく書いてほしかったです。それは別の本で書いてくれるのかな? そのせいもあって、少し物足りなさを感じました。期待しすぎちゃったのかもしれません。その後のことももっと知りたかったし、ペチュニアおばさんとダンブルドアの約束も知りたかったし、ハリーの両親がどう仲良くなったのも、スネイプの過去ももっと知りたかったです。なぜなぜなぜが解決されずに終わってしまった気がします。 でも、それでもとてもおもしろかったです。この世界にもう入れないのがとても残念です。
本シリーズは,全体として,「指輪」や「ナルニア」のように深みのある話ではありませんが,これだけ長い物語なので,じっくりと複線を張ることもできたわけで,まずまず面白い物語ではありました。 とは言え,児童書として,今から小学生に「賢者の石」から全部読むことを薦めたいかと言うと,私は薦めたくはないですね。 日本語訳が悪いという評判とか(英文を読み通す根性の無い私にはコメントできません),結構ストーリーに残虐なところがあるだけでなく,何と言っても主人公のハリーが好きになれないのが最大の要因です。 ハリーは子供だから仕方が無いだろうと言われてしまえばそれまでですが,ハリーは愚かなばかりでなく(魔法学校の成績のことではない),実にアンフェアなところが感じられるのが共感できない理由だと思います。 映画やDVDを観た後で小説を読み返しても,ハリーの顔としてラドクリフの顔が思い浮かばないのは,いかにも賢そうで正義感の強そうな風貌のラドクリフと小説のハリーのキャラが重ならないのが原因ではないかと思っています(ちなみに,エマ・ワトソンは美少女過ぎるのでハーマイオニーのイメージと重ならないですね。)。 小学生にヒロイックファンタジーを薦めるなら,「ナルニア」とか,エミリー・ロッダの「ローワン」シリーズ等のほうを薦めたいと思います。 ただ,ハリーポッターシリーズも,魔法使い物のファンタジーが好きな大人なら,それなりに楽しめるでしょうし,映画は,これまでのところかなりコンパクトにまとめているので原作を読んでおかないと分かりにくいところがあることから,映画ファンが予習として小説を読んでおくというのもいいかもしれません。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの感情のぶつかり合いは今回もありましたが、これも成長した証であり、想定の範囲内。むしろ、ハリーと周囲の人々との心のつながりがきちんと描かれているところに感動すら覚えました。 また、最終決戦のシーンは活字でもかなりの迫力。ただ、最終巻全てに渡って、今までになく多くの主要人物の死があり、大きな悲しみに包まれます。 第6巻を読み終えた時点で、私が一番気になっていたのはスネイプなのですが、この最終巻で謎が明らかになり、納得のいくエンディングでしたね。 ただ、星1つ減らしたのは、文章が今までの中で一番読みづらかったから。 夢中になって読み進めていたのですが、なかなか先に進めることができず、イライラしていました。 (これは訳のヘタさなのか、はたまた重苦しい雰囲気を持つストーリーのためなのかは、原書にチャレンジすればわかることなのかもしれませんね)
あちこちで残された疑問が解決されるようになっています。 あらすじについてはネタバレになるので、詳述を避けますが、巻を追うごとに 顕著になる「前半の展開の遅さ」はあいかわらず。かなり複雑な筋立てなので、 ディテールを書き込む必要があるのでしょうが、前半と後半では、ストーリー 展開のスピードにかなりの開きがあります。 そんな不満もありまがら、やっぱりこのシリーズは良くて来ていますね。 謎解きや冒険という面からも、かなりおもしろい。 ご都合的な場面があったのも事実ですが…。 これだけ長い物語が大きな破綻を見せないのは、プロットと世界観が しっかりしているからでしょう。 たとえば、You-Know-Who が世界を席巻してから起こる社会の変化には リアリティがあり、"Mudblood"の登録制などはナチスが実際に行った、 ユダヤ人の血統証明などを参考にしているそうで、背筋が寒くなります。 また、登場人物の設定もしっかりとされており、多くの場合、読者は それぞれの行動に納得できます。 また、物語のテーマも重層的で、ストーリーの重要な部分を占める、 Dumbledoreとハリーの関係なども、信頼とは何かいうかなり重いテーマを 含んでいます。そうした点から見ても質の高い物語と言えるでしょう。 何はともあれ、後半に入るとなかなか途中で投げ出せません。 最後はほぼ徹夜でした…。 後半に入ったら、時間を確保して読んだ方がいいかも知れません。
ヒントは、Ginnyの日記です。うーん、まさか、と思ったけれど、なぜ、Voldemortの思考を読み取ることができるのか? また、そのために苦しむのはなぜか? がわからなかったけれど、 この説明を読んで「うーん、なるほど」と思いました。だから、がんばって最後まで読んで行きましょう。
正直な話、ハリーポッターと賢者の石を読んで他の人が絶賛するほどおもしろいとは思わなかった私です。もっとうまい書き手はたくさんいるし、あいまいな表現が多かったから。 でも2巻目で1巻の伏線に気がついた時味わったことのない衝動が走り3巻ではそのおもしろさに夢中で何度も読み返した 4・5・6と巻が増えるごとに暗いからとか、長いだけだからという理由で周りで読んでいた人達が段々映画しか見なくなっても私には結末の推測をする事が楽しくてしようがなかった・・・ そして7巻を手に取りました 今までも本の中ではたくさんの魔法使い達が命を落としてきました。でも私達読者はシリウスやセドリック、ダンブルドアの死を嘆き悲しんでも、けして日刊預言者新聞でチラっと聞いただけの人の死まできちんと見つめていなかったのではないでしょうか。 皆が夢中になったハリーポッターというお話は魔法界の戦争の話だという事実、それが7巻には詰まっているのです。最初は暗くつまらないと思うかもしれません。でも戦争って明るく楽しいものではないですよね。いつの時代も平和と引き換えに失ったものがあまりにも大きいのが戦争。亡くなった人々は果たして幸せな人生だったのでしょうか。特にあの時Anythingと答え、最期までそれを守った彼の事を思うと決して手放しで喜べないのです。 ハリーポッターが好きな方ならきっと原書でも7巻は読破できると思います。私は原書できちんと読んだのは初めてでしたが時には笑い、時には涙し、読破しました。 読破後、複雑な思いになりました。でも改めて平和を愛し、愛の偉大さに気がつかされました。私は自分の娘がもう少し大きくなったら読ませたいです。娘にも気がついてほしいから
最終巻でやっとダンブルドアの秘密そしてスネイプの本性と淡い想いが明らかにされます。 しかし第七巻においては、叔母一家との和解、喧嘩したロンとの和解、そして死との「和解」 (=受け入れること、理解すること)など、和解が主題であると私は思いました。 一連のヴォルデモート一味との戦いでは、英雄が大活躍するような描写は 意図的に避けられているように思えました。 “That wand’s more trouble than it’s worth”(749頁)というハリーの言葉には、 戦いに「正義」や「美徳」などを持ち込みたくないローリング女史の気持ちが 込められていると私は思いました。 「敵」と戦うことよりも、758頁でハリーがこれまで「敵」とみなしていたSlytherinを 高く評価したように、「敵」に見えるものを受け入れていく営みの方が重要だ、 と女史は訴えていると私は思いました。 |
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