松岡 佑子:ハリー・ポッター:「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)−ユルコロ情報

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)


 感想

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第1巻〜第7巻:内容紹介

ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。キングズ・クロス駅、9と4分の3番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。
ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか? 額の傷はなぜか? 自分でも気づかなかったハリーの魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。

ハリー・ポッターと秘密の部屋
魔法学校で一年間を過ごし、夏休みでダーズリー家に戻ったハリーは意地悪なおじ、おばに監禁されて餓死寸前。やっと、親友のロンに助け出される。ロンの家で夏休みを過ごしたハリーは初めて魔法使いの家族の生活にふれ、毎日驚くことばかり。しかし、新学期が始まった途端、また事件に巻き込まれる。 ホグワーツ校を襲う姿無き声。次々と犠牲者がでる。そしてハリーに疑いがかかる。
果たしてハリーはスリザリン寮に入るべきだったのだろうか。ヴォルデモートとの対決がその答えを出してくれる。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリーはもう13歳。夏休みは、あいかわらず意地悪なダーズリー一家にいじめられる毎日だ。そんな時、アズカバンという恐ろしい監獄から、凶悪犯が脱獄したというニュースを聞く。
アズカバンとは、あの大男のハグリッドでさえ聞いた途端に震えあがった、脱獄不可能といわれる監獄。この凶悪犯がなんとハリーの命をねらっているという。脱獄犯を追うアズカバンの怪物ディメンター。ハリーにつきまとう死神犬(グリム)の影…。
おどろおどろしい展開の中で明るい話題はクィディッチだ。新しい箒を手に入れたハリーが大活躍。キャプテン、オリバー・ウッドの悲願、グリフィンドールの優勝は成るか?

ハリー・ポッターと炎のゴブレット
クィディッチのワールドカップで、空に不吉な印が上がった。ヴォルデモートの復活か? 巧妙に仕組まれた罠が、ハリーを三大魔法学校対抗試合の選手に選ぶ。死を招く難題を、次々と乗り越えるハリー。しかし、親友のロンに異変が起こる。寂しいハリーの心を掴んだ女性は?
多彩な登場人物が、ハリーの過去を明かし、ヴォルデモートの正体にせまる。そしてついに痛ましい犠牲者が…。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
復活したヴォルデモートとの戦いはいつ始まるのか?ハリーにはなんの知らせも来ない。そして突然ハリーは吸魂鬼に襲われる。「不死鳥の騎士団」に助けだされたハリーは、「騎士団」が何か重大な秘密を守っていることを知る。新学期が始まり、恐ろしい新任教授アンブリッジと黒い扉の夢に悩まされ続けるハリーに、チョウ・チャンが微笑みかける…。

ハリー・ポッターと謎のプリンス
ヴォルデモートの復活のせいで、夏だというのに国中に冷たい霧が立ち込めていた。そんな中を、ダーズリーの家にダンブルドアがやって来るという。いったい何のために?そして、ダンブルドアの右手に異変が……。17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かう16歳のハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。

ハリー・ポッターと死の秘宝
7月31日、17歳の誕生日に、母親の血の護りが消える。「不死鳥の騎士団」に護衛されて飛び立つハリー、そして続くロンとハーマイオニー。ダンブルドアの遺品を手がかりに、彼らの旅が続く。その先にある戦いは…。




日本で一番ハリーな街

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大賞、優秀賞、審査員特別賞は こちらから

J.K.ローリング インタビュー

「自分が一番好きなことをして生きてるのだから、私はとてつもなく幸運な人間です。私が物を書くことをやめることはないでしょう。本が出版されただけでも素晴らしいことでした。でも最高のご 褒美は、人々が熱心に読んでくれたことです」――J.K.ローリング

ハリー・ポッターの創作者、J.K.ローリングの独占インタビューは こちらから

「ハリー・ポッターの魅力」を探る


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【「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)の商品情報】
翻訳:松岡 佑子
メーカー:静山社
eanコード:9784915512636
ジャンル:book
製品種別:単行本
状態:New
売値:¥ 3,990
中古価格:¥ 2,650
発送状況:通常24時間以内に発送

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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)[ユルコロ情報]
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 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)の商品紹介&感想
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商品説明

 『ハリー・ポッターと死の秘宝』予約特典について



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第1巻〜第巻:内容紹介

ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。キングズ・クロス駅、9と4分の3番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。
ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか? 額の傷はなぜか? 自分でも気づかなかったハリーの魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。

ハリー・ポッターと秘密の部屋
魔法学校で一年間を過ごし、夏休みでダーズリー家に戻ったハリーは意地悪なおじ、おばに監禁されて餓死寸前。やっと、親友のロンに助け出される。ロンの家で夏休みを過ごしたハリーは初めて魔法使いの家族の生活にふれ、毎日驚くことばかり。しかし、新学期が始まった途端、また事件に巻き込まれる。 ホグワーツ校を襲う姿無き声。次々と犠牲者がでる。そしてハリーに疑いがかかる。
果たしてハリーはスリザリン寮に入るべきだったのだろうか。ヴォルデモートとの対決がその答えを出してくれる。

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ハリーはもう13歳。夏休みは、あいかわらず意地悪なダーズリー一家にいじめられる毎日だ。そんな時、アズカバンという恐ろしい監獄から、凶悪犯が脱獄したというニュースを聞く。
アズカバンとは、あの大男のハグリッドでさえ聞いた途端に震えあがった、脱獄不可能といわれる監獄。この凶悪犯がなんとハリーの命をねらっているという。脱獄犯を追うアズカバンの怪物ディメンター。ハリーにつきまとう死神犬(グリム)の影…。
おどろおどろしい展開の中で明るい話題はクィディッチだ。新しい箒を手に入れたハリーが大活躍。キャプテン、オリバー・ウッドの悲願、グリフィンドールの優勝は成るか?

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クィディッチのワールドカップで、空に不吉な印が上がった。ヴォルデモートの復活か? 巧妙に仕組まれた罠が、ハリーを三大魔法学校対抗試合の選手に選ぶ。死を招く難題を、次々と乗り越えるハリー。しかし、親友のロンに異変が起こる。寂しいハリーの心を掴んだ女性は?
多彩な登場人物が、ハリーの過去を明かし、ヴォルデモートの正体にせまる。そしてついに痛ましい犠牲者が…。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
復活したヴォルデモートとの戦いはいつ始まるのか?ハリーにはなんの知らせも来ない。そして突然ハリーは吸魂鬼に襲われる。「不死鳥の騎士団」に助けだされたハリーは、「騎士団」が何か重大な秘密を守っていることを知る。新学期が始まり、恐ろしい新任教授アンブリッジと黒い扉の夢に悩まされ続けるハリーに、チョウ・チャンが微笑みかける…。

ハリー・ポッターと謎のプリンス
ヴォルデモートの復活のせいで、夏だというのに国中に冷たい霧が立ち込めていた。そんな中を、ダーズリーの家にダンブルドアがやって来るという。いったい何のために?そして、ダンブルドアの右手に異変が……。17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かう16歳のハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。


J.K.ローリング インタビュー

「自分が一番好きなことをして生きてるのだから、私はとてつもなく幸運な人間です。私が物を書くことをやめることはないでしょう。本が出版されただけでも素晴らしいことでした。でも最高のご 褒美は、人々が熱心に読んでくれたことです」――J.K.ローリング

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「ハリー・ポッターの魅力」を探る END


 感想

愛と勇気か〜

 なんだか矛盾してるような話とかもあったり
複雑で混乱したりしましたが・・・
でも、とても夢中になって読みました。
スネイプがあの人が好きだったんだろうとは知っていましたが、読んでいて改めて泣けてきました・・・。
スネイプは誰にも悲しまれることがなかったかもしれませんが、最後の章を読んで少し安心しました。
でも、とても悲しい死がありました。泣きましたねー
感動で泣けたのはパーシーのところですね。

感想を言うとキリがないです。
とにかくハリー・ポッターとJ.Kローリングさんに感謝です。
私が読書をするようになったのはハリーのおかげであり、これ以上の本は今まで読んだことありません。
これからもないかもしれません。
なぜか、ありきたりな場面であっても感動が他の本とは違いました。
登場人物の成長や勇気が嬉しかった。
読んでいて楽しかった。
こんなに複雑で登場人物に愛着をもった本は初めてです。
こんなにも本の中で人が死ぬことが悲しかったのも初めてです。
もう、皆に会えないと思うと悲しいです。
ありがとうございました。

愛と勇気と選択の大切さを忘れません。


 感想

満足

 やはりファンタジーの代表的存在たる貫禄を感じた最終巻でした。
悲しくて胸が締めつけられる場面も多々ありましたが、
満足のいくラストにおさまっていて流石だなと思いました。

訳に不満な意見が多いと見受けられます。
私は英語が苦手で原作は読んだことがないので、何もいえる権利などありませんが、
やはり、臨場感あふれて思わず会話が聞こえてくるような感覚に陥るのは訳者の
才能と、伝えたいという思いの強さたるではないでしょうか。

また一から読み直してみようかな、と思える巻でした。


 感想

やっと読み終えた感想は「良かった」の一言

 予約して買ったのに、忙しくて思うように読書が出来ず、2日前にやっと読み終えました。時間がかかってしまったけれど、読み終えた後はハリーの戦いの終わりへの喜びと、もうハリーとお別れか〜っていう寂しさがありました。
最終巻だけあって展開も激しく、多くの謎が明らかになり、多くの仲間が命を落とした。正直、こんなに死ぬとは思ってなかったのでショックを隠せない。それだけに読後の気分は複雑になっている。
個人的にはハリーの次にスネイプを気に入っていたので、前作のラストからどうなるのか気になっていた。それだけに切なさを感じた。しかしラストを読んで、心が温かくなった。
これでハリー・ポッターも読み終わりだと思うと切ない。また夢中になれる本に出会いたい。


 感想

読んじゃったよ・・・

 ついに完結しちゃいました!!!
嬉しいような悲しいような・・・
読み終えてだいぶ経ちましたがまだ余韻に浸ってます。
私は未だ魔法にかかったまま彷徨ってます。ホグワーツを・・・

愛の力ってすごいなぁ・・・
愛することのすばらしさを改めて教えてくれた本です。
愛の形は様々ですがスネイプの愛には感動しました。
涙無しでは読めませんでした。
子を愛する母の愛よりも強く大きな愛だったのかも知れません。

翻訳について批判される方が多いようですが
私は松岡さんが心を込めて翻訳して下さった
ハリーポッターに出会えて幸せです。
何度読み返したか分かりません。
読むたびに新たな面白さが沸いて来る・・・
こういう本にはもう出合えないかもしれません。


 感想

ハリーポッターの最後

 人間界育ちの魔法使いハリーと、その友人たちが
純潔魔法使いが支配する世の中をつくろうとするヴォルデモートと戦う
ファンタジー、最終作。

ダンブルドア校長の遺言を受け、
友人のロンとハーマイオニーとともに、三人で任務を果たそうとするハリー。
彼らはやがて「死の秘法」に行き着くが。。

ダンブルドアの過去、そして行く手の見えない指示に迷う三人。
騎士団のメンバーや、ホグワーツの学校の生徒たちも戦いに参加し、
いたましい死傷者も増えていく。
そんな中、ハリーの知ったダンブルドアの真意とは。。。

多くの人や事物が、最期に物語を飾っています。
第一巻からの伏線や、ほとんど登場していなかった人物たちも
確かに同じ物語世界で生きているのだと確認させられるように
顔を覗かせます。

このお話を、出版と同時に読める幸運に感謝を。
出版されるたびに読めたことで、この結末をより深く受け止められたと思います。
そして、1巻ごとのお祭り騒ぎと興奮を多くの人と共有できたことを。
きっと長い間読みつがれることになるであろう物語だと思います。


 感想

一気に読みました

 夜に読んでいて止まらなくなり、
気がついたら朝になっていました。
完全徹夜なんて何十年ぶりでした。

それほど
夢中にさせる何かが
この作品にあるのだと思います。

いろいろな伏線が明らかになったので
改めてはじめから読み返してみるのも
楽しそうです。




 感想

ポッタリアン

 いつも本の世界にどっぷりはまってしまうせいか、私の勝手な解釈で映画のように頭の中で流れるように夢中で読んだので、翻訳については何の違和感もなく読みました。
(2度目読んだらやはり訳に疑問を持つところはありましたが)
あんな大作をまとめるとなると、大抵なあなあな終わりになりますが
それが全く無く、納得のいくラストだったことをすごく嬉しく思いました。 
素晴らしい作品をありがとうございましたと言いたいです。


 感想

全巻を貫く「教育」というテーマ性

  各巻の終わり近くに必ずある、ハリーとダンブルドアの会話の場面が好きだ。
 はじめの頃はハリーの解けない疑問にダンブルドアが答えていくというパターンだったが、最終章に近づくにつれ両者の立場は対等となり、弟子が師を乗り越えたと思わせるまでになる。
 途中わが子のように盲目的とも言える愛を注いだダンブルドアに対し、ハリーはいつしか疑念を抱き、まさに親離れ的な成長を見せる。ダンブルドアはまさしく教育者の理想であり、魔法使いとしての実力以上に人間の信頼感に満ちあふれている。
 第5巻で学校教育のあり方に鋭く切り込んだ作者だが、おそらくローリングは、学校が舞台という以上に「教育」に対し相当強い関心があるに違いない。「勇気」や「友情」、「自己犠牲」といった紋切り型のテーマ性に加え、もうひとつ確かに「理想の教育」がそこにある。


 感想

どうであれなんであれ

 主人公が時に嫌な奴に見えたり、当然。それでいいんじゃない?人間なんだし。
話も、完璧に辻褄合わなくても。いいんじゃない?そんなもんだ現実も。

これだけ長く、付き合ってきた物語です。

私は単純なので、素直に感動できました。


とても満たされました。またひとつ、幸せをもらいました。

出会えた事に感謝です。


 感想

ハリーに長い昼と快適な夜を!

 何て素晴らしい物語りなんだろう。巡り逢えて良かった。こんなに心が躍るようなファンタジー作品は(スティーヴン・キングの『ダーク・タワー』シリーズを除いて!)そう他にあるまい。歴史に遺る名作。僕達はこのハリーポッターの冒険譚を愛して止まない。

ダイハードなハリーポッター・ファンの目の前では名前を口にしてはイケない翻訳者さんにも長い昼と快適な夜を!


 感想

作者J・K・ローリングに「お疲れ様!」

  ハリー・ポッター・シリーズは7巻にも及ぶ、壮大な一大叙事詩であったが、後半になればなるほど、枚数が膨らんでいった。
 前作よりかなり時間がかかっているにもかかわらず、色あせていない興奮は期待以上の出来栄えであった。著者はしばらく休養したいといっているようですが、「お疲れ様でした」と労をねぎらいたい。


 感想

もう一度ハリーの人生をなぞりたい

 これまでの謎の答え合わせをし、ハリーとともにつづけてきた長い旅を終えたような気持ち。
訳については色々言われていますね。確かに「読むだけでワクワクする楽しい文章」でなかったのはもったいなかったと思うけれど、ストーリーはそれをしのぐ厚みとおもしろさがあったシリーズだったと思います。
上下巻の分厚いセットも、スピード巻と充実した内容で大変満足の最終巻でした。ちょっとせつなくてじんとくるラストシーンも好きでした。
長い年月をかけて完結した物語なので、もう一度第一巻から読み返し、ホグワーツ入学からなぞって楽しみたいと思います。


 感想

素晴らしかった

 予約開始した時から約1年間、親子で楽しみに待っていました。
私は、最終巻を読むのは1巻から読み直してからにしようと決意し、
昨日とうとう読み終えました。

その間に子供が先に読んで、読み終わった日は放心状態でしばらく
「あ〜、凄かった」としか言えなかったのですが、昨日は私もまったく
同じ状態になり、「凄かったね〜」「でしょう〜?」と抱き合いました。

夏休みの間じゅう、子供達は何回読み返していたでしょう!
時間が経って読み返せば、また違った理解を持つことができるでしょう。
もっと理解したければ、原書を読もうと思ってくれるかも知れません。

この夏に、深い深い感動を分けてくださった作者や訳者その他の皆さんに
心から感謝したいと思います。


 感想

見どころいっぱいです

 さすが最終巻! オールキャスト揃い踏みな中、大切な登場人物たちの死は辛かったけれど、これまで積み上げてきた様々な謎に答えが出て、とても楽しめました。スネイプ先生の真実に感動し、マクゴナガル先生は相変わらず痛快だし、ネビルがたくましくなってて驚き、嬉しい変化を見せてくれる人物が他にも幾人かいて、見どころ(読みどころ?)いっぱいです。
あと、下世話ですが、ハリー&ジニーの二人を応援している私としては、7章は嬉しかったです(^^)そのあとはジニーを大事に思う故のハリーの行動とは思うけど、「あぁ、もうっ!」ともどかしく思うことがしばしばありましたが。ジニーをもっと活躍させて欲しかったなぁ。ロン&ハーマイオニーを応援している皆さんには全編を通して楽しめるシーンがたくさんあったと思います。


 感想

ぜひ読んでほしい。感想を分かち合いたい。

  一巻から綿密に練られた話であり、探偵小説の謎解きを読むように面白い。日本語版を待たずに、ペーパーバッグを待たずに読むだけの価値もあり、読み続けようとする気持ちを引っ張っていくだけの力がこの巻にはあります。(私自身、英語版は、「秘密の部屋」と「不死鳥の騎士団」は途中で放棄してしまいました。)私は読む前は、ホーラックスを先に奪った者の存在をとても気にしていたのですが…、私の予測を超えて話の焦点はある人物に移っていきました。苦しい戦いが繰り広げられます。それ以上は言えません!
 唐突ですが、私は昔、萩尾望都の「スターレッド」を新刊を待ちわびて読んだ頃を思い出しました。(ハリーポッターの英語版とは読者層が違うとは思うのですが、あのも作品も異質なる者の存在否定、生き続けること、包み込む愛を描いていて私は本書との共通点を感じます。)
 本書は結局のところ、生きること、死ぬことをを描いている、人の母である、J.K.ローリングからのメッセージだと思います。何を今さらと思われるでしょうが、彼女が描こうとしたのはわくわくする冒険そのものではなく、全ての人生に例外なく訪れる死についてのメッセージだと、感じます。シェイクスピア並に次々と人が死ぬことに違和感を持たれるでしょう。児童文学の範疇にあるとは思えないほど死が次々と描かれます。しかし、20代くらいの皆さんと違って私の周りには次々と死が訪れています。親戚の訃報は今年は3度です。現実には死はありふれたものです。セストラルは死を見た者だけに見えるものでしたね。死によって見えてくるもの、学ぶべきものが多くある。一つの死は次に見出す死を学ぶべきもの…。
 読み終えたので、今度は英単語を少し辞書を引いて勉強しようかな、と思ってます。でも、知らない単語が沢山あったのに特に支障ありませんでした。各章に挿入されたイラストも絵本感覚で楽しめました。本の装丁も感動しました。この値段ならお買い得です!


 感想

洋書初挑戦ですが、楽しめました

 ハリーポッターの最終巻。
分からない単語や表現も多かったのですが、中々楽しめました。
ハリーポッターシリーズの醍醐味というか、定番ですが、所々に作者が散りばめた謎やつながりが見え隠れします。読んでいて「これとこれが繋がってるんだ!」というのが面白いと思います。
あと、最終巻では主要人物が死んでしまったり、悲劇もちらほら。個性的で人間味のある登場人物が揃っているので、死んじゃうとけっこう悲しかったです。
悲しい場面だけではなく、友情や家族愛で泣かせる部分もあります。
30章以降は辞書を引くのも勿体ないくらい読みいることができました。
また一巻から英語で挑戦してみたくなりました。


 感想

高校2年、私の英語特別課題…みたいな

 最後なので、Challengeする事にしてみました。
US版。
高校2年なりたてで特に英検で凄い級は持っていないけど、読めました。…昨年文法を一生懸命勉強していたのはあるかもしれませんが。
ただ、ハリポタに関するやや深めな知識と電子辞書があれば頑張れると思います。
個人的に、一巻からスネイプ先生が好きで「変わってるね」と友達に言われ続けて何年たったか知りませんが、彼を好きでよかったと思いました。
友達を見返してやれそうです(笑)
原書で読んでよかったです。というか、原書の良さを知ってしまったので、日訳でどうなるかが少し心配です。
とりあえず、ハリー達と同じような年代に生まれたことを幸せに思いました。


 感想

壮大な愛の物語です。

 過去に二度英語版を買ったことがありましたが、どちらも一章で挫折してしまいました。だけどこれで最終巻!ということで、三度目の挑戦。何度かあきらめそうになりましたが、ここに書き込んであるレビューを見ては、「ああ私も早く感動を味わいたい!」と自分を奮い立たせ、少しずつ時間を見つけては読み進め、結局一ヶ月かかりましたが読み終えることができました!!自分をほめてあげたい気分です。
前半は重苦しい空気が続き、展開もゆったりとしていて若干うんざりしてしまいましたが、終盤はページをめくる手が止まりませんでした。読み終わった後は書き表せないほどの感動と、このすばらしい物語が終わってしまったことに対する切なさでしばらく放心状態になってしまいました。
ただ、私の拙い英語力では細かい描写や言葉の裏に隠れた深い意味までは読みとれていないこと、一巻を読んでから8年以上が経っており、忘れていることがたくさんあること、等から皆さんが言うように「今までちりばめられてきた伏線がすべて集約された」と感じることができませんでした;もう一度一巻から六巻を(特に、間違いなくこの物語の裏の主役であるスネイプ先生に注目して)読み直し、改めて今度は日本語訳の七巻を読もうと思います。きっと更なる感動が待っているでしょう!


 感想

1〜6巻まで、ゆっくりおさらいをして……

 熱狂的なハリポタファンではないけれど、1999年に1巻を読んで「面白い!」と思って以来、付き合ってきたシリーズなので、けじめとして7巻を読んでみた。
結論は――読んでよかった!
5巻あたりは、大方の意見にたがわず、中だるみを感じ、もう読むのやめようかなと思ったりもしたが、7巻を読み終えて、ハリー・ポッターとは、1〜7巻で一つの作品として評価しなければならないものなのだと、あらためて実感させられた。

指輪物語、ナルニアの時代に生きた世代と同じように、このような大作ファンタジーを、次の巻を期待しながら一巻ずつ読める時代に生きていることを幸せに思わなければならないのだと感じる。

あえて内容には触れないけれど、私は1〜6巻をおさらいすることなく、あわてて読んでしまったので、忘れてしまっている伏線がたくさんあって歯がゆい思いをした。
来年の翻訳を待たれている方は、けっして焦ることなく、これまでの全巻をゆっくり読みなおしておくことをおすすめしたい。





 感想

内容が充実

 最終巻の面白い所は、これまで出てきた主要な登場人物が協力あるいは敵対しながら、魔法,アイテム(ホークラックス,透明マント,グリフィンドールの剣,など)や登場人物のの謎・秘密が解き明かされ、ハイライトである最終対決にむかって進んでいくところだと思います。
 第1巻・第2巻で本書が世界的に有名になった際、作者は「物語の最終部分は、既にできている」とインタビューに答えていました。今回出版するにあたり、その最終部分が変更されたかどうかは知りませんが、これまでの1〜6巻の話が、最終巻に向かって作られてきたことがよく分かります。
 英語だったので細部は難しい所があるが、筋がはっきりして、内容が充実しているので、読むのが困難なものではなかったです。


 感想

終わってしまった

 これまでの伏線が張られた謎が明らかになっていき、とうとうハリー達仲間ともお別れ
淋しいけど…
あの人物の意外な真実も明らかに!
英語力無くて、苦戦でしたが日本語訳が待ちきれなくて…日本版出たら改めて読み直します。


読み終わった方
なぜ細かにあらすじを書いておられるのか。がっかりです
レビューを読むのは、まだこれから読む人です。
うっかり見てしまったら台無しですよ
細かな話はまた別な所でお願いしたいですね
参考にするもなにもあったもんじゃないっっと思うのですが


 感想

ついに終わってしまった・・・

 第1巻から最終巻まで、
大事に、大事に、1chapterずつ読んできましたが、
ついに読み終わってしまいました。

第1巻から第6巻までの内容が、ここにきて全て意味をなし、
これこそ最終巻、というべき内容になっています。

多くの犠牲者を出してやっと終焉を迎えた闘いから、
私たちは何を読み取ればいいのでしょうか。

100%のハッピーエンドではありませんが、
だからこそ、この闘いの中から、
結果ではなく、そこに至るまでの長い道のりから、
Harryはもちろん、Ron、Hermione、そして多くの仲間たち、
そして、Harryたちの敵だった相手からでさえも、
学ぶべきものがあったと思います。
そして、最終的には
「愛は全てに勝つ」
ということでしょうか。
使い古された言葉かもしれませんが、
やはりこれにつきるな、と思っています。

Rowlingさん、ありがとう。
十分楽しみました。



 感想

面白かった!

 読み始めて3日で読んじゃいました〜。面白くてやめられなかったよ〜。かかった時間は多分8時間ぐらい?涙なしじゃ読めなかったです。本当にたくさんの人が死にました。
シリウスがもしかして戻ってくるのでは?!という期待はとうとう裏切られました。残念。
この最終巻では6巻で謎に思っていたことが全部明かされてすっきりしました。一番気になったのはやっぱりスネイプですかね!
最後まで読み終えてしまうと、なんだかとっても寂しいなあと思いました。もうこれでハリーの世界とも会えなくなるって思うとね。でも、楽しかったよ!


 感想

ありがとう!

 5、6、7巻と一気に読みました。
奥が深いですね。
綿密なストーリー展開とキャラクター設定に圧巻です。

みなさんのレビューにもあるように、
7巻前半のゆるーい展開と最後のほうの強引な展開には
やや疑問が残りますが、
1〜7巻を通して考えると、作者の力量はすばらしいと思います。

2010年公開と噂される、映画版を早く見たいですね。
ローリングさん、楽しい時間をありがとう。



 感想

様々な想い

 この巻では登場人物達の様々な想いや本性が明かされていきます。
その人達は自分の為ではなく,「自分の大切な誰か」の為に戦います。
命を落とすこともいとわずに。

その人達の中でも特にスネイプの想いには涙が止まりませんでした。
一文一単語読むたびに想いの強さが伝わってきます。
その中でもスネイプの最後の言葉とダンブルドアに問われた時に答えた2つの単語が非常に印象的でした。

スネイプは間違いなくこの長い長い物語のもう一人の主人公です。

初めて英語版を読みましたが,英語だと単語がその場にあったものが選ばれていてストレートに伝わってくるので日本語版より英語版の方が良かったです。

愛することの素晴らしさ,大切さを知ることができました。


 感想

すごいぞローリングさん

 このシリーズの素晴らしいところは,
1巻が売れたから続巻を書いたという卑しい根性(?)ではなく,
始めからシリーズのつもりで書いていたという点だと思います。
だからこそ,1巻から最終巻の謎解きまで
一本の線できれいにつながっているのですよね。
途中の巻にはなかだるみもあり,最終巻でも途中までなかだるみを感じましたが,
終わってみれば,これだけの想像の世界をよく練って作り上げていると思います。
確か,作者は,1巻を書き始める段階で既にスーツケース1杯分の資料を持ち,
最終章は早々に書いて,話が違う方向に行かないようにしていたとか。
なんというか,話のおもしろさだけではなく,作者の努力や熱心さを含めて感服してしまいました。
ハリー最終巻を待ち焦がれ,世界一斉同時発売の日に
本屋に走った一人であることをうれしくさえ思います。 Also read an 極度なスリラー Tino Georgiou--The Fates.


 感想

感動しました!!

 ハリーの最終話はとても感動しました。
思ってもみなかった人がハリーの味方だったり、ダンブルドアの家族のことが分かったりして
ドキドキしながら聞いていました。ジムデールの朗読ははすごく分かりやすいはっきりした読み方なので、聞きやすいと思います。
ハリーの話が終わってしまったのは少し悲しいけれどとても面白い話でした。
是非聞いてみてください!!


 感想

loved it!!!worth the wait

 maybe the sleepless nights and tons of tears (most of it for the disappointment in the last movie) is a fair price to pay for finally having the final masterpiece of Ms J.K.Rowling.
A fair price indeed esp. after recovery from 3weeks night and daysdreaming what ive read.ive read it since last july 202007 perhaps more than 10times and still counting.
It’s a book of adventure,love,friendship,family,bravery,character,moral,faith and the magic of all.It is indeed a book of magic but the magic is actually the lessons and witchcraft is perhaps just a tool to make us more interested in learning them.
Try it! its worth every penny^_^


 感想

CDのレビューです!

 一巻から聞き始めてもう七巻。ずいぶんお世話になりました。
翻訳版、映画等ハリポタを楽しむ媒体は幾つでもありますが、
私にとってCDを聞きながら、原書(US版)を聞き読みして
行く方法が一番わかりやすくて、楽しめました。
始めにUKでさっと読んでから、CDで楽しむ。
するとさらっと読んでいてはわからなかったところが
すっと見えてくる。映画を観ているみたいに。
だから省略部分の多い映画を観るとちょっと物足りない
気分になる。

Jim Daleも独りでさまざまな声を使い分け、臨場感あふれる
表現力に感服します。
もう続きがないのかと思うとやはり寂しいいけれど、
本当に今までありがとう!と伝えたい。


 感想

7巻で初めて内容がわかりました。

 英語でハリーポッタを各巻読むのに挑戦しましたが、これまで、どの巻も飜訳を読むまで内容が分かりませんでした。7巻で初めて、最終章だけは、日常会話の英語が不得意な私でも、内容がわかりました。

想定していた結論にかなり近い内容だったからかもしれません。

ハリーとジニー、ロンとハーマイオニーという登場人物、ロングボトムの活躍など、感慨深い結末です。


 感想

寂しいかぎり

 初めてハリポタに出会って以来、これまでの作品はすべて原書で読んできました。また、ステファン・フライさんの朗読を何度も聞き返し、1巻からのストーリーの流れはほとんど覚えています。そんなハリポタ漬けの生活もこの7巻が出た時点でもう終わり。後は何を楽しみにして生きればよいのか…と言うとちょっと大げさですが。

肝心の7巻についてですが、たくさんのレビュアーの方々が書いているとおり、とても面白かった。前半のややゆっくりとしたペースから、最後は怒涛の展開が待っています。前半が間延びしているという話もありますが、僕には前半部分もとても面白かった。

旅は苦難の連続で、状況はどんどん不利になる一方で、仲間との関係もぎこちなくなり、信じていたはずの人物への信頼も揺らいでいく。そんななか、ハリーとハーマイオニーが雪のなかで二人で静かに佇む場面があるのですが、なんとも言えない切なさがあり、僕の大好きな場面です。

後半部分は本当に怒涛の展開。ややご都合主義的な点もありますが、そういう細かいところは気にしない。1巻から続く壮大なストーリーの全貌を心ゆくまで楽しんで欲しいところです。

正直、これまでの邦訳の出来にはそれほど感心しないので、出来れば原文で読んで欲しいなあ、と思います。


 感想

上下巻セット販売

 毎回思いますが、セット販売をやめてほしかったです。
長時間飛行機に乗るのに空港でとりあえず上を買おうと思ったけどセットだったので重くて断念しました。高額なので、セットだとなかなか買う勇気もでないこともありました。

様々な誤訳が明るみになっていますが、やはり訳がイマイチでした。
とくに今回の巻は、理解できない難しい日本語の単語、今時誰も使わない言葉遣いにイライラさせられました。子供は理解できるのでしょうか?

それから、訳者あとがきで、自分はこんなに頑張った、みたいなことを書かれてとても興ざめでした。でしゃばりすぎでしょう。


 感想

遂に完結してしまいました。

 複雑な一つ一つが、きちんとつながり、今まで解らなかった謎も、それぞれの思いもわかってスッキリします。後半はほとんど一気に読みたくなるので、時間がとれる時に読む方がお勧めです。
登場人物全員が物語を支え、物語に命を吹き込んで、主要人物のその後もわかり、満足のいく結末でした。
読みにくさの不評もありますが、物語がしっかりしているので、話の筋は解ります。
…年齢による理解力の差は、よく言えば、年を経て読み返す楽しみを与えてくれると思います。
スネイプやダンブルドアの隠された思いを知った上で、もう一度全作通しで読んでみたいと思います。


 感想

原作はすばらしい。訳は最悪。。。

 原作は最高に素晴らしかった。至る所に隠された言葉遊び。悠々と流れてゆく文。心が洗われていく。先をめくってゆく指が止まらない。紙からこぼれ落ちてくる登場人物達の躍動。全てが一品だった。。。
日本語訳は何故にこうまでダメなのだ?古くさい黴の生えたような訳。身体が痒くなってくる。いくらなんでも、『驚き桃の木山椒の木』はないだろ。ハリーやロン、ハーマイオニーとは多分同世代だとは思うが、こんなことをいうやつは1人としていない。
淀んだ水を流す川には先はない。

本来なら★を10コなのに訳があまりにも悪いので、★4コになりました。


 感想

おもしろかったです。

 やっぱりおもしろかったです。
この世界は目に浮かぶようで、自分の目の前にその世界が広がるようで、いつもわくわくさせてくれます。
前の巻とのつながりもおもしろく、ちょっとした著者のジョークやいたずらもくすっと笑ってしまいます。
でも、やっぱり7巻では思っていたよりもっと多くの身近な人が亡くなってしまったのをみて、胸がぎゅっと締め付けられました。ここまでやっちゃう必要はあったのかなと思っちゃいます。それに、知りたかったことが、知れずに終わったことも残念でした。気になったので、サイトで調べて、何個か解決したのですが、分厚くなってもいいから、本にもう少し詳しく書いてほしかったです。それは別の本で書いてくれるのかな?
そのせいもあって、少し物足りなさを感じました。期待しすぎちゃったのかもしれません。その後のことももっと知りたかったし、ペチュニアおばさんとダンブルドアの約束も知りたかったし、ハリーの両親がどう仲良くなったのも、スネイプの過去ももっと知りたかったです。なぜなぜなぜが解決されずに終わってしまった気がします。
でも、それでもとてもおもしろかったです。この世界にもう入れないのがとても残念です。


 感想

今から小学生に勧めたくはないが

  第1巻「ハリーポッターと賢者の石」の出版以来,当時小学生の子供とともに,毎年1巻ずつ読んできましたが,新巻が出るころには前の話や登場人物のキャラを忘れてしまっていて,結構読むのに苦労したので,やっと最終巻完結ということで,それなりに感慨深いものがあります。
 本シリーズは,全体として,「指輪」や「ナルニア」のように深みのある話ではありませんが,これだけ長い物語なので,じっくりと複線を張ることもできたわけで,まずまず面白い物語ではありました。
 とは言え,児童書として,今から小学生に「賢者の石」から全部読むことを薦めたいかと言うと,私は薦めたくはないですね。
 日本語訳が悪いという評判とか(英文を読み通す根性の無い私にはコメントできません),結構ストーリーに残虐なところがあるだけでなく,何と言っても主人公のハリーが好きになれないのが最大の要因です。
 ハリーは子供だから仕方が無いだろうと言われてしまえばそれまでですが,ハリーは愚かなばかりでなく(魔法学校の成績のことではない),実にアンフェアなところが感じられるのが共感できない理由だと思います。
 映画やDVDを観た後で小説を読み返しても,ハリーの顔としてラドクリフの顔が思い浮かばないのは,いかにも賢そうで正義感の強そうな風貌のラドクリフと小説のハリーのキャラが重ならないのが原因ではないかと思っています(ちなみに,エマ・ワトソンは美少女過ぎるのでハーマイオニーのイメージと重ならないですね。)。
 小学生にヒロイックファンタジーを薦めるなら,「ナルニア」とか,エミリー・ロッダの「ローワン」シリーズ等のほうを薦めたいと思います。
 ただ,ハリーポッターシリーズも,魔法使い物のファンタジーが好きな大人なら,それなりに楽しめるでしょうし,映画は,これまでのところかなりコンパクトにまとめているので原作を読んでおかないと分かりにくいところがあることから,映画ファンが予習として小説を読んでおくというのもいいかもしれません。


 感想

最終巻として納得のいく内容でした。が、

 それまで張られていた伏線に関し、全てを明らかにしている点や、主要人物のその後も描かれているなど、最終巻として、問題のない内容になっているとは思います。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの感情のぶつかり合いは今回もありましたが、これも成長した証であり、想定の範囲内。むしろ、ハリーと周囲の人々との心のつながりがきちんと描かれているところに感動すら覚えました。
また、最終決戦のシーンは活字でもかなりの迫力。ただ、最終巻全てに渡って、今までになく多くの主要人物の死があり、大きな悲しみに包まれます。
第6巻を読み終えた時点で、私が一番気になっていたのはスネイプなのですが、この最終巻で謎が明らかになり、納得のいくエンディングでしたね。

ただ、星1つ減らしたのは、文章が今までの中で一番読みづらかったから。
夢中になって読み進めていたのですが、なかなか先に進めることができず、イライラしていました。
(これは訳のヘタさなのか、はたまた重苦しい雰囲気を持つストーリーのためなのかは、原書にチャレンジすればわかることなのかもしれませんね)


 感想

後半怒涛の展開。寝不足必至?です。

 ハリーポッターの最終巻。多くの方が書いているように、シリーズの
あちこちで残された疑問が解決されるようになっています。
あらすじについてはネタバレになるので、詳述を避けますが、巻を追うごとに
顕著になる「前半の展開の遅さ」はあいかわらず。かなり複雑な筋立てなので、
ディテールを書き込む必要があるのでしょうが、前半と後半では、ストーリー
展開のスピードにかなりの開きがあります。

そんな不満もありまがら、やっぱりこのシリーズは良くて来ていますね。
謎解きや冒険という面からも、かなりおもしろい。
ご都合的な場面があったのも事実ですが…。

これだけ長い物語が大きな破綻を見せないのは、プロットと世界観が
しっかりしているからでしょう。
たとえば、You-Know-Who が世界を席巻してから起こる社会の変化には
リアリティがあり、"Mudblood"の登録制などはナチスが実際に行った、
ユダヤ人の血統証明などを参考にしているそうで、背筋が寒くなります。
また、登場人物の設定もしっかりとされており、多くの場合、読者は
それぞれの行動に納得できます。

また、物語のテーマも重層的で、ストーリーの重要な部分を占める、
Dumbledoreとハリーの関係なども、信頼とは何かいうかなり重いテーマを
含んでいます。そうした点から見ても質の高い物語と言えるでしょう。

何はともあれ、後半に入るとなかなか途中で投げ出せません。
最後はほぼ徹夜でした…。
後半に入ったら、時間を確保して読んだ方がいいかも知れません。


 感想

ハリー・ポッターの額のきずに秘密があった!

  最後から100ページあたりに、額の傷の意味が書かれていて、唖然としました。どんな秘密だって!? それは、あなた自身ががんばって、そこにたどり着いて、私のように呆然になってください。
ヒントは、Ginnyの日記です。うーん、まさか、と思ったけれど、なぜ、Voldemortの思考を読み取ることができるのか? また、そのために苦しむのはなぜか? がわからなかったけれど、
この説明を読んで「うーん、なるほど」と思いました。だから、がんばって最後まで読んで行きましょう。


 感想

こんな時代だからこそ子供にしってもらいたい事

 最終巻を読み終えた私はため息をついて思いました。ただのファンタジーじゃなかった。これは魔法界の戦争の話だったんだと。
正直な話、ハリーポッターと賢者の石を読んで他の人が絶賛するほどおもしろいとは思わなかった私です。もっとうまい書き手はたくさんいるし、あいまいな表現が多かったから。
でも2巻目で1巻の伏線に気がついた時味わったことのない衝動が走り3巻ではそのおもしろさに夢中で何度も読み返した
4・5・6と巻が増えるごとに暗いからとか、長いだけだからという理由で周りで読んでいた人達が段々映画しか見なくなっても私には結末の推測をする事が楽しくてしようがなかった・・・
そして7巻を手に取りました
今までも本の中ではたくさんの魔法使い達が命を落としてきました。でも私達読者はシリウスやセドリック、ダンブルドアの死を嘆き悲しんでも、けして日刊預言者新聞でチラっと聞いただけの人の死まできちんと見つめていなかったのではないでしょうか。
皆が夢中になったハリーポッターというお話は魔法界の戦争の話だという事実、それが7巻には詰まっているのです。最初は暗くつまらないと思うかもしれません。でも戦争って明るく楽しいものではないですよね。いつの時代も平和と引き換えに失ったものがあまりにも大きいのが戦争。亡くなった人々は果たして幸せな人生だったのでしょうか。特にあの時Anythingと答え、最期までそれを守った彼の事を思うと決して手放しで喜べないのです。
ハリーポッターが好きな方ならきっと原書でも7巻は読破できると思います。私は原書できちんと読んだのは初めてでしたが時には笑い、時には涙し、読破しました。
読破後、複雑な思いになりました。でも改めて平和を愛し、愛の偉大さに気がつかされました。私は自分の娘がもう少し大きくなったら読ませたいです。娘にも気がついてほしいから


 感想

和解すること

 母親の護りの効力が切れた後、ハリーが「自生」=自立するまでの過程が描かれています。
最終巻でやっとダンブルドアの秘密そしてスネイプの本性と淡い想いが明らかにされます。
しかし第七巻においては、叔母一家との和解、喧嘩したロンとの和解、そして死との「和解」
(=受け入れること、理解すること)など、和解が主題であると私は思いました。
一連のヴォルデモート一味との戦いでは、英雄が大活躍するような描写は
意図的に避けられているように思えました。
“That wand’s more trouble than it’s worth”(749頁)というハリーの言葉には、
戦いに「正義」や「美徳」などを持ち込みたくないローリング女史の気持ちが
込められていると私は思いました。
「敵」と戦うことよりも、758頁でハリーがこれまで「敵」とみなしていたSlytherinを
高く評価したように、「敵」に見えるものを受け入れていく営みの方が重要だ、
と女史は訴えていると私は思いました。




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